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鏡の男



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【この小説が収録されている参考書籍】
鏡の男 (上) (海外文庫)
鏡の男 (下) (海外文庫)

鏡の男の評価: 4.25/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.25pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

シリーズの中で最低かも

<ヨーナ・リンナ>シリーズ8弾。
ヨーナは国家警察に復帰し、かつてのように前線で活躍する。
内容は紹介にある通りで、いつにも増して若い女性が残虐に殺されるシーンが続発し、下巻中盤までは興味深く読んでいた。
しかし、犯人が解明したあたりからはエンディングまで興ざめ。
どんでん返し後、小説の中で作り上げた事実に、その理由を後から一生懸命こじつけた印象。
ウケを狙ったのだろうけど、それが露骨で薄っぺらいのだ。今回も活用される催眠療法(現実では有効性は確認されていない)併せて、私はこのようないかにも浅薄なフィクションめいたネタを好まず、今作はシリーズの中でも最低だったと思う。もうネタ切れなのか。

同僚刑事サーガは前作エンディングから心を病んだままで、ちらっと登場するが活躍は一切ない。
数年前ヨーナが現職を退いている間、妊娠後期でふうふう言いながら代行していた警部補マルゴット(#5『つけ狙う者』)は、ヨーナの上司になっている。あの時もたいした活躍はなかったが、今はプライドだけが高くものわかりの悪い能無し上司だ。

本シリーズは当初8作までとされていたが、前々作あとがきで10作目くらいまで延長されるようだとあった。ラストから受けた印象ではやはりさらに続くようだ。せっかくの大作シリーズなのだからファンをがっかりさせないためにも、残りの作品はもっと充実した内容を期待する。
鏡の男 (上) (海外文庫)Amazon書評・レビュー:鏡の男 (上) (海外文庫)より
4594092284

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