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闇の聖域



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【この小説が収録されている参考書籍】
闇の聖域

闇の聖域の評価: 3.50/5点 レビュー 6件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(2pt)

リアリズムの映画を観ていたら、最後はディズニー風のファンタジーだった、という気分。

舞台は昭和初期の大連。連続殺人事件を追う警官と憲兵隊の軋轢、難病をかかえる画家の女性とロシア人青年の恋の2つの物語が平行してすすむ。この著者らしいしっかりした時代考証で、どう物語が展開するかドキドキしながら読んだ。
  でも、結末に唖然。最後は幻想小説風の幕切れ。リアリズムの映画と思って観ていたら、最後はディズニー映画だった、という感じ。佐々木さん、好きな作家だけど、最近の作には首を傾げてしまう。『抵抗都市』は無理やりパラレルワールドにした普通の警察小説だったし、今回もファンタジーの舞台が大連になるのかわからない。いったいどうしたのだろうか。
闇の聖域Amazon書評・レビュー:闇の聖域より
4041120659
No.1:
(2pt)

犯人が分かるまでは惹きこまれる

著者得意の大戦前後の時代背景で満州を舞台にロシアや軍部、警察など入り混じった登場人物で前半は期待を持たせる。
連続殺人の犯人を追いかける過程は1枚の写真との関連付けも上手く展開は悪くない。
なのに犯人が分かったとたんに、そんなのありなのという展開で一気にリアリティがなくなり、ストーリーの濃厚さが薄まってしまう。

この展開って始めからの設定なのであろうか。
それならあえてこの時代設定にする意味がないし、途中で路線変更したなら安易というか手抜きというか。

正直どうしてこんな犯人にしたのか疑問が残る。
小夜のその後はどうなるのであろう。
闇の聖域Amazon書評・レビュー:闇の聖域より
4041120659

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