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第五の季節



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【この小説が収録されている参考書籍】
第五の季節 (創元SF文庫)

第五の季節の評価: 3.53/5点 レビュー 15件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.53pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(1pt)

本当にひどい

時間の無駄
第五の季節 (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:第五の季節 (創元SF文庫)より
4488784011
No.1:
(2pt)

単調で退屈だった

その世界では、数百年ごとに大規模な災害が起こって文明を亡ぼす。
大地と語って情報を収集し、様々な超能力を発揮するオロジェンと呼ばれる人々がいる。
オロジェンは一般人から畏怖され、時には差別される。夫に連れ去られた娘を探す母親・学校で能力を磨く少女・公的な職につくオロジェンの女と三つの視点から物語が進む。

設定は面白そうだ。が、冗長で退屈である。アクションが極端に少なく、陰鬱な描写が続く。
私の苦手なル=グィンを思わせる作風だ。思弁的でハイブロウというのか。
そういうのが好きな人には、向くかもしれない。
それにしても、本作にこの長さが必要だろうか。文庫600ページは、面白ければあっという間に読める。
しかし本書読破は、苦渋に満ちた難行だった。三部作の一作目らしいが、一冊で食傷した。
作者はアフリカ系女性作家で、反差別とフェミニズムが看板らしい。
たぶん本書の鬱屈した雰囲気は、マイノリティの情念がこもっているのだろう。
主義主張を語るのはいいよ。でも、もう少し小説として面白くないと。
ラスト数ページのアクションは、少しだけ心惹かれた。

あと、「地球との通信」という訳語は誤解を招く。惑星移民の話みたいではないか。
「大地との交信」とでもするのがベターだろう。
第五の季節 (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:第五の季節 (創元SF文庫)より
4488784011

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