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リバー



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【この小説が収録されている参考書籍】
リバー

リバーの評価: 4.06/5点 レビュー 87件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.06pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全87件 1~20 1/5ページ
No.87:
(5pt)

紐がよかった

大長編ですが、読みやすかったと思います。私は、2回最初のほうで挫折しました。3度目の正直です。
この本で一番良かったことは、紐です。長編なので一気には読めません。紙のしおりは読んでいるうちになくなります。
紐のしおりはかなり前に亡くなりましたが、この本にはついていました。是非、集英社以外の出版社も紐をつけていただきたい。
本の価格が上がっているので、それくらいの読者サービスはして頂きたい。
リバーAmazon書評・レビュー:リバーより
4087718050
No.86:
(5pt)

(高かったけど)思い切って買って良かった(笑)

〇 この小説は実際に起きた ”北関東連続幼女誘拐事件” をヒントにしたものだろう。
  幼女を成人女性に、誘拐を快楽殺人(?)に変えてあるが
  栃木、群馬という地名はそのままなので、その生々しさゆえに
  映像化はちょっと憚られるかも知れない(私の勝手な推測です)。
  
  奥田英郎さんは「犯罪モノ」だけを読んでいるが、70を過ぎた私には
  ”吉展ちゃん事件”を題材にした「罪の轍」や「オリンピックの身代金」は、
  その時代を生きた者なので、特にリアリティを感じる。

  奥田英郎の犯罪小説の魅力は、何といっても「違和感の無さ」ではないだろうか。
  数ある犯罪モノやミステリー小説の中には、いかにも劇的なストーリーや
  こじ付けでしかないストーリー展開に、「それはないだろう・・」と、
  ガッカリしたりする作品に多々出会う。出会ってしまう。
  緻密な文章に支えられた「派手な展開に頼らない」作り方だからこそ、惹き込まれてしまう。

  失礼な言い方になるが、今後も「営業的な執筆」に走ることなく、
  本作のような重厚な小説に浸れるその日を、焦らずに待ち望んでいる。
リバーAmazon書評・レビュー:リバーより
4087718050
No.85:
(5pt)

厚いけど面白い!

持って読むのが苦痛な程分厚くて重い本でしたが、読み始めて一気に引き込まれ、これだけの文量が必要だったと痛感させられる内容。
後半までなんども山場があって、面白かったです。この本が私にとって初作品でしたが、この作者さんのファンになりました。
リバーAmazon書評・レビュー:リバーより
4087718050
No.84:
(5pt)

『オリンピックの身代金』『罪の轍』が好きなら本作も間違いなく楽しめます

2019年発表の『罪の轍』では奥田英朗の生み出す犯罪小説(警察小説)の面白さに狂喜乱舞したものですが、本作も『罪の轍』に劣らない見事な出来栄えです。
『罪の轍』や同じく犯罪小説の傑作『オリンピックの身代金』(2008年)では、いずれもスマートフォンなど存在しない昭和30年代後半を舞台にすることで、進んだ科学的捜査がない当時ならではの地道な捜査手法で犯人に迫っていく警察職員たちの熱い捜査と、舞台となる高度経済成長期の日本ならではの熱い町の雰囲気を感じさせる描写に興奮したものです。
一方、本作では現在の関東地方を舞台にしており、あらゆる場所に存在する防犯カメラやDNA鑑定、遺留品などの科学的捜査による証拠集めが可能であることから、犯罪を犯す側が犯罪を犯したことを隠し通すことがより難しい時代を舞台にしても、熱い犯罪(警察)小説が可能であることを証明してくれています
本作の構成としては前出の『オリンピックの身代金』『罪の轍』同様、警察側の視点のほか、新米女性記者の視点や被害者遺族の視点、10年前に事件解決できなかった元刑事の視点、そして嫌疑をかけられる側の視点などがうまく交錯し、読者も最後の最後までハラハラしながら読み進めることになります。
複数の登場人物のいずれも存在感があり、誰を主人公にしてもいいくらい
二つの県をまたぐ犯罪であることから二つの県警で共同捜査を行うという設定もひとひねりありお見事

奥田英朗作品は、初期の『最悪』『邪魔』を発表当時タイムリーに読み、強い衝撃を受けた作家さんで、犯罪小説以外にも『東京物語』や『サウスバウンド』など好きな作品はいくつもありますが、それでもやはり、本作のような分厚く読み応えのある犯罪小説が発表されると、期待感が高まりますし、なんだか作者に「よくぞ書いてくれた」と感謝したくさえなります。
いやあ本当に巧い作家さんです
本作で奥田英朗を知った方には『オリンピックの身代金』『罪の轍』もぜひとも読んでみてください。
とてつもなく面白いですから
リバーAmazon書評・レビュー:リバーより
4087718050
No.83:
(4pt)

いったい何を間違ったんだろう?

…とつくづく考えされられる作品です。
リバーAmazon書評・レビュー:リバーより
4087718050
No.82:
(5pt)

さすがは、奥田英朗!!!

「序章 再来」を読み始めた途端に、引っ張りこまれてしまった。私の頭の中で「カッ、カッ、カッ・・・・」という音が聞こえ始めた。これは面白いに違いないと、648頁を一気に読んだ。凄いぞ!!!奥田。そして、最後の三行は特に良い。なんか、ホッとした言うか・・・・。   以下は、参考資料として。「集英社文芸ステーション」というところを、開きますと『リバー』刊行記念として奥田氏への長いインタビューがあります。 とても興味深い読み物です。まだの方は是非にとオススメするしだいです。(URLは、貼り付けませんがすぐ見つかるはずです)
リバーAmazon書評・レビュー:リバーより
4087718050
No.81:
(5pt)

良い作品

皆にすすめる。
リバーAmazon書評・レビュー:リバーより
4087718050
No.80:
(1pt)

結末の無い結末・・・

まず最初に言いたいのは事件の真相は明かされません。
真相解明がミステリーの肝だと考えている方にはこの作品はおすすめできません。
正直な感想といたしましては、このボリュームで読者を引っ張っておいて真相は藪の中、と言うオチは
ズルい!!
このようなオチを付けない手法がまかり通るなら何でもありじゃないですか?
とにかく真相解明を放棄して雰囲気だけで押し通すゴールデンスランバーのような作品は大嫌いです!
リバーAmazon書評・レビュー:リバーより
4087718050
No.79:
(5pt)

読み応えあり!!

まずは本の分厚さにビックリしました。読み応えありました。先が気になって5日で読破!警察官たちの奮闘と殺人事件を初めて受け持つ新人記者の物語。あと被害者家族が出て来たり、容疑者周辺の騒動やら、登場人物が多くて苦戦しましたが、内容は面白かったです。
リバーAmazon書評・レビュー:リバーより
4087718050
No.78:
(4pt)

後半の急展開が面白かったです

648ページとかなりのボリュームで読むのに3日かかりました
序盤から中盤まで動きが少なかったのですが、後半は怒涛の展開でした
実際の事件もこんな感じでじりじりとした感じなんだろうなと思いました
警察・マスコミ・被害者側遺族の心理描写が丁寧に書かれていて
さすが奥田さんという感じでしたが
最後犯人の動機や今後の展開があいまいとした感じでこれまた奥田さんという感じでした
とはいうものの最後まで楽しめました
リバーAmazon書評・レビュー:リバーより
4087718050
No.77:
(1pt)

結局なんだったのか?

かなり長い分量であちらこちら引っ張りまわして、結局ちゃんと解明されずに唐突に終わる感じで、何でそうなるの?という感想しか持てなかった。
ちゃんとした理由や裏事情などまだ何かあると思いながら読み進めて、結局何もなかったような感じ。
以前から他の作品で人物の描き方などが好きで読んできたが、今回は長かった分、残念の気持ちが強い。
リバーAmazon書評・レビュー:リバーより
4087718050
No.76:
(5pt)

何だ!この厚さ!

見た瞬間、興奮しました。辞典でもあるまいし!読み応え充分ではないか!

奥田英朗先生は、好きな作家さんの1人です。真夜中のマーチ、伊良部シリーズ、ララピポ、サウスバウンドなど、変人奇人をテーマにした笑える小説を書いてくれる一方、オリンピックの身代金、邪魔、罪の轍など、シリアスなクライムサスペンスでも魅せてくれる作家です。
今回のリバーも、夜更かししながら読ませて頂きました。いやー面白い!被害者の親の気持ちは同情するけど、太々しいことこの上ない!奥田英朗先生は、あけすけ、厚かましい、太々しい人を描くのが天才的ですね。苛立ち通り越して笑いました。だって、この人死んだ人の無念より自分がスッキリしたいんだもん。
大長編でしたが、終始興味が薄れず楽しめました。二つ文句があるなら、最後がドタバタし過ぎていること。長編ある故、色々な人の心情や立ち位置がくっきりしている分、最後まで見せて欲しかった。何か最後はちょちょっと触れられただけで、ラストに関してそれぞれどう思ったのかとか見たかったなぁ。
あと、池田の知能があるような描写は無理があるよ。どう見ても短絡的で衝動的だもん。忍耐や熟慮できるタイプではない。
ギャンブル狂いの快楽主義者であって、教養もなく、運だけで生きてきたの方がスッキリする。レクター博士とは大違いですよ。
リバーAmazon書評・レビュー:リバーより
4087718050
No.75:
(3pt)

小説というより

小説というよりは映画の台本のような印象の読後感でした。
みんなそれらしいセリフを喋っていて状況描写も丁寧なんだけど、奥田さんの本にしては淡白。
人物描写というよりは、疾走感を味わうドラマっぽさが前面に出ていました。
ただ、一人印象に残ったのは犯人の人物像ですが、リアリティがどの程度あるのかが
全くわからないので、全体的に面白かったと思えなかったのかもしれません。
リバーAmazon書評・レビュー:リバーより
4087718050
No.74:
(3pt)

いまひとつ!

警察内部のやりとりは、非常にテンポ良く読みやすくて楽しめたのだが、肝心の事件の動機や関係者の思いなどが中途半端で少し残念でした。
容疑者の気持ちも、被害者家族や元刑事もその後どうなったのかも描かれてなくて、もっとウラがあるのか?!と思ったが、事件解決となったみたいで、あれ?という感じでした。
ただ、長編ですが長さを感じさせないテンポの良さは集中できて面白かったです。
リバーAmazon書評・レビュー:リバーより
4087718050
No.73:
(1pt)

時間を損した感

こんな分厚い本をミステリー小説として読んだら時間を損した気分になる。
動機をはじめ多くのことが不明で終わる。
伏線回収も中途半端。
かといってドキュメンタリー読み物としたらなおのこと中途半端な本になる。
リバーAmazon書評・レビュー:リバーより
4087718050
No.72:
(5pt)

ドクター伊良部だけじゃない!

元々ドクター伊良部シリーズで好きになった作家さんですが、お見それしました。素晴らしいミステリーです!ドクター伊良部で使用される精神科の知識、被害者遺族、警察OB 、物証の大事さ、色んな意味で他の作品を凌駕する作品です!
リバーAmazon書評・レビュー:リバーより
4087718050
No.71:
(2pt)

長い

愚鈍な警察関係者のやり取りが延々と続く苦痛

しかも無駄に登場人物多過ぎ
リバーAmazon書評・レビュー:リバーより
4087718050
No.70:
(4pt)

すごく面白いわけではないが読み終わる

読みやすい文章で登場人物も多いが名前を覚えずともあの人だなとなんとなくわかる配置。動かし方。
被害者の父親松岡が、松〇さんとかぶって池袋の交通事故を絶えず想起させられた。おそらくその意味で松から始まる苗字にしたんだと思う。キャラが非常に濃かった。最後10ページほどになりこれでまとめられるのか心配したけど何とかまとまった感じ。一つ目はIだとして、二つ目をまねしたのはなぜ?なんとなくという動機でいいのかもね。リオのままはカラオケで北ウイングを歌うのでしょう。北海道行きたかったね。
二人の毒親をさらっと書いてあったけど二人を思うと重たかった。毒親は社会のガン。親になるな。
リバーAmazon書評・レビュー:リバーより
4087718050
No.69:
(4pt)

結末に不足と言う人もいるけど。。

分厚いページ数に躊躇はありましたが、しかし、読み始めると止まらない。
最初は結末に消化不良を感じたが、他の方のレビューで、未解決の実在した事件をベースされていると知り、何となく腑に落ちました。
リバーAmazon書評・レビュー:リバーより
4087718050
No.68:
(5pt)

映像化の際のキャストを考えてみた

同じ著者の『オリンピックの身代金』が面白かったので、本作も読んでみた。2022年度のミステリーベストテン。
 
 最初の30頁を読んだだけで「これは当たり!」と思った。それくらい面白い。650頁は長いと躊躇する人もいるだろうが、私はむしろ読みごたえがあった、という印象だ。

 出来れば下記の陣容で映像化して欲しい。というか、キャストは当たらないかもしれないけれど、いずれ間違いなく映像化されるだろう。

池田清⇒柄本明
健太郎⇒坂口健太郎または柄本時生
刈谷⇒竹内学(カミナリ)
篠田⇒小日向文世
千野今日子⇒小芝風花
滝本⇒梅沢富美男
リバーAmazon書評・レビュー:リバーより
4087718050

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