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第五の季節
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第五の季節の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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タイトルに三部作を読んでの感想と書いていますが、シリーズ最後の輝石の空は途中で読むのをやめてしまいました。 一作目ではダマヤ、サイアナイト、エッスンの3人の女性の関係が後半で明らかになる流れが特に驚きで、これからもこんな体験をさせてくれるならと思ってワクワクしていましたが、二作目のオベリスクの門は淡々と生活が続くような感じで、世界の説明や作中に登場する超自然的な力の説明も小出し小出しで辟易してしまいました。 特に気に食わないのがシリーズ通して2人以上の登場人物が交代で話が進んでいくのですが、その切り替わりのタイミングが毎度良いとこで切られるので正直続きが気になるというよりはただただストレスです。 他の方のレビューでも言われている通り、語り部の語り方が特殊で読みづらいです。話の内容も作者の作った造語が飛び交うのでわかりづらいです。私もレビューで見て覚悟して買いましたが、三作目でギブアップしてしまいました。 また、これは完全に愚痴に近いのですが三作目の作者あとがきで開口一番「フゥー、なかなかキツかったでしょう?」みたいなことを書かれていて、いやそんなこと言うならもっと読みやすい文章を書いてくれよと思いました。 一作目の第五の季節は全編通して面白いと感じたのでおすすめできるかなとは思います。 いつか、半分くらいでリタイアした三作目を読み切ったらまた評価変えるかもしれませんが、二、三年は読む気がしません。 | ||||
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この本の裏表紙に書かれていた「3部作が3年連続ヒューゴー賞受賞。世界の終わりの物語」という言葉に惹かれて手に取った。正直、少々わかりづらい。けれど、世界の終わりをどう表現するのか、3年も連続して大きな賞を取るにはきっと理由があるはず、そう信じて諦めずに読み進めた。途中、繰り返し出てくる「錆び」「錆び地球」「地下火」というフレーズ‥会話の途中にも出てくるこのフレーズに疑問を持つが、きっと訳本でなく英語の原書で読めればその疑問は解決するのかもしれない。 読み終わって思うのは、なんとも形容のしがたいストーリー。意思や感情を持っている地球。その地球の地震事象を操ることができる特殊能力者オロジェンたち。これだけの能力を持ちながら、彼らには自由がない。怯えている。それはなぜ?世界の終焉て何?そして不可解な終わり方。二部へ続くということか? 巻末の解説者が「最後まで読んだらまた読み返すといい」とあった。本当にそう思う。二部へ進むかどうかはそれからだ。 | ||||
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SFなのだと思って購入したが実はファンタジーなのだとわかった。SFは好きだがファンタジーが苦手な自分にはとっつきにくい物語だった。 地球科学的な導入部の描写がこの先の物語を期待させてくれるものだっただけに、そのあと数百ページ延々と続く「エッスン」「ダマヤ」「サイアナイト」という女性たちの辛い生活の長い描写は、読むのに忍耐を必要とした。言い回しもややくどい。 ただ、物語を読み進めてから最初の方に戻ってまた読んでみると、最初はわからなかった様々なことが腑に落ちる。そういった奥深さがある。謎はまだまだたくさんある。これからいずれ、残り2巻も刊行される予定とのこと。どんな物語になるのか、待ちたい。 | ||||
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三部作の一の時点ではSFというより(SF)ファンタジー寄り。 相当粗削りなのに評価が高いのは、SFファンタジー要素のごった煮感と大きなサプライズ要素のためか。 作中で「何でもアリの本が好き」というような登場人物の語りがあるが、作者の趣味の代弁とも思える。 物語視点は主に三つで、作中用語が初っぱなから飛び交い、 しかも同一の対象を指すのに文化の違いで呼び名が異なっていたりとややこしいことこの上ない。 まわりくどい一人称語りとまどろっこしい展開で、徐々に世界観があらわになっていくのは手法とはいえ、 中盤くらいまではあまり面白くない。 終盤前に、ある登場人物の行動が個人的にかなり驚愕だったので、それだけでも読む価値はあった。 そして次作に期待させるラスト。 「謎」で引っ張るというよりは語られていない過去の物語が大量に埋もれていることを見え隠れさせ、 閉じない物語としての期待で楽しませる小説。 だから(一)の時点では読者の想像力に満足感が左右される。 | ||||
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