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徳川家康
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徳川家康の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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子ども向けに簡易に書かれているが、エッセンスがしっかりとらえられており清張らしさが漲っているところがよかった | ||||
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うちの子供たちにも読ませたくて新装版を買いました。これが王道だよね。山岡荘八のも実家にあったのを読んでいて期待していた家康像があったので 今年の大河ドラマでは頭と心が???????になりました。 | ||||
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家康が若い側近に「五字でいうは、上を見な(上を見ればきりがない)。七字でいうのは、身のほどを知れ(上を羨ましがってばかりでは身を誤る)」と諭す。封建制を確立した家康の本領発揮の言葉だ。 | ||||
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小中学生向け、歴史初心者にもとてもわかり易く、一気に読んでしまいました! 神君の思慮深さや人柄がよく分かって、ますますこれからの大河ドラマが楽しみになりました!神君は実はイケメンのタヌキだったのですね(=∩_∩=) | ||||
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読みやすい入門書。子供向け。 | ||||
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『高校殺人事件』と同じく、清張さんとしては珍しいジュブナイルもの。徳川家康の生涯を多くのエピソードを通じて読みやすい文章で綴っている。清張さんらしい民衆史観らしきものが記されている箇所もあり微苦笑を誘う。大人にも薦められますよ。カバーのイラストが松本潤風になっているのは苦笑を誘いますが。 | ||||
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今さら家康の伝記なんか読まなくてもという気もしたが、清張の著書が新装版で出たのでは、見逃すわけにいかない。数行読んであまりに子供っぽい文章に驚いた。小中学生向けの本だったらしい。わずか250ページで生涯を追えるので、手頃でわかりやすい。 信長や秀吉との関係がよくわかった。この二人が傑出した人物だったのに一代きりで終わり、家康が三百年続く幕府を築けたのは、組織作りに成功したからだという話には納得である。勇猛にして機略縦横といえば信長や秀吉を連想するが、この二人は大軍で押し包んで潰すような慎重な作戦がほとんどで、冒険はしない。むしろ家康こそ大胆な戦略家だったのだ。これは山田風太郎も書いている。 人物はよくわかったが、やはり堅実と節約が座右の銘というのは魅力が無いな。変な妄想にかられて暴走した信長や秀吉のほうが人としては面白い。 | ||||
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私はかなり前に読み放題でダウンロードしたので、表紙は“徳川家康”と“松本清張”と書いてあり、上下に色がついただけの無骨なものだった。しかし大河ドラマが決まったかなにかで、表紙が一新されたようだ。 私は歴史にまったく詳しくないが、この“徳川家康”は青少年向けに書かれたもののようで、大変読みやすく感じた。それでも自分が馬鹿なため、わからない部分もあるが、歴史初心者には大人でも十分に楽しめる内容だと思う。 | ||||
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2023年に始まるNHK大河ドラマ『どうする家康』のオンエアに合わせて角川文庫の「新装版」が出ました。 おっと!! 文庫カバーの肖像画は、どう見ても主演の松本潤さんですね。 ひょっとすると、これで徳川家康のイメージが大きく変わるかもしれません(まさか!)。 松本清張著『徳川家康』は青少年向けに書かれた偉人伝の定番。内容は昭和の史観に基づいていますが、テンポがよくて読みやすい良書だと思います。 なんとなく表紙につられてポチったひとも、積ん読にしないでガチで読んでほしいです。 | ||||
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本書はジュニア向けに書かれた作品とも聞くが、家康の知られていなかった数々の生身の人間性に触れることができ、また乱世を終わらせた後300年も続いた平和国家を築き上げた家康の思慮や信条を知ることができ、大人が読んでも大いに感銘を受ける作品である。松本清張氏の英雄を見る眼やその功績の背景の分析力の深さは流石だと思う。 幼少期に母と別れ、今川家に人質に出され、長じてからは信長との同盟関係を結ぶも信長の命で長男信康の切腹を強要されるなどの不幸が家康をして「人は一生重荷を負って、遠い道を行くようなものだ。不自由が当り前だと思っていれば、不平や不満を持たずとも済む」という人生観とともに先人や周りの人たちを観察する中で「部下を使うのに、贔屓や不公平があってはならない」とか「忍耐、質素、堅実を旨として、贅沢を戒める」といった人生訓を持つに至った経緯が記されている。こうした人生観ゆえに華美を嫌い剛健な気風を養った源頼朝を尊敬したという。頼朝が実弟の義経や範頼を殺害した背景を「天下を治めるのは一人、その後を継ぐのも一人。その他の兄弟は、他人と同じだ。兄弟面をして威張って天下を乱すようであれば、除くのが筋である」と捉えている辺りに、権力者はそれくらいの覚悟がなければ国を治められないとする家康の極めて冷徹な権力像が見える。この冷徹な権力像が、大阪冬の陣・夏の陣での豊臣家の廃絶、外様・譜代大名の絶妙な配置に拠る謀反防止や幕府への抵抗の目を摘み、金を浪費させて軍資金をつくらせない「武家諸法度」の制定等に反映されていると思う。 家康が学問にたいそう熱心であり、藤原惺窩による「貞観政要」を受講し、「周易」、「七書」等の中国の儒学、兵学の書籍や「大蔵一覧」等の仏教関連書籍、更には生涯愛読したという鎌倉時代の歴史書である「東鑑(吾妻鑑)」の出版も積極的に行ったという。家康は吾妻鑑や貞観政要等中国の古書から政治上の諫め事や推奨事を学び、こうした知識を限界がある個人の力ではなく組織の力によって平和が持続する統治体制の構築に生かしたいという強い意志を持っていたものと思う。 本書の最後に記されている家康の言葉には重みがある。「人生には三つの変わり目がある。一つ目は17~18歳頃で友達の感化で人間が悪くなる、二つ目は30歳頃で慢心して老巧の者をバカにする心が起きてくる、三つめは40歳頃で今まで経てきたことばかり振り返って、将来を見ようとせずに積極性が乏しくなる」。家康は死に至るまで日本国家の安寧の仕組みを考え続けた偉人だったのだろうと思わずにはいられない。 | ||||
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ただ清張さんはうんちくの人です。よく調べていますし。つい微に入り細を穿つて語りたくなります。男性の多くはそうですが、彼もそう。途中から、ジュニア向けを忘れています。そこが残念です。歴史の苦手な人にもわかりやすい家康像ですね。彼の苦労、知性、胆力、視野の広さあってこそ、徳川の長い平和がもたらされたとわかります。晩年まで鷹狩をして、体を維持し、人心を知ったというのは初めて知りました。 | ||||
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戦国時代を終わらせた徳川家康の政治家として持つべきビジョン、リアリズム、パーソナリティが松本清張の筆によってによってみごとに再現されている。秀吉の亡くなった後、家康の行ったことは在朝鮮日本軍の帰還命令であった。これは、誠に適切な措置であった。秀吉の朝鮮侵略は今もって、日韓両国民の傷跡になっていることを思うと誠に慚愧に絶えない。 さらに一例をあげれば、豊臣家を完全に滅亡させようとする信念である。豊臣家を一大名として残せば、豊臣恩顧の大名が何時騒擾を起こすかわからない?家康の、リアリズムはそうかんがたのだろう。 最後に家康の晩年のパーソナリティは本多正純が代行していたようだが、その正純が秀忠に改易されことまでは家康は予想しなかっただろう。 | ||||
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知の巨人、松本清張が小中学生向けに徳川家康の生涯を執筆。 徳川家康を誇大に評価することなく、時代の背景とともに客観的に 書いていることに共感を覚えます。 大人でも十分楽しめます。 | ||||
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