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われら闇より天を見る
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われら闇より天を見るの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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まず期待値が上がりすぎていた。 翻訳の犯罪ノンフィクション本を読み漁り、70〜80年代のアメリカ犯罪の残虐さに辟易して、積読本になっていたこの作品を手に取ってみた。 闇の瘴気にあてられた神経を感動で癒したいと願っていたのだが、無理だった。 この本では罪と罰のバランスが悪い。 子どもたちに関して徹底して不処罰の方向に持っていこうとするが、それが正しいのかどうか。それを登場人物の口を借りて悩んでみせてほしかった。不処罰が今後人生において悪い影響を与えるかどうかを、法執行側であり主要人物である署長は考えるくらいしたほうがよいと思うのだ。 未成年で罪に問われれば、酷い環境の矯正施設で更生も何もなく人生は終わり。と言わんばかりの前提が(2005年のアメリカならそこまで酷いとは思わないのだけど)作者にあるのか、調べていないのか知らないが、刑罰と更生に関わる重要な情報をすっ飛ばしているので何とも居心地が悪い。 キャラのほぼ全員が思い込みで行動し、ディスコミュニケーションなのは不自然すぎる。 何がか起こったあとで悔やみ、終わったことは何故か美談扱いされていて、ディスコミュニケートは変わらず、その繰り返し…。 3章を読んだあたりで期待値はマイナスになり、読み進めるのが苦痛になってやめてしまった。 犯人が誰か、最後はどうなったのかをパラパラ頁をめくり情報を拾ったが、驚きも感慨もなかった。 設定を活かせるだけの技量が作者は足りていない。その感想をただ強くさせただけである。 | ||||
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新品を購入したのですが、表紙にキズヤスレが目立ち、小口には他の垢のような汚れが。。。 明らかに中古品のようです、、、 大切に残したいと思い新品を購入したのに、非常に残念です。 | ||||
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「このミステリーがすごい」のランクイン作品。期待して読んだのだが、今一つ。「ミレニアム」の内容をかなり薄くした感じだった。何よりヒロインのダッチェスに何一つ共感出来ない(「ミレニアム」のヒロイン、リスベットは共感というより鋼のような強さの持ち主ゆえにひたすら応援できた)「無法者だから」という理由で何もかも合理化してるが、やり過ぎな感じ。振り回されるロビンな少々気の毒だった。ミステリーのジャンルなのだと思うが、トリックも謎解きも全く存在感がない。ヒューマン物語に1滴ミステリーが入った印象。警察のウォークが、こんなに私情を交えて良いのか?など色々設定にも無理がある。またこの作品はオーディブルで聞いたが、朗読の声があまりにも幼かったのも良くない(6歳のロビンと13歳のトマス•ノーブルの声が同じトーンなのはいただけない) | ||||
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ミステリーというと綾辻先生のような、純然たるトリックの斬新さとそれを支えるロジックの説得力さで勝負する本格派志向を期待してしまう。けど違った。これはミステリーを楽しむために添え物として人間ドラマがあるのではなく、人間ドラマのためにミステリーが添えられている。 | ||||
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ミステリーチャンネルでやっている、シェトランドのほうがおもしろい。この内容はありがちだし、もっと短くテンポよく進められるはず。あまり書き慣れていない著者なのかと思えた。 | ||||
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誤解がもたらした悲劇。読み応えがあり、これはミステリーなんだろうか、、と読み進めるのがもったいなかったが、最後の種明かしは、それでは周りの人間がかわいそうなだけの、迷惑はやとちりバカ少女の物語にすぎないわなと。気持ちがついてけません。がっかりな結末に。睡眠を削った価値はなかった。著者には、もう少し考えろやといいたいわ。 | ||||
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単純な話が、登場人物たちの思い込みと勘違いと判断ミスで、不幸で複雑な物語になった、というだけで、それ以上でもそれ以下でもない。 なぜそれほど高評価なの? そもそもミステリー?なの? (追記) 読後1日経って追記。 これ、「悪いやつ」が1人だけいる。そいつさえ居なければ無駄に人が死なずに済んだ。 そういう意味でも「なんだかなー。」だ。 読み始めは「このサイテーな世界の終わり」をイメージしていたけど、結局似たようなもんだったな。 イギリス人はこういうの好きなのか(^_^;)。 | ||||
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前半の主人公格の少女が、これでもかというくらいに不幸のスパイラルに落ちていく描写で評価が高いのだろう。しかし評者はそこに不満を感じる。主人公の警察官も不幸を抱えているし、カリフォルニアの小さな町は敗残者ばかりが住んでいる。これが作為的で気がめいる原因だし、彼らの境遇にあまり共感できないのは文章力不足によると思った。謎解きとしても、謎が解けた快感を感じないのは、そもそも謎解きが作者の関心にあまりないせいだと思う。宮部みゆきを少々退屈にした感じ。 | ||||
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まだ、読んでいません。 読んでないから当然内容は知らないが、敢えて言いたい。 以下、ネタバレそのものは当然知りたくない、さらに、その周辺にも近寄りたくない方は読まないで下さい。 そして、そんな方はこのレビューだけでなく、本の帯も絶対に見てはいけません。 帯の惹句に「ラストの一行の衝撃は一生忘れられないだろう」というのは、ある意味ネタバレではないのか? つまり、この宣伝文句を読んでしまった私は「衝撃的なラストの一行」を読んでも衝撃を受けない。なぜなら、ラストの一行が衝撃である事をすでに知ってしまっているから。 実際に「衝撃的なラストの一行」ならば、そして、それを純粋に感動して欲しいならば、絶対に帯などに書くべきではない。 私はこの惹句のせいで「一生忘れられない衝撃」を経験する瞬間を永遠に奪われてしまったわけだ。 こういう惹句はクソだ。 お化け屋敷の入口で「最後、出口直前でめっちゃ驚きますよ!」と呼び込みしているようなものだ。 映画の宣伝文句によくある「ラスト5分! 衝撃のどんでん返し!」とかの無神経なコピーと同じである。 どんでん返しがある、と予め知らされたら、それはもはやどんでん返しではない、という事がなぜわからないのか。 心の底から「それってネタバレですからあああ!」と世界の中心で叫びたい。 | ||||
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