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(短編集)
怪盗ニックを盗め
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怪盗ニックを盗めの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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とても楽しい短編集です。私は大好きです。怪盗ニックさんを知ったのは新聞記事からです。新聞にも感謝しています。 | ||||
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価値のないもの専門の強盗、ニックの事件簿第二集。 今回も前作に劣らず粒ぞろいの短編が網羅されており、堪能できました。盗む物も難度が上がり、プールの水やらニック本人やら、何も盗まないように依頼されるやら笑かしてくれます。 ただ、篇中の一部に血生臭い展開の作品もありそこら辺が少しがっかりしました。その惨殺死体を見たニックが死体より自分の報酬の方が大事という所も残念でした。愛すべき快盗として、倫理コードを厳格にして、そこからそれない様にして頂きたかったですね。この辺で前作よりも☆を減点させて頂きました。残念ですが。 そういう所を抜けば、著者の頭脳も初期より上がっていて、盗むテクニックも向上(?)していたり、盗む理由の背後の謎解きも切れ味を増していてさすがホックと思いました。 異色の主人公が活躍する連作短編集。機会があったら是非。 | ||||
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ホックはほぼ短編を書くことだけで生計を立てている現代では稀有の存在な作家ですその彼が生み出した数々のキャラクターの中で、もっとも人気があるのが“価値のないものしか盗まない怪盗"ニック・ベルベットですこの短編集は「音」を盗まされたり、雪山の雪やらガラスの王冠やら挙句の果てに自分自身を盗まれたり、盗まないことに報酬を受け取ったり盗む苦労に見合わないものばかりどうやってこんな大それたものを盗むのか?と何でこんなものが必要なのか?といった2つの要素を短編に絡ませた楽しい短編集です | ||||
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ホックはほぼ短編を書くことだけで生計を立てている 現代では稀有の存在な作家です その彼が生み出した数々のキャラクターの中で、もっとも人気があるのが “価値のないものしか盗まない怪盗"ニック・ベルベットです この短編集は「音」を盗まされたり、雪山の雪やらガラスの王冠やら 挙句の果てに自分自身を盗まれたり、盗まないことに報酬を受け取ったり 盗む苦労に見合わないものばかり どうやってこんな大それたものを盗むのか?と 何でこんなものが必要なのか?といった 2つの要素を短編に絡ませた 楽しい短編集です | ||||
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泥棒ながら事件に巻き込まれ、探偵に・・・というのは、今ではローレンス・ブロックのバーニイシリーズもあり、言われて見れば大分増えてはきましたが、このニックは元祖にして傑作!!そしてとってもキュートでありながら、見事に推理するさまは溜息出るほどカッコいい。それもそのはず、生みの親は世界一の短編推理作家(作者本人も短編を書くのが大好きな“短編プロパー”だけに、もう脱帽するしかない短編を次々と発表していて翻訳が追いつきません)E・D・ホック。ニック・ヴェルヴェット、イタリア系移民、長身でラテン系の顔立ち、そして・・・「価値のないものしか盗まない」天才泥棒。1回2万ドル(危険が伴う場合は要相談)で、依頼人にとってのみ価値があるものを盗む。終わった公演のチケット、昨日の新聞、プールの水、陪審員全員・・・。そして、ニックは“仕事”にからんで必ず殺人事件や奇妙な事件に見舞われる。ニックは「どうやって」それを盗むのか、「何のために」そんな価値のないものを依頼人は欲しがるのか、そして「誰が」その殺人を犯したのか?How、Why、Who全てが揃った、どの短編ももったいないほどおいしい作品。この『盗め』では、盗みを阻止するためにニック自身が盗まれて・・・この怪盗ニック、作品は沢山あるが、邦訳は『怪盗ニック登場』『怪盗ニックを盗め』『怪盗ニックの事件簿』の3冊のみ。いつか「復活」して、雑誌連載のみの「ニックの東京日記」邦訳、単行本に収録されないかな。 | ||||
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泥棒ながら事件に巻き込まれ、探偵に・・・というのは、今ではローレンス・ブロックのバーニイシリーズもあり、言われて見れば大分増えてはきましたが、このニックは元祖にして傑作!!そしてとってもキュートでありながら、見事に推理するさまは溜息出るほどカッコいい。 それもそのはず、生みの親は世界一の短編推理作家(作者本人も短編を書くのが大好きな“短編プロパー”だけに、もう脱帽するしかない短編を次々と発表していて翻訳が追いつきません)E・D・ホック。 ニック・ヴェルヴェット、イタリア系移民、長身でラテン系の顔立ち、そして・・・「価値のないものしか盗まない」天才泥棒。1回2万ドル(危険が伴う場合は要相談)で、依頼人にとってのみ価値があるものを盗む。終わった公演のチケット、昨日の新聞、プールの水、陪審員全員・・・。そして、ニックは“仕事”にからんで必ず殺人事件や奇妙な事件に見舞われる。 ニックは「どうやって」それを盗むのか、「何のために」そんな価値のないものを依頼人は欲しがるのか、そして「誰が」その殺人を犯したのか?How、Why、Who全てが揃った、どの短編ももったいないほどおいしい作品。 この『盗め』では、盗みを阻止するためにニック自身が盗まれて・・・ この怪盗ニック、作品は沢山あるが、邦訳は『怪盗ニック登場』『怪盗ニックを盗め』『怪盗ニックの事件簿』の3冊のみ。いつか「復活」して、雑誌連載のみの「ニックの東京日記」邦訳、単行本に収録されないかな。 | ||||
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