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われら闇より天を見る
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われら闇より天を見るの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全33件 1~20 1/2ページ
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| 当初ダッチェスの性格と行動にどうしても共感できませんでした。ですが、それらが後に起こる数々の悲劇の伏線であり、美しくて幼くて何も持たざるものが自分や家族を守るために、そう生きるより仕方がなかったのが悲しすぎます。登場人物たちは自分より他者の幸せのために自分を犠牲にする徹底的な自他の精神を持っていて、結局それが悲劇につながるけれど、なんだか日本人的だなあと。そんなアメリカ人もいるんだね。 | ||||
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| 本屋大賞ということもあり、読んでみました。 文句なしの星五。 本屋で手に取って本当によかった。 | ||||
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| 大人を信用しておらず、なにかされたらやり返さずにいられないダッチェス。 大人の庇護と愛情を求め、平穏な生活を望むロビン。 お互いを大切に思い、必要としているけれど、どちらかの望む生活は、どちらかの望む生活ではない。 わたしはロビンの幸せを願って読み進めていたので、それをことごとく邪魔するダッチェスの行動に腹が立ってしかたなく、正直こいつさえいなければ…と何度も思いました。 でも、いざダッチェスが弟を残して立ち去る場面は、本当につらく悲しく… ロビンの新しい生活を窓からひっそり眺める場面は、心をぎゅーーーっと締め付けられました。 そこまで描かれていませんが、どうかこの先、ダッチェスとロビンが幸せな再会をできますように、と願わずにはいられません。 心が痛んだり、腹が立ったり、希望が見えたり、ハラハラしたり、かなりの感情労働を強いられましたし、事件の真相はなんなのか、子どもたちはちゃんと幸せになれるのか、いろんなことが気になってページを繰る手が止まらず、睡眠時間をかなり削られました。 要するに、長く心に残るであろう、とーーーっても素晴らしい作品でした! | ||||
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| とても良い小説でした。誰がスターを殺したのか。最初、あ。もしかして騙されちゃったパターン?と思いましたが、なるほどそっちではなくこっちのエンディングに持っていくのかと、ありがちと言えばありがちに作り込まれたクライマックスながら、とても良い小説を読んだという満足感は大きいものがありました。 「人ってのは耐えるものなんだよ。愛する人たちのためなら耐えるものなんだ」 まさしく全てがこの一言に集約される物語だったと思います。 | ||||
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| 映画化はされたのだろうか。読みながら映像が浮かぶ。少女ダッチェスをはじめ、登場人物の性格描写が素晴らしい。時間の流れ、人間の成長と運命の悲劇が素晴らしい筆致で語られる。傑作。 | ||||
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| 最早、ミステリーの枠を越えて運命のいたずらに翻弄される姉妹の 大河ドラマだ!! ラスト100ページの激流の如き物語の展開は、少々ついてゆけない 感はあったが、、、。なるほど納得。 でも、やはり一番優しくナイーブだったのは、やはり、ウォーク だったと思う。 | ||||
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| 30年前の事件を発端に不幸が連鎖する。物語の中心にいるのは、13歳の少女ダッチェスと幼い弟ロビン。 やりきれない出来事の連続に、「面白い」と言うのも憚られるほどですが、それでも強く心を揺さぶられました。 ダッチェスは自らを「無法者」と名乗り、どんな手段を使ってでも弟を守ろうとします。希望のかけらを見つけては失う、その繰り返しの中で、それでも人生に立ち向かってゆくたくましさに心を打たれました。 彼女を気にかける警察署長ウォーカーや祖父ハルとの交流も深い余韻を残します。特にダッチェスが酒場で歌うシーンは圧巻で、母から受け継いだ「良いもの」が一瞬だけ世界を変えたように感じました。悲しみに満ちた傑作ですが、だからこそ忘れがたい一冊になりました。 | ||||
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| 本当に衝撃の連続です、胸が締め付けられながらもページをめくる手が止められません。 | ||||
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| 主人公の少女が強烈しかも健気。ハラハラしつつ応援してしまう。 | ||||
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| ダッチェスの思考がどうしても理解できず、うーん、と思いながら読みました。一般的な評価が高いのは何となく分かりますが。 | ||||
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| 良い作品に出会いました。前半は読んでいて息苦しさを感じるような。中盤以降は登場人物の性格も分かり、風に乗るように進んでいきます。短いタイムスケールの割に、ロードムービー観たかのごとく感じることができます。ミステリーとしてはシンプルで、推理が好きな人には物足りないかもしれません。 しかしシンプルな中に、深い人物への愛情が盛り込まれています。 ミステリーの形態をしていますが、社会を映すような作品だと思います。 | ||||
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| 小学生の頃図書館で読んだ「かかし」が私の中で一番の翻訳小説だったのですが、ついにそれを超える作品に出会えました。なんかもう、ああ、もう……という気持ちがずっと続く小説で、ハッピーエンドとかバッドエンドとかでは語れない最期を迎えます。キャラクターに共感しながら読むタイプの人には向かないので、俯瞰して読んだ方がいいと個人的には思いました。というか、共感できるところあるか?って感じですが。感情の発露。運命の悪戯。嘘と真実。この本を読んで泥沼にハマってください。 | ||||
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| 最近の脚本みたいな日本小説や、やたらとどんでん返しやみんな大好き伏線回収盛りだくさんの日本小説と違って、コツコツと人間ドラマを語る本。善と悪の二面性を持ち合わせた人々の性は、平和で無宗教の日本人には理解しがたいが、実はそれが面白い。日本の小説が面白くなくなったのは、日本人がおもしろくなくなったからかもしれない。鈴木恵氏の翻訳が秀逸。 | ||||
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| ストーリーはよく出来ていて引き込まれるが、読んでて苦しい気持ちになる。あと、映画化するならハルはクリントイーストウッドしかいないと思う。イーストウッドが自然に頭に浮かんだ。ロビンのことを考えるとやっぱり苦しい。 | ||||
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| 原書のタイトル「We Bigin at the End」を頭に入れて読むと、ダッチェスやウォークだけでなく登場人物の多くが、どん底(闇)から人生を出発する状況がより心にしみる。母親を殺害されたダッチェスは弟のロビンと共に孤児となる。自称・無法者のダッチェスはどん底にいながらも無法者の矜持で過酷な状況に対処する。もうダッチェスの境遇がかわいそうで、ミステリ作品であることを忘れてしまいそうだが、最後の方で伏線回収がしっかりとなされ、ミステリ作品としてもしっかりしている。物悲しい感じもするのだが、元気ももらえる作品である。 | ||||
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| ネタバレがありますのでご注意ください。 自称無法者の少女ダッチェスとウォーカー署長を軸に物語は進む。物語は一見ハッピーエンドのように見える。しかし果たして本当にそうだろうか?まず放火犯のダッチェスは最後までその罪を裁かれていない。彼女はダークを破産させ、どん底に突き落としてしまった。全くの彼女の勘違いだったのに。しかもそれは登場人物の多くが知る公然の秘密になっていたにも関わらずだ。その犯行の証拠である防犯カメラのテープが物語終盤にダークの倉庫から発見されたのには??となってしまった。だってダークはずっとそのテープを探していたんだよ。それにそのテープはダッチェスが犯行後すぐに民家のゴミに紛れ込ませていて、そのあとゴミ収集車により回収廃棄されていたはずじゃなかったの? 物語はボタンの掛け違いから多くの不幸が連鎖していたのだけれど、その不幸の大きな原因は何と言っても刑務所長のカディではなかろうか?当初ウォーカー署長の友人としてヴィンセントにも便宜を図るなど善人ぶって登場してきたカディ所長。しかしあろうことか刑務所敷地内に夫婦用の面会場、分かりやすく言うとセックス小屋を設置していたことがをあたかも美談のように終盤で語られている。アメリカの刑務所事情には詳しくないのだが、そんな事が可能なのだろうか。スターとヴィンセントだけのために設置したとは考えにくい。おそらくそれは他の受刑者にも使わせていたのだろう。その見返りはなにか?善意ではありえない。金だろう。彼は永年その施設を運用していたはずだ。それにその行為が所長の単独犯とは考えにくい。他の刑務所職員も当然知っていただろう。彼らを黙らせるには金を掴ませるしかない。やはり一番悪いのはカディだよ。しかしそんなB級映画みたいなことがあるの? | ||||
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| 読んでて、デジャヴュ感じた。 「これ、はみだしっ子だ!」 1970年代の少女漫画の名作。 やっぱり三原順ってスゴかったよね。 誰か私と同じ感じの人いる? | ||||
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| 翻訳物特有の読みにくさはどうしてもあるものの、それを上回ってじょじょに引き込まれていく感じ。正直結末は途中で読めてしまうが2章からは一気読み。読みにくさで☆-1 | ||||
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| エンディングが予想できた・・案外なぁ~んだ・・とかのレビューがありますが、、ホント?このストーリの何がエンディングかですが、典型的な犯人捜しのミステリーではないですよね・・。 私と同感のレビューもありますが、アメリカ沿岸の小さな街で、一つの悲劇で狂いだし、叶わなかった夢や希望、昔の自分への郷愁を心に抱えて生きる、絡みもつれ合った幾多の人生のそのもつれが、30年の時間を経て徐々に解かれてゆく、そのストーリにミステリの要素が一つの彩として散りばめられている・・ということだと私は感じました。 もう一つだったという方は登場人物への共感が薄かった、特に強烈キャラの少女に感情移入できなかったということであろうと。。私は、ままならない人生の狂いだした歯車に苦しむ登場人物全員に深い共感を覚えました。ダッチェス大好き!!(笑)人生ってホント、辛いことも多いのです。。。 これは犯人の意外性や意表をつくラストとか、そういうことで判断する本ではないと思いますね。私には、そういうことは、かえって些末事項であるかと。 それとタイトルの日本語訳が妥当かどうかはいざしらず、聖書からの引用である『We begin at the end』は読み終えた後、深く腑に落ちました。。30年の憎しみ・恨み・つらみ・・すべての苦痛が終わり、そこから始まるんですね。 久しぶりにかなり感動した本だったので、この作家のこれの前に出版された翻訳本(消えた子供)も読んでみようと思います。 | ||||
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| 2人の主人公で話が進んでいくが、本当の主役が最後になって分かった。 そして最後に救いがあるように思えた。 それにしても、邦題が原題をどのように解釈したのか意味が読み終えた今でもよく分からない。 | ||||
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