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人面島
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人面島の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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著者の作品にしてはちょっと意外な気がする、離島が舞台という事で設定は面白いのだが、何かちょっとね。 | ||||
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老婆が不吉な手毬唄を口ずさむ訳でなく、少なからぬ村民が殺害された過去を持つ訳でもないからなのだろうか?人面を想像させる離島、隠れキリシタン、隠された鍾乳洞と云った舞台装置のうえに起こる連続殺人事件の割にはいささかおどろおどろしさに欠けるようだ。そのうえ遺産相続、兄弟の確執と云ったお膳立てがありながら、直接犯人やその殺意に繋がるものではないと云うその結末が肩すかしに感じられるのは、敢えて作者が意図した構図なのだろう。横溝的展開を逆手に取った金でも恨みでもないある意味現代的な殺人の動機の提示に思えてならない。 | ||||
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七里作品としてはちょっと残念。 展開がタルいし、ラストの展開も月並みといえば月並み。 読者をあっと言わせてほしいなぁ。 | ||||
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人面瘡の続編、今回は孤島 トリックや犯人を追い詰めるシーンなどミステリー要素はあっさりしているが、全体的な世界観がとても好み | ||||
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横溝正史のような、おどろおどろしさを醸し出す展開に、ゾクゾクします。 排他的で濃すぎる人間関係は、村社会ではありがちで、 仕事とはいえ、そこに巻き込まれていく三津木は気の毒でもあります。 このところ、危険度が増している自然災害。 三津木のようなスキルを持った人が活躍すべきですね。 頼りなさげな三津木ですが、その才能で大災害から人を救うのは、流石です。 | ||||
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離島での殺人事件という設定で、登場人物が少ないため犯人の予想は難しくないが、独自の島文化が物語の骨格を形成している。 主人公の頼りなさを「ジンさん」がサポートするわけだけど、コンビでの活躍というよりストーリーの補完的な「ジンさん」がイマイチ物足りず。 ミステリーとしては正直弱いが、キャラクターで引っ張る。 今後シリーズとして展開されるのなら、肝心のミステリー部分を強化しないと厳しいのではないか。 | ||||
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トリックというほどの仕掛けもなく、淡々とお話が進み、淡々と終わります。読後感は淡白そのものです。 後、148ページの相続の説明は誤りですね。代襲相続の問題ではないのはその通りですが、相続発生後に相続人の一人が死亡したら、その死亡した相続人の相続分はさらに別の相続として処理されますので、元の相続人の相続分が増えるわけではありません。 ストーリーに大きな影響はなかったですが、若干興醒めしました。校正の段階で気がつかなかったのは残念です。 | ||||
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主にジンさんの「箴言」を楽しむ方向で なにが起こってどう対処するかより、ジンさんと三津木のボケ突っ込みが自分としては読みドコロ 彼らは今後の「遠恋」を超えられるだろうか。お巡りさんが12人いれば、一人につき6人ついて、互いにお喋りなんかできない筈なんだけどなあ… シンプルなラインなのに妙~に禍々しく感じるイラスト良いね | ||||
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①前作同様横溝正史流ミステリーがなかなか面白い。不動産鑑定士と肩に取り憑く人面瘡の迷コンビが大活躍する。 ②島の内部で起こる殺人事件。自ずと犯人は絞られ、誰なのかは想像がつく。ミステリーの醍醐味としては少しがっかりであるが、キャラクターの設定が面白いので、次々と読める。この作家はキャラクター小説を書くのが本領なのだ。 新境地を開拓中の著者を応援したい。 お勧めの一冊だ。 | ||||
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このシリーズはいらないんじゃないかなあ。 岬と御子柴と法医だけでいいんじゃないか? それだけでも凄いと思う。 あと、代襲相続はできなくても数次相続で兄貴の子供は相続できるはずだけど。 だから、兄貴が死亡した時、相続は後妻、弟、兄貴の子供になり、 後妻と弟の二人にはならないと思うのだが。 それに最終的に兄貴の嫁さんに財産が多少いくというのも、 故人である兄貴が相続してこその話だから。 その点だけ気になった。 | ||||
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ここまでくれば職人芸といえる芸域の広さですが、さすがに、「さよならトビッシー」で得られた感動もなにも感じなくなりました。この作家さん、キャラクター設定と描き方がうまいから、最後まで読まされるけれど、最近は量産しすぎで、感心しない。「さよなら…」は、ミステリーのすごさというよりも、ヒロインがピアノとの格闘する姿の描き方の熱量に圧倒された。そういったものが、近作では薄れてきている。この作家さんの書く作品は、計ったように同じ厚さ。読ませ方も心得ている。まさに職人。ご自身の日記や業界ネタの「毒島」にも主張されているけれど、今の作家の世界は、書いてなんぼ。書けなければどんな高尚な理想をもっていてもダメ、という感じでしょうか。でも、時々、エッ、この人がこんな作品を、と思う著作を出しているのを見ると(たとえば海堂尊など)、作家って、なにか書きたいものがあるのではないか、それが作家なのではないかと思う。中山氏には、そういったものがないのだろうか。御子柴の初期の作品、カエル男、犬養の初期の作品などはミステリーとしてもすぐれていたが、最近は、よくこれだけの量をかけるな、ということだけに感心するようになってしまった。 | ||||
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不気味な三津木とジンさん とても面白い。 第三弾を期待しています。 | ||||
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