■スポンサードリンク
名探偵のいけにえ: 人民教会殺人事件
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
名探偵のいけにえ: 人民教会殺人事件の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt | ||||||||
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全43件 21~40 2/3ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 間違いなく本格ミステリの傑作。ただ恐ろしい数の死者がでた実在の事件を下じきにしているせいか、読んでいる間も気分が沈みこむことが多く、あまり楽しいと思える読書にならなかったのが少し残念。だがこれは完全に好みの問題なので、本格ミステリ好きの人にはおすすめしたい一作だ。 〜以下、ネタバレあり〜 読み終わった直後は気づかなかったのだが、最後の最後であかされる「名探偵のはらわた」とのつながりに気がついた瞬間に一気に心が締めつけられ、期せずして二段階の衝撃をうけることとなった。(思わず「名探偵のはらわた」を本棚から出して確認したほど。) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 推理小説で一番楽しい解決編をたっぷりと読めます。 わりとハードな展開もあるので、苦手な人はお気をつけて。 ただ、とある登場人物の最後の行動が納得いかなくて、物語の都合で動かされてる感じがして、残念でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 本レビューは構成についてかなりネタバレを含みます。 事前知識無しで読みたい方は読まれないよう注意です。 個人的に本作を大雑把に分類するならアシモフ型ミステリーとなる。 ロボット三原則というルールのある中で、どうすればロボットが事件を起こせるか? という論理パズルのあれである。 カルト宗教の信者、その認知の歪みというルール等、随所に推理のピースを散りばめながら、 ロジックに推理できるように出来ている本格である。結末まで読んで無駄なシーンの少なさに、 改めて舌を巻く作りになっており、この巨大なパズルを作り上げた作者に拍手を送りたい。 また本作の特徴の一つがそのボリュームにあると思う。ワトソンや警察が推理を披露、 ホームズが真相を究明というのが、この手のミステリーのエンタメ的な肝であり華である。 今作はページ的に6割程の辺りから、其れがずっと続くという大ボリュームとなっている。 どういう事かというと、まず三つの密室殺人とその後の探偵殺し、 これらについて、それぞれ真相として三つの推理が披露される。この時点でどんでん返しが2つ。 更にその後のカルトの終焉と、その真相や動機、更にタイトルの意味まで、 1つ2つのどんでん返しと、そうだったのかという気づきが続くという。 怒涛の構成になっている。そのボリュームは圧巻の一言だ。 それに加え、本作はテーマとして信仰を取り扱っているが、 きちんと推理すれば矛盾に気づける作りになっているのに、 作者という教祖の提示する推理を、唯々諾々と受け入れてしまう読者。 というどんでん返し体験の連発を通して、貴方も其処から自由ではありませんよ。 と突き付ける作りにもなっている。テーマと内容が密接に絡み合っていて、 その点も傑作の条件を満たしていると思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| もしかしたら他の方のレビューに記載があるかも知れませんが、本書はそこそこ多くの準主要クラスの登場人物がいます。しかし登場人物一覧が本書本体になく、カバーの内扉の方にあります。私はカバーを外して通勤中に読んでいたので、メモを取りつつ読んだのですが、読了後、保管のためにカバーをつけようとして、登場人物一覧表がカバーにあることを知りました。 またこれも他の方が書いていると思いますが、『名探偵のはらわた』と同じ探偵が活躍するシリーズものではないのでこの点注意が必要です(作者は一部設定を共有する姉妹編と呼んでいるようです)。両者とも、独立した作品としてそれぞれ単体で読んでも楽しめますが、『はらわた』の方が読者を選ぶ内容なので、他の方のレビューを参考にすることをお奨めします | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| とうとう本格ミステリもここまできたか…というのが率直な感想。 多少の強引さはあるけれど多重推理にここまで意義を見出す作品は初めてだ。間違いなく現代ミステリの最高峰だろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 探偵のいけにえというタイトルが最後でわかります。帯通りに怒涛の如く繰り出される推理のどんでん返しが楽しかった。やっぱりミステリーものは最後まで読まないと楽しさがわからないですね。最初の方は若干退屈だったが、読み進めていくと徐々に次を読むのが楽しみになるくらい次々とページをめくっている自分がいました。このミステリーはすごい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 実在の事件をモデルにした本格ミステリー。 最初は物語が何処に向かっているのか分かりませんでしたが、ある種のクローズド・サークルものでした。 繰り広げられる多重解決は圧巻で、名探偵が犯人に迫る選択もこのミステリーの特殊条件を活かし切ったもので見事でした。 更に、伏線回収はここに極まれり、といったどんでん返し返しも用意され、向かっているゴールも分かりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 重要人物(?)がポンポン死ぬのは悪いことではないし、猟奇殺人や大量殺人も嫌いではないし、反社会的な設定も否定しないが、しかし、多重解決物は大反対。もともと本格ミステリは、よほどの傑作でさえ無理に無理を重ねて作られているのに、そこに二つも三つも謎解きを積み重ねたら、せっかくのアリバイやトリックがどうでもよくなってしまう。その上、本作はそれだけでなく二人も三人も〇〇役を積み重ねているので、作品全体のバランスが悪くなってしまっている。最初に退場する〇〇役が一番魅力的で、最後に残った〇〇役が一番存在感が無い、というのは語るに落ちる。トリックやディテールに問題は無いので、全体の構想をもう少しシンプルにしたほうが良いのではないだろうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 読み終わったあとの引用書籍の一覧で、これが実際にあった事件を元にして書かれたと知ったところで一番ゾッとした。 詳細に練られているストーリーが引き込まれました。全部のオチが集団催眠にかかってるから、というのがちょっと引っかかるけど、本当の話がベースなら、きっと実際そうだったんだろうと納得できるので星5つにしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| この作品の素晴らしさは他の優れたレビューに譲るとして… 終盤に探偵が事件の推理を披露しているのを読んでいると、この作品がなぜ海外の新興宗教団体が舞台でないといけなかったのか、なぜこの時代背景なのか、たくさんの「なぜ」がすべて必然であったことに気づきます。 その印象は「なるほど~綺麗やな~」です。 読んでいる途中で、明確に説明されていないため、明確に情景をイメージできない箇所がところどころあります。私の読み方が下手くそなのか、作者の書き方に問題があるのか、いずれにせよ往々にして飛ばして次に読み進めるものですが、それが事件の核心に関わるものだったり、これはつまり作者はわざとそのように描いていた?とすれば、それはそれで凄いなぁ、と思うこと頻りです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 【読書のきっかけ】 2022年末の各種ミステリランキングで上位に評価されていたのと、私が好きな「本格ミステリ」作品ということで、読んでみました。 【率直な感想】 作品紹介欄に、「ロジック」という言葉が使われているのですが、これは本作品が、正真正銘の「本格ミステリ」であることを示しています。 リアリティや人間ドラマ的なものは重視されず、不可解な事件が発生し、それを名探偵が「ロジック」のみで、真相解明の推理をしていく。 人間ドラマ的な要素が少ないため、ミステリ好きと言っても、東野圭吾や辻村深月のような作風が好みの方には、本作品は向かないと思います。 でも、「本格ミステリ好き」であれば、大変にお薦めできる作品と言えます。 <クローズドサークルという要素> 作品紹介には触れられていないのですが、本作品は、本格ミステリでよく使われる「クローズドサークル」というジャンルに属しています。 これは、要するに、警察の捜査が及ばない場所で事件が起こるという設定です。 本格ミステリには、トリックがよく用いられますが、これは、警察が科学的に捜査してしまうと、簡単に真相がばれてしまいます。 つまり、名探偵の出る幕がなくなってしまう。 そこで、事件の起こる場所が、風水害などで外部から隔絶されているという設定である、「クローズドサークル」が用いられます。 本作品の舞台である、新興宗教の本拠地「ジョーデンタウン」は、ガイアナ共和国内に作られた町であり、「治外法権」が与えられていて、殺人などが起きても、警察が介入しない設定となっています。 そこで、名探偵が思う存分に推理を披露することになります。 <多重解決という要素> 上記の結果として、純粋に「ロジック」による推理が可能となり、本作品では、一旦真相を言い当てたかと思われた探偵の推理が、新しい「ロジック」によって覆され…と、作品紹介にもあるとおり、「圧巻の解決編150ページ!」を実現しています。 本格ミステリ好きにとっては、大満足の構成と言えますね。 <題名に込められた意味とは?> 本作品の題名は、とても奇妙です。 宗教を扱っているので、「いけにえ」という言葉が出てくるのかもしれないですが、「名探偵の」とは一体どういう意味なのか? 「名探偵」に「いけにえ」は馴染まないと思えます。 ここには、ラストになって驚くべき真相が明かされ、題名の意味が分かる仕組みになっています。 Kindleで読んでいると、他の読者が引いた「ハイライト」が表示されますが、もちろん、その箇所には、「ハイライト」が引かれています。 私同様、多くの読者が驚きを隠せないのではないでしょうか。 【全体評価】 冒頭から結末まで、「本格ミステリ」の要素をつぎ込み、新しいアイデアも満載の本作品は、新時代の「本格ミステリ」の傑作と思っています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ただの想像だが、著者は「medium」などのどんでんがえしミステリを読んで「だったらこっちはなんども繰り返してやる」と思ったのではなかろうか。それくらいどんでんがえしが多い。多ければいいというものでもないし、どれも大ざっぱなトリックと推理から成り立っていて驚きたくても驚けなかった。 なのに星を5つつけたのは、きちんと役割を与えて登場させたキャラクターを、惜しげも無く使い捨てているからだ。昨今のミステリでも同一キャラでシリーズ化することが多いのにこれは凄い。一瞬の衝撃のためならあとはどうでもいいと言わんばかりの作者の姿勢にむしろ感服した。こういう小説は大好きだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 特殊も特殊な設定でかなり複雑なミステリですが、最後の推理シーンは圧巻でした。 とにかくすごい。初めてミステリ読む人にはおすすめしづらいですが、こんなミステリもあるのかとなる。めっちゃ面白い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 後半にかける怒涛の推理劇、何が本当で何が虚構なのか…まだ頭がグルグルとこんがらがっている!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| このミス1位の「爆弾」読了後、私は意気消沈していました。「現代のミステリって、メッセージ性さえ強ければメッセージそのものが不可解でもかまわないのかな?」と。 次に手を伸ばしたこの「名探偵のいけにえ」を一気読みし、「いややはり、これこそがミステリの醍醐味だ!」と歓喜しています。 物語の舞台が40年以上前にも関わらず、近代的な認知心理学のエッセンスをふんだんに盛り込み、それがトリックの中枢に深く融合している見事な構造。魅力的で個性豊かなキャラクタ。事件の様相をとことん分かりやすく説明するため挟み込まれる多くのイラスト。シュールなジョークも突如出現する緩急自在な無駄のない文章。「この手の小説でこの展開は通常ありえないだろ!?」と仰天する進路変更(特に物語6合目)。そしてさらにあり得ないけれど説得力がものすごい解決編。でもそこでさらに訪れる大どんでん返し。…そして、最後に明かされるこの物語の真の探偵役の正体。 ミステリ読みとして、この作品を読み逃すようなことにならなくて本当に良かったです。間違いなく、この1年で読んだ中でダントツでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ラストまで読み終えて、題名の意味が理解出来る仕組みになっている。 自分に読者としての力量が無いのかもしれないが、トリックや設定が凝りすぎている感じで、頭の中で物語についていけなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 優れた文章と個性的な登場人物に惹き込まれた。テンポ良く、次々と謎が絡み合っていく。宗教の裏側を暴く思想も面白く読めた。多重推理!と大々的にされると、少し引いてしまう気持ちはあったが、冒頭数ページで1度多重推理を見せてくれて、こういう物かと安心して読み進められた。宗教が危険なのは知られているが、どう危険なのかがよく分かった気がする。ミステリでありエンタメとも言える作品だった。まだ若い作家さんなので、活躍に期待している。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 二重推理後の更なる展開に度肝を抜かれました。 40歳になり、なかなか感動できなくなった心が、久々に揺さぶられました。 『爆弾』が名作過ぎて、「このミス」では惜しくも2位でしたが、これが1位でも納得でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| こんなに多角的推理が展開されるミステリーを読んだのは初めてだ。あれよあれよという間にストーリーに引き込まれている自分に気づく。これまで、そして今も世間を騒がせているカルト宗教に没入する信者の心情も反映した考え方も取り入れた斬新な推理には圧巻でした。22年の三本の指に入るミステリーと言ってもいい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| めくるめく多重解決にくらくらします。探偵の視点が斬新でした。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!




