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闇の聖域
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闇の聖域の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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舞台は昭和初期の大連。連続殺人事件を追う警官と憲兵隊の軋轢、難病をかかえる画家の女性とロシア人青年の恋の2つの物語が平行してすすむ。この著者らしいしっかりした時代考証で、どう物語が展開するかドキドキしながら読んだ。 でも、結末に唖然。最後は幻想小説風の幕切れ。リアリズムの映画と思って観ていたら、最後はディズニー映画だった、という感じ。佐々木さん、好きな作家だけど、最近の作には首を傾げてしまう。『抵抗都市』は無理やりパラレルワールドにした普通の警察小説だったし、今回もファンタジーの舞台が大連になるのかわからない。いったいどうしたのだろうか。 | ||||
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著者得意の大戦前後の時代背景で満州を舞台にロシアや軍部、警察など入り混じった登場人物で前半は期待を持たせる。 連続殺人の犯人を追いかける過程は1枚の写真との関連付けも上手く展開は悪くない。 なのに犯人が分かったとたんに、そんなのありなのという展開で一気にリアリティがなくなり、ストーリーの濃厚さが薄まってしまう。 この展開って始めからの設定なのであろうか。 それならあえてこの時代設定にする意味がないし、途中で路線変更したなら安易というか手抜きというか。 正直どうしてこんな犯人にしたのか疑問が残る。 小夜のその後はどうなるのであろう。 | ||||
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