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三体X 観想之宙



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【この小説が収録されている参考書籍】
三体X 観想之宙

三体X 観想之宙の評価: 3.91/5点 レビュー 53件。 Eランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.91pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全37件 21~37 2/2ページ
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No.17:
(5pt)

まずは巻末付近の今までのあらすじを読もう

作者は三体の大ファンであり、短期間で書き上げたとのこと。本編三部作の未回収部分がうまくつながり、一応の大団円を向かえているように思う。ただし、あくまでもスピンオフ的な感じなので、「こういった受け止め方、世界観もあるよね」程度に受け止めて置いた方がいいと思う。個人的には話の中身はとてもしっくりきたし、素直に「面白いなぁ!」と思って満足できた。少しマニアックというかネット的な偏りもあるように感じるが、ハードSFとしてもきちんと読みごたえはあると思う。これをきっかけに作者の他の作品も読みたいと思えるほどの満足感はあった。ちなみに、本文の後に三体Ⅲのあらすじがあるので、まずはそれを読んでから本編を読むといいと思う。
三体X 観想之宙Amazon書評・レビュー:三体X 観想之宙より
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No.16:
(5pt)

満足しています

本の価格が高いと思いつつ三体シリーズ
通して読了しました。
凄いシリーズと思います。
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No.15:
(4pt)

智子のモデルは〇〇女優

それ故、この作品を読むと、三体本編を読み返す際、智子の顔が〇〇女優の顔にFIXされてしまう可能性があるので注意。他の方も書いておられることだから、あくまで二次創作であると心して手に取るべし。

それにしても中国作家の特徴であるところの説明的な文章と辻褄合わせ「実は××だった」「△△なのは□□だからだ」的な文章が多いのには閉口した。三体本編の作者はそこから一歩抜け出した文章で日本のヒットを掴んだと自分は思っているが...翻訳チームの苦労がしのばれる。

それから、日本の読者の間では三体世界が日本をモチーフとしているとの意見が多いが、それに対する一定の回答も得られる。
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No.14:
(4pt)

やり過ぎなれどめちゃ面白い同人二次創作

劉慈欣の三体 を
熱烈なファンが同人二次創作したら
本家公認で出版されてしまったお話

半端ない三体愛で熱量いっぱいに
本家では語られなかった空白を
見事な想像力と筆力で埋めています。

読んでて身体が痒くなってくるような
同人ノリな描写も多々あれど
総じて非常に面白かったです。

しかし我らが素子のモデルが
実在の日本人AV女優だとか
地球が遠に滅びて
宇宙の真理について語られる場面で
涼宮ハルヒネタ挿入してくるとか
やり過ぎ笑
雲天明は統治者(マスター)に使える
捜索者であると同時に
日帝の文化的侵略者だったわけだ笑
そのくせして西暦時代の終わりに、
日本で巨大津波を発生させ
1万を超える人命が失われたとさせるとは
こんな話本家にはなかったろ
(あったらごめんなさい)
あと、作者が程心のこと嫌いってことは
よく分かった笑
最後に、既にお気づきと思うが
P30 おなかをに両手をあてて
P117 とくにに念を入れて隠した
は誤植だと思われるので
そうであれば次版でご修正ください。⁡
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No.13:
(5pt)

ただただ凄まじい・・・ここまで恐ろしい(超絶褒め言葉)お話知らない・・・

グレッグ・イーガンの「Diaspora」や
オラフ・ステープルドンの「Star Maker」
そしてスティーヴン・バクスターの「Xeelee Sequence」などが
私にとっての不動の地位を占めていたのですが

「三体X 観想之宙」を読み終わった後、それらはどうでもよくなるほどでした笑
物理事象の詳細な描写、エンターテインメント性、どれをとっても素晴らしい。

読んだ後、そういえばこれはメイドインチャイナなのか・・・と思ったとき、その言葉が指し示す意味は私の中で大きく更新されました。
三体シリーズ同様、この作品が約10年以上前に発表されたものであることがとても衝撃的でした。

いま生きているこの世界、この宇宙、それらに対する世界観、宇宙観、そして自身の人生観が大きく揺さぶられます。

私のように三体Ⅲに物足りなさを感じた方は絶対に読むべきです。オススメです。
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No.12:
(5pt)

時空感のスケールの圧倒的な大きさ、人間ドラマ、わくわく感!著者は違いますが、続編として違和感ないです。

------------久しぶりに読む方へ------------
読み終えてから、三体Xの最後のページにこれまでのあらすじが数ページでまとまっていることに気づきました。ひさしぶりに読む方は、最後のあらすじから読むといいと思います。
------------------------------------------------

完結したので続編はないと思っていたら、偶然見つけた三体X。
評判もいいので、すぐに本屋で購入しました。

著者が違うので、少し雰囲気など違うのだろうから、そこも楽しもうとおもって読み進めていました。
すぐに引き込まれ、他の予定を早く切り上げて、読んでしまうくらい楽しめました。
作者本当に違うの?というくらい違和感なく読めて、最高でした。
(ただ本家と違って、一部女性軽視?の傾向があるような。。。?)

また三体の一巻目からぶっ通しで読んでみたいと思います。
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No.11:
(4pt)

ファンメイドのスピンオフとして良好

ファンメイドのスピンオフとして十分楽しめました。

ただ、例えば「エンダー三部作」の作者による「エンダーズシャドウ」のような、おおっ!と腑に落ちる感覚はありませんでした。

まぁ、それは仕方ないことです。

三体ファンなら十分楽しめます。

ただ、これを読んでしまうと、ある主要登場人物二人のビジュアルが固定されてしまいます(笑)

ある男性は、ある中国人の作家。

ある女性は、日本の伝説的なセクシー女優。

そこのところを笑って楽しめる人こそ、本作の理想的な読者と言えましょう。
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No.10:
(4pt)

スピンオフながらも十分楽しめる

三体シリーズⅠ〜Ⅲ全て読んだ上での感想です。

こちらは熱烈な三体ファンであった著者がネット連載していた三体スピンオフ小説を書籍として、出版したものですが、オリジナルと変わらない翻訳チームもあってか、三体の世界観がよく保たれていて、いくらか自分の三体ロスを癒やすことができました。

三体Xの誕生にあたっては、三体完結までに著者がネット上で交わした議論などが下地になっていると言われていますが、確かにオリジナルには見られないパロディ的なアイデアがいくらか見受けられます。

そうしたオリジナルとの違いを指して低評価する方もいらっしゃるようですが、やはりこれは正式な続編でもなんでもなく「あり得るかもしれないエピソード、三体X」という出来のいいファン作品なので、変に肩肘張ることなく、私たちに今一度三体の世界を味わわせてくれる作品だとして楽しむのがよいと思いました。

楽しむことができたという点では★5ですが、やはりあのオリジナルを読んだ熱量に及ばないこともあり、★4とします。
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No.9:
(5pt)

ファンの極み 三体が好きすぎる作者の剛腕

読むに当たってマインドセットがとても大事な作品と感じました。それでも、私自身は大いに楽しませていただきました。

作者自身も、翻訳者も、多くのレビューを書いた方々も言っている通り、あくまで三体ファンの二次創作であり、原作の正史ではない。
当時はなんの金銭的な対価を得られる見通しもなかったはずなのに、こういう熱量を産むファンコミニティをうらやましくも感じます。

作品としては、全面的によかったという感じではなく、ちょっとそれは原作に踏み込みすぎでは?と思う箇所や、特に女性に関する描写で違和感を感じるところがありました。宇宙の大構造よりも身近な存在で同じ人間なのだから、もう少しフラットに書いてもいいんじゃないかなと。

けれど、作中世界の宇宙の解釈や、もしかしたらこの現実世界だって?と思わせる語りは素晴らしかったです。
神話や聖書の記述が実は原初の宇宙を描写しているのかも、という点はよく出てくる表現かもしれませんが、センスオブワンダー爆発で上がりました。

原作から大胆に付け加えた後半部分は、一気にラノベ感がでてしまって、作中の戦闘スケールとは対照的に物語構造としてはむしろ小さくなったような気がします。

個人的に三体、そして三体Xを読んだ時に感じる熱さは、作品そのものもさることながら、中国には10年前にはこの作品を書く人がいて、それを支持するコミュニティがあったという憧れが大部分な気がしています。

むしろ、作品を取り巻く周辺環境が面白いと感じていますが、メタな楽しみ方をするのにもまずは作品を読まなければ始まりません。

読んでよかった一冊です。
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No.8:
(5pt)

不安を解消させる出来

原作の大ファンなので、最初はどんなものかと疑心暗鬼で読み進めましたが、結果から言うと素晴らしい出来です。もし原作者の劉慈欣名義で出版されていたらどれほどの人が二次創作であると気づくだろうかと思います。

あえて本編で語られていないところに踏み込んでいき、かつ説得力もあるので、ある意味では読者が自由に想像できていた箇所をある種の強制性をもって埋めてしまう、という側面もあるかもしれません。

個人的には、三体三部作が終わった時の喪失感を埋めてくれる作品が現れたことに感謝したいと思います。

気持ちとしては、原作に忠実な実写映画作品を見たときの満足感に近いです。
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No.7:
(4pt)

なかなか良くできている

三体世界を損なわない描写は迫力があっていい。解き明かされるなぞはそこまでしなくてもという展開もあるけれど、納得できる内容です。なんといっても面白い。
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No.6:
(4pt)

三体人の身長に衝撃

三体人の外見については、この本でも良く分かりませんでした。ただ身長の描写にびっくりしました。次元の話がとても難しくて、別の科学解説書を読もうと思っています。三体3とは異なり、本当のハッピーエンドで良かった。
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No.5:
(5pt)

中国のSF界の層の厚さ、レベルの高さを感じさせる作品

中国のSF「三体」の『死神永生』のスピンオフの作品。

「三体」の名前が使われているので、著者の方がまた後日談を書いたのかと思って購入したら、ファンが独自に書いた物を「三体」の著者公認で別の作家の方が書いた作品だそうです。

『死神永生』読みましたが、よく憶えていなかったので、どうゆう作品か、日本版に抜粋が掲載されていたので、それを参照しながら読みました。

『死神永生』で謎のまま残った事が、この作品で明らかになる、という事らしいですが、書いた方とは別の方が書いたという事で、読む前は若干の違和感もありましたが、「三体」の続編といってもいいくらい、スムーズに読めたので、著者の方は「三体」の文体を多分に意識して書いたか、或いは翻訳でもかなり雰囲気を合わせて作業したみたいで、面白く読めました。

内容は上に粗筋として明記されている通りに、『死神永生』の後日談っぽいです。まぁ読んでよかったし、この著者の方の別の作品も読んでみたいと思わせる出来だと思いました。

中国のSF界の層の厚さ、レベルの高さを感じさせる作品。「三体」のファンは是非。
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No.4:
(4pt)

あくまでも二次創作であることを理解して買うべし

前書きでも繰り返して述べられているように、本作は「熱烈な三体オタクが書いた二次創作」であることを理解してから購入することをおすすめします。
死神永生を二週くらい読んだ後に、わははバカだなーって笑いながら読むのが丁度いいと思います。
所謂オタク構文だったり、ネットミーム的なものがちょくちょく引用される影響でしょうか、死神永生読了後にすぐに手を付けると、三体世界が少し陳腐なものに感じてしまうかもしれません。

オリジナルよりも更にスケールを上げたストーリーテーリングはなかなか楽しめました。
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No.3:
(5pt)

読むべし

オタクっぽいので笑っちゃうとこもあったが十分楽しめます。三体から広がる部分は秀逸です。
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No.2:
(4pt)

もう一つの三体/雲天明の限りない懊悩の物語

●著者自身が崇拝している本家「三体」。その枠を壊したり飛び出したりせず、しかも質を落とさず
に三体シェアード・ワールドを構築。チャレンジした著者の勇気に拍手を贈りたい。
 本書では雲天明が三体人に捕らえられていた時代の出来事をAAに告白するという筋立て。まさに
サブタイトル「観想之宙」の心情です。英語版の「THE REDEMPTION OF TIME」も含蓄のある言
葉で、胸に迫るものがあります。前半は著者の意気込みが入り過ぎたせいか、文章が硬かったり、ま
た本家物語の隙間を埋める説明が若干長く感じられました。
 が、100ページを過ぎるころから徐々に本家の三体ワールド色が濃くなってきます。三体人の知能
を遥かにしのぐ存在の出現。超次元的宇宙や超知性の描写が秀逸です。読む者の(私の)理解を超え
るイメージに震えるほどのセンスオブワンダーを覚えました。これがたまらなくいい!
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No.1:
(5pt)

三体Ⅲの補完!

三体1, 2は好きですが、三体3はあんまりでした。前半は好きですが、後半は説明不足で、展開が突然すぎたり、どちらかというとハッピーエンド派の自分としてはちょっという感じでした…。
この三体Xは別の人の解釈、想像ですが、多くの点で納得できたりしてよかったです。
三体Ⅲの同様の思いを持っていた一つなら読んでみると面白いかなと思います。
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