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此の世の果ての殺人
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此の世の果ての殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.72pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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小惑星が衝突して世界が滅亡するという派手な設定があるのに、殺人事件の捜査が主題というストーリーはちょっと呑気に感じる | ||||
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今年読んだ作品の中では、まあまあの作品です。 物語の展開はありふれたものだったが、主人公の二人の人物描写は良いものがありました。 3点としましたが、3.5点といったところです。 | ||||
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設定が荒唐無稽な分、余計な登場人物が減り出てくる人のほとんどが重要っていう読みやすさ。導線も簡単で、かなり前半で犯人がわかってしまうが、さらさらと読み進めることができ、気がつくとやっぱりという安心のラストを迎えながら読み終わる。 | ||||
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けどミステリーとしては、んー。。 江戸川乱歩賞ということで、ハードルが上がったのか、わからないが江戸川乱歩賞でなければ話題にもならないだろうと思うぐらい、ミステリー感が弱い気がする 批判したいわけではない 次に期待 | ||||
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2022年の乱歩賞作品。あと数か月で地球に隕石が衝突し、世界が滅ぶことが確定した中で、自動車教習所に通う生徒と先生が主人公。終末に起きた連続殺人事件を2人が解く。 こう書いただけでも、不思議な味わいのある小説であることはわかるだろう。けれど、ミステリファンから言わせて貰えば、犯人がすぐにわかってしまうことが、乱歩賞としてはダメダメである。 | ||||
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隕石激突で世界消滅が確定した日々を背景に、殺人事件とそれに偶然遭遇した主人公たちが犯人を追う、という不思議な設定。そのため、どこか存在感(存在意義)が希薄で、そこでの殺人の必要性(どうせみんな死ぬ)、犯人を追う必要があるのか、がポイントになるがそれなりにしっかりと根拠が作ってあるし、様々な人々を絡めることでラストまで一気に読める。 無理にハッピーなエンディングとならず、静かな幕引きは読後感として余韻があってよい。 これが新人の小説ということだが、男性キャラが概して弱い(うえに必要性もあった?)が、ヒロイン2人が好対照だし会話もうまい。本格物としてみると意外性などには欠けるが、伏線などもあるので十分楽しめた。 福岡市、及び近郊が舞台なので、土地勘があるとより一層楽しめるかな。 | ||||
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主人公の女の子が割と嫌味っぽくて陰険で合わなかったというか。 序盤が重苦しくグロくてちょっと引く。 でも事件が起きてからはテンポがよくなって読みやすくはなる。推理面もそこそこ。 終わり方とか世界観は嫌いじゃないです。 ただこれ海外の「地上最後の刑事」と同じ舞台設定なんですよね。そこがちょっと引っかかる。 | ||||
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小惑星の衝突によって2か月後には少なくとも日本は滅亡するという状況の中で、連続殺人が起きるという設定の作品です。当レビュー子はこういう特殊設定の小説が“荒唐無稽”に感じられて苦手なのですが、乱歩賞作品は必ず読むことにしているので、仕方なく読み始めたというのが正直なところです。その結果、いい意味で予想を裏切られました。 登場人物達は滅亡が迫る日本に残っている人達だけなので、冷めているというか割り切っている感じがして、無用に熱い主張をしたり、偉そうな御託を並べることもありません。主人公を含め、共感したり応援したりしたくなるような人物は登場しませんが、嫌悪感や抵抗感を抱くことなく読み進められました。 ただ、割と早め、残り2割くらいの段階で、一連の犯罪の大本となる部分について真相が明らかになります。フーダニット、ハウダニット、ホワイダニットといったオーソドックスなミステリーの要素はそこまでで、そこからはサスペンス小説の体となります。暴力シーンもあります。当レビュー子はこの後半部分が退屈でした。また、ミステリ-の要素の部分にも、特に感心する点はありませんでした。そのため、読後感も「面白いミステリ-を読んだ」とはなりませんでした。選考委員会は満場一致、欠点らしい欠点の指摘もありませんが、それほどの傑作だとも思えません。 それよりも気になるのは、最終選考に残った作品のほとんどが特殊設定モノということです。これが「賞が時代と共に生きていることの証左」(月村了衛委員)だとすると、当レビュー子などはもはや時代遅れの読者として、乱歩賞、更には現代のミステリ作品からは遠ざかるしかないのかもしれません。 | ||||
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丁重に書かれた力作ではあるが「あまりにも、社会常識が分からない作品でした」 「父親が、亡くなった数日に*常識では教習-自動車学校には、間違ってもいきませんよ―現実離れした 絵空事で、どうして、選考委員さん方は*この重要な個所を指摘しないのか、かなり不思議でした」 内容は概ね良く描けていますが「この大切な件が残念でした」 | ||||
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帯の惹句に期待し過ぎたせいか、うーん、ちょっとねえ‥が読後感でした。 まあ設定は良いのですが、登場人物の行動(特に犯人と、主人公を取り巻く脇役たち)に共感が持てず、作者の都合のいい方向に読まされている感じが終始拭えなかったです。(真犯人も、後半でもうこの人しかいないだろうという気になり、まさにその通りでした) あそこまで死体だらけの描写を押し付けるのもちょっと食傷気味になるので(ホラーテイストにする必要も全くないですし)、あえてもう少し軽めにした方がラストの感動がより際立った気がします。 乱歩賞最終候補作の中での評価なのでしょうが、1800円の値段相応かというとどうでしょうか??? | ||||
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