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われら闇より天を見る



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【この小説が収録されている参考書籍】
われら闇より天を見る

われら闇より天を見るの評価: 3.70/5点 レビュー 37件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.70pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全37件 1~20 1/2ページ
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No.37:
(4pt)

若い読者に勧めたい

主人公の少女が強烈しかも健気。ハラハラしつつ応援してしまう。
われら闇より天を見るAmazon書評・レビュー:われら闇より天を見るより
4152101571
No.36:
(4pt)

読み進むのが辛い物語

ダッチェスの思考がどうしても理解できず、うーん、と思いながら読みました。一般的な評価が高いのは何となく分かりますが。
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4152101571
No.35:
(3pt)

つくづく、本屋大賞の本は自分に合わないです

悲劇の後の人の優しさ、やっと心を開けた直後の喪失。長い長い旅路の果てに、そんなことだったのか!いやいやいや!と静かなどんでん返し。作者は何故こんな真似を。我々に教訓を与えるためか。
我々は美しい者に、ついつい神や善を観てしまう。自分に良くしてくれる者に、偏りのない人格者であることを期待する。おしなべて気のせいなのだな。気いつけよっと
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4152101571
No.34:
(4pt)

深い余韻

良い作品に出会いました。前半は読んでいて息苦しさを感じるような。中盤以降は登場人物の性格も分かり、風に乗るように進んでいきます。短いタイムスケールの割に、ロードムービー観たかのごとく感じることができます。ミステリーとしてはシンプルで、推理が好きな人には物足りないかもしれません。
しかしシンプルな中に、深い人物への愛情が盛り込まれています。
ミステリーの形態をしていますが、社会を映すような作品だと思います。
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4152101571
No.33:
(5pt)

良質な翻訳小説

小学生の頃図書館で読んだ「かかし」が私の中で一番の翻訳小説だったのですが、ついにそれを超える作品に出会えました。なんかもう、ああ、もう……という気持ちがずっと続く小説で、ハッピーエンドとかバッドエンドとかでは語れない最期を迎えます。キャラクターに共感しながら読むタイプの人には向かないので、俯瞰して読んだ方がいいと個人的には思いました。というか、共感できるところあるか?って感じですが。感情の発露。運命の悪戯。嘘と真実。この本を読んで泥沼にハマってください。
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No.32:
(4pt)

もはや面白い小説は海外にしかないのか?

最近の脚本みたいな日本小説や、やたらとどんでん返しやみんな大好き伏線回収盛りだくさんの日本小説と違って、コツコツと人間ドラマを語る本。善と悪の二面性を持ち合わせた人々の性は、平和で無宗教の日本人には理解しがたいが、実はそれが面白い。日本の小説が面白くなくなったのは、日本人がおもしろくなくなったからかもしれない。鈴木恵氏の翻訳が秀逸。
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4152101571
No.31:
(5pt)

良い作品だが苦しい

ストーリーはよく出来ていて引き込まれるが、読んでて苦しい気持ちになる。あと、映画化するならハルはクリントイーストウッドしかいないと思う。イーストウッドが自然に頭に浮かんだ。ロビンのことを考えるとやっぱり苦しい。
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No.30:
(1pt)

罪と罰の異様なアンバランスさ

まず期待値が上がりすぎていた。
翻訳の犯罪ノンフィクション本を読み漁り、70〜80年代のアメリカ犯罪の残虐さに辟易して、積読本になっていたこの作品を手に取ってみた。
闇の瘴気にあてられた神経を感動で癒したいと願っていたのだが、無理だった。
この本では罪と罰のバランスが悪い。
子どもたちに関して徹底して不処罰の方向に持っていこうとするが、それが正しいのかどうか。それを登場人物の口を借りて悩んでみせてほしかった。不処罰が今後人生において悪い影響を与えるかどうかを、法執行側であり主要人物である署長は考えるくらいしたほうがよいと思うのだ。
未成年で罪に問われれば、酷い環境の矯正施設で更生も何もなく人生は終わり。と言わんばかりの前提が(2005年のアメリカならそこまで酷いとは思わないのだけど)作者にあるのか、調べていないのか知らないが、刑罰と更生に関わる重要な情報をすっ飛ばしているので何とも居心地が悪い。
キャラのほぼ全員が思い込みで行動し、ディスコミュニケーションなのは不自然すぎる。
何がか起こったあとで悔やみ、終わったことは何故か美談扱いされていて、ディスコミュニケートは変わらず、その繰り返し…。
3章を読んだあたりで期待値はマイナスになり、読み進めるのが苦痛になってやめてしまった。
犯人が誰か、最後はどうなったのかをパラパラ頁をめくり情報を拾ったが、驚きも感慨もなかった。
設定を活かせるだけの技量が作者は足りていない。その感想をただ強くさせただけである。
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4152101571
No.29:
(1pt)

残念です。。。

新品を購入したのですが、表紙にキズヤスレが目立ち、小口には他の垢のような汚れが。。。
明らかに中古品のようです、、、
大切に残したいと思い新品を購入したのに、非常に残念です。
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4152101571
No.28:
(5pt)

どん底から這い上がる人々の生き様を見る

原書のタイトル「We Bigin at the End」を頭に入れて読むと、ダッチェスやウォークだけでなく登場人物の多くが、どん底(闇)から人生を出発する状況がより心にしみる。母親を殺害されたダッチェスは弟のロビンと共に孤児となる。自称・無法者のダッチェスはどん底にいながらも無法者の矜持で過酷な状況に対処する。もうダッチェスの境遇がかわいそうで、ミステリ作品であることを忘れてしまいそうだが、最後の方で伏線回収がしっかりとなされ、ミステリ作品としてもしっかりしている。物悲しい感じもするのだが、元気ももらえる作品である。
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4152101571
No.27:
(2pt)

うーん

「このミステリーがすごい」のランクイン作品。期待して読んだのだが、今一つ。「ミレニアム」の内容をかなり薄くした感じだった。何よりヒロインのダッチェスに何一つ共感出来ない(「ミレニアム」のヒロイン、リスベットは共感というより鋼のような強さの持ち主ゆえにひたすら応援できた)「無法者だから」という理由で何もかも合理化してるが、やり過ぎな感じ。振り回されるロビンな少々気の毒だった。ミステリーのジャンルなのだと思うが、トリックも謎解きも全く存在感がない。ヒューマン物語に1滴ミステリーが入った印象。警察のウォークが、こんなに私情を交えて良いのか?など色々設定にも無理がある。またこの作品はオーディブルで聞いたが、朗読の声があまりにも幼かったのも良くない(6歳のロビンと13歳のトマス•ノーブルの声が同じトーンなのはいただけない)
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4152101571
No.26:
(4pt)

一番悪いのは刑務所所長のカディじゃない?

ネタバレがありますのでご注意ください。

自称無法者の少女ダッチェスとウォーカー署長を軸に物語は進む。物語は一見ハッピーエンドのように見える。しかし果たして本当にそうだろうか?まず放火犯のダッチェスは最後までその罪を裁かれていない。彼女はダークを破産させ、どん底に突き落としてしまった。全くの彼女の勘違いだったのに。しかもそれは登場人物の多くが知る公然の秘密になっていたにも関わらずだ。その犯行の証拠である防犯カメラのテープが物語終盤にダークの倉庫から発見されたのには??となってしまった。だってダークはずっとそのテープを探していたんだよ。それにそのテープはダッチェスが犯行後すぐに民家のゴミに紛れ込ませていて、そのあとゴミ収集車により回収廃棄されていたはずじゃなかったの?
物語はボタンの掛け違いから多くの不幸が連鎖していたのだけれど、その不幸の大きな原因は何と言っても刑務所長のカディではなかろうか?当初ウォーカー署長の友人としてヴィンセントにも便宜を図るなど善人ぶって登場してきたカディ所長。しかしあろうことか刑務所敷地内に夫婦用の面会場、分かりやすく言うとセックス小屋を設置していたことがをあたかも美談のように終盤で語られている。アメリカの刑務所事情には詳しくないのだが、そんな事が可能なのだろうか。スターとヴィンセントだけのために設置したとは考えにくい。おそらくそれは他の受刑者にも使わせていたのだろう。その見返りはなにか?善意ではありえない。金だろう。彼は永年その施設を運用していたはずだ。それにその行為が所長の単独犯とは考えにくい。他の刑務所職員も当然知っていただろう。彼らを黙らせるには金を掴ませるしかない。やはり一番悪いのはカディだよ。しかしそんなB級映画みたいなことがあるの?
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4152101571
No.25:
(1pt)

言葉は難しい

ミステリーというと綾辻先生のような、純然たるトリックの斬新さとそれを支えるロジックの説得力さで勝負する本格派志向を期待してしまう。けど違った。これはミステリーを楽しむために添え物として人間ドラマがあるのではなく、人間ドラマのためにミステリーが添えられている。
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4152101571
No.24:
(4pt)

これって、三原順の「はみだしっ子」と同じ

読んでて、デジャヴュ感じた。
「これ、はみだしっ子だ!」
1970年代の少女漫画の名作。
やっぱり三原順ってスゴかったよね。
誰か私と同じ感じの人いる?
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4152101571
No.23:
(4pt)

読みにくいけれど

翻訳物特有の読みにくさはどうしてもあるものの、それを上回ってじょじょに引き込まれていく感じ。正直結末は途中で読めてしまうが2章からは一気読み。読みにくさで☆-1
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No.22:
(5pt)

深く深く心に染み入りました・・

エンディングが予想できた・・案外なぁ~んだ・・とかのレビューがありますが、、ホント?このストーリの何がエンディングかですが、典型的な犯人捜しのミステリーではないですよね・・。

 私と同感のレビューもありますが、アメリカ沿岸の小さな街で、一つの悲劇で狂いだし、叶わなかった夢や希望、昔の自分への郷愁を心に抱えて生きる、絡みもつれ合った幾多の人生のそのもつれが、30年の時間を経て徐々に解かれてゆく、そのストーリにミステリの要素が一つの彩として散りばめられている・・ということだと私は感じました。

 もう一つだったという方は登場人物への共感が薄かった、特に強烈キャラの少女に感情移入できなかったということであろうと。。私は、ままならない人生の狂いだした歯車に苦しむ登場人物全員に深い共感を覚えました。ダッチェス大好き!!(笑)人生ってホント、辛いことも多いのです。。。

 これは犯人の意外性や意表をつくラストとか、そういうことで判断する本ではないと思いますね。私には、そういうことは、かえって些末事項であるかと。

 それとタイトルの日本語訳が妥当かどうかはいざしらず、聖書からの引用である『We begin at the end』は読み終えた後、深く腑に落ちました。。30年の憎しみ・恨み・つらみ・・すべての苦痛が終わり、そこから始まるんですね。

 久しぶりにかなり感動した本だったので、この作家のこれの前に出版された翻訳本(消えた子供)も読んでみようと思います。
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4152101571
No.21:
(5pt)

主役

2人の主人公で話が進んでいくが、本当の主役が最後になって分かった。
そして最後に救いがあるように思えた。
それにしても、邦題が原題をどのように解釈したのか意味が読み終えた今でもよく分からない。
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4152101571
No.20:
(5pt)

いい映画を見たみたいな読後感

主人公の警官、少女、刑務所から出てきた男、少女の母と弟、ヤクザな男、その他、登場人物のキャラクター、背景がしっかりと描かれ、物語に引き込まれる。ミステリーとしても上等だが、何よりストーリー展開に魅了された。
真犯人が推測できるという感想もいくつか見かけたが、謎があれば、真相を想像しながら読み進めるものであるし、その一つがたまたま当たったからと、推測できたからいけないというのもどうなんだろう。
そうかもしれない、でもそうであって欲しくない、と読み進めるのもまた面白さの一つであるし、その真相に辿り着くまでの過程を十分に楽しめた。
久々に読み応えのある作品だった。
少女の、突き刺さるような悲しみ、怒りが辛いけど。
上質な映画を見たような気分。もしも映画化されるなら、何一つ、セリフひとつも変えて欲しくないように思った。
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No.19:
(4pt)

ミステリーと言うよりはヒューマンドラマ

なかなか面白かったです。
冒頭は人物関係を理解するのに意識をとられ、これは読み進めるのに時間がかかるかも…と思ったのですがダッチェスのキャラに魅入られてからはあっという間。
正直に言ってミステリーとしての結末よりもダッチェスの運命がどうなるのかが気になり、読むのが止まらなくなりました。
特に中盤の農場でのシーンは胸に迫る瞬間が何度もあり、それだけでも読んで良かったと思えるものでした。
以下、少しだけネタバレさせて下さい。

運命に翻弄され続けてきただけに、幸福な家族の情景の中にただ一人入れずに喪ってしまったことがとても悲しかった。もちろん彼女は彼女なりに幸せなものも手に入れたのだけれど、それでも彼女をずっと見守ってきた側としてはあの必死な思いが報われて欲しかったという気持ちが強く、それだけが少々残念でした。
ただ終盤はミステリーとしても面白い部分はあったので、読んで損はないと思います。
われら闇より天を見るAmazon書評・レビュー:われら闇より天を見るより
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No.18:
(2pt)

長すぎる

ミステリーチャンネルでやっている、シェトランドのほうがおもしろい。この内容はありがちだし、もっと短くテンポよく進められるはず。あまり書き慣れていない著者なのかと思えた。
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4152101571

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