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じんかん
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じんかんの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全110件 1~20 1/6ページ
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童の神に続いて念のため読んだけど、どちらも面白いけど読後感がさらっと流れちゃう。本作も日夏のエピソードがなかったら何も残らない気がする。著者との相性の問題だと思いますけど。 | ||||
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この松永久秀像は共感できる 信長が最大の理解者というのも面白い設定 設定というか、これが史実ではないかと思ってしまう、思いたくなる展開 日夏が嫁いでからの日々の描写があっても良かったかなと思います | ||||
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幸せで良かったのに | ||||
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カバー表紙がカッコ良かったので購入! | ||||
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戦国の梟雄 松永久秀の生涯を描いた歴史小説。 織田信長が小姓に夜語りをする体で物語は進む。久秀と言えば、将軍暗殺、主家乗っ取り、東大寺焼き討ちの悪行で後々まで悪名をとどろかせた、まさに乱世の戦国大名である。 本作品では、これらの三悪事を久秀に共感する信長の口から、紐解いていく。久秀の本心は、全く別のところにあった!と、著者は、歴史的な解釈に異を唱えている。何故、信長は久秀に寛容だったのか、の答えもここにある。 本作品の久秀は、民を思い、武士なき世を渇望する理想主義者。様々な人々との出会いと別れを通じて、久秀の理念が確固たるものに形づくられていく。 生涯を閉じるまで理想を追い求めた男の人生に共感す。久秀の悲恋の結末がぐっとくる。 花村萬月『弾正星』は、ダークヒーロー爆誕のストーリーで、こちらは違った視点の松永久秀が描かれている。 | ||||
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読みやすい本でした。出張の合間に途切れ途切れに読みましたが、一気に読めばもっと良かったと思います。登場人物の会話も多くて、自分がその場にいるような錯覚に陥ります。 人間とはなんの為に生きるのか、神、仏もいないではないか、久秀を通して人生とは何かを考えさせる小説でした。歴史小説家って何をどれだけ調べて書いているんだろうって感心しました。 | ||||
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ネットのおすすめで見て、地元本屋で買って、読んだ。 松永久秀の印象を大きく変える内容だった。 読後は、松永久秀が好きになったという読者が大半ではないだろうか。 信長が、小姓に、久秀の思い出話をする設定も斬新で、一気に読ませる筆力があった。 武士の起こりとか、乱世の中の人心とか、興味深い記述もあり、 他の作品も読んでみようと思う。 「本当のところ、理想を追い求めようとする者など、このじんかんには一厘しかおらぬ。 残りの九割九分九厘は、ただ変革を恐れて大きな流れに身を委ねるだけではないか」(p424) | ||||
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本屋さんの相次ぐ閉店で、遠くまで買いに行けなくなり、アマゾンで購入しました。 今村翔吾さんの作品はどれも面白く読ませて頂いています。 | ||||
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ハードカバー版買って2回読破して今回文庫版も買った!ジャケットかっこいい♪3回目読破するぞ❗️ | ||||
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松永弾正少弼久秀は、多聞丸、日夏、元長等の人間(じんかん)の中で誕生したたった1厘の人間(にんげん)なり。 | ||||
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陳腐な言葉ですが、歴史は勝者が語ります。一時の勝者も、最終的に敗れれば、勝者に恭順するため、記録を改ざんします。 例えば、明智が破れた後の吉田日記、関ヶ原の後、全ての責任を安国寺恵瓊に押しつけた、本当の首謀者の毛利輝元…。 まして、死人に口なし。敗亡した者は、弁明一つ語ることはできず、最終的勝者、例えば、徳川家の好きなように、語られてしまいます。 だからこそ、織田信長や明智光秀、石田三成、真田幸村など、興味が尽きなくなるのだと思います。 そして、本作の松永久秀。 出自から全てが謎です。史料に出てくること以外は。 だからこそ、描く筆者の想像力と筆力が試され、そして、今村さんは、見事に完成させました。 戦国乱世は、生き残りよりも、泡沫のように、敗れ、滅びた者たちが圧倒的に多い時代です。滅びた者にも守りたいものが、当然あったでしょう。 いつ殺されても、おかしくなかった九兵衛が、守りたかったものは何か。なんのために戦い続けたのか。九兵衛の熱く、優しい心に、感動しました。 じんかんというタイトルに象徴される、信長と九兵衛の共有する思いの解釈も、非常に面白いです。 今村さんの作品で、三好元長から始まる思想は、八本目の槍に繋がって行きます。 通説では、松永久秀は、政治的地位に固執して、低下していく地位回復を図って 武田信玄や上杉謙信に呼応して、信長に逆らったとか、大和に固執して、筒井家を事実上の大和守護にした信長に逆らったとかありますが、どれもしっくり来まず、、作者の解釈が一番面白いです。 また、三好元長を殺した一揆衆や、九兵衛が守りたかった日夏を、無残に殺した筒井家のやり方に、九兵衛の本当の敵、乱世が象徴されていると思います。 平和な現代から見れば、戦国の戦は、映画のような派手なものに見えるかもしれませんが、当時の人からすれば、地獄でしょう。その悲惨さばかりを際立たせるのではなく、九兵衛の生きざまを見事に描くことで、上質な、読後感の爽やかな作品になっています。 | ||||
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今村翔吾先生の『じんかん』読了 時間の合間を縫い、夢中で読みました。 最初から最後まで面白かったです。 人はなぜ生きるのか? 善と悪は立場が変われば善にもなるし、悪にもなる。 戦国時代を生き抜いた、新たな松永久秀公像を読ませていただきました。 | ||||
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思った以上に本がきれいで丁寧に放送されてとても良かったです。 | ||||
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史上最悪の武将とも評される松永久秀。この人を主人公に、これほど面白い小説が生まれるとは。あっという間に、読み終わりました。感激でした。 | ||||
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“どうする家康”も楽しんで観ておりますが、人の命がことほどに軽い戦国の世を文字通り、どの様に命を燃やすのか、真剣に問い、人間(じんかん)の狭間を駆け抜けた武将がいた事を知りました。少々、ドラマチックな演出が目立つところも有りますが、ページを閉じて静かに考えたくなる場所も多く、読み終えて元気が出てまいります。お勧めです。 | ||||
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直木賞作の『塞翁の楯』→最新作の『幸村を討て』→『八本目の槍』→本作と読んできたが、いやはや唸るしかない。“槍”も本作も直木賞候補である。“楯”で取れなくても“幸村”で取ったのではないか? それくらい作品の充実ぶりがとてつもなく凄い。(直木賞は数回候補にならないと受賞できない) 信長周辺の作品を何作読んだか? 必ず松永久秀や荒木村重等は出てくるが信長に反旗を翻した程度の知識しかなかった。村重に関しては米澤穂信の『黒牢城』で、久秀は本作で詳しく知ることができた。 この作家はどの作品も構成が絶妙で、本作は各章冒頭に信長が小姓に久秀との様々な出来事を話して聞かせるという構成になっている。信長は裏切りに対しては厳しい対応をするので有名だが、久秀に対しては二度の謀反に際しても降伏すれば許すと寛大であった。なぜか? 信長と久秀は無神論者であるとか、茶の湯を好むとか共通する点が多々あった。最も共通するのはこの作品のタイトルは『じんかん』だが、人間に対する考え方であった。 この作家はどの作品もそうだが、とてつもないクライマックスが怒涛のように押し寄せる。商人の息子として生まれたのだが両親を亡くしてからは追はぎにまで身を落とす。そこから身を起こしそのころの仲間で日夏という女性を迎えに行くのだが数日前に嫁に行ったという。追うことはしなかったが、自分の運命が決しようとするとき日夏の最後を知る。もうそこから涙が止まらい。 本作も500頁を超える大作だが全く退屈しない。シリーズ物は後回しにしているが、いずれ全てを読破するしかあるまい。 | ||||
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めちゃくちゃ面白かった。一気読みだった。 戦国時代の三悪人と言われる松永久秀の生涯を描いたものだが、あっという間に引き込まれて最後まで読んでしまった。自分たちが「悪人」「善人」っていってるのはなんなんだろうね。何を見て言っているのだろう。 神仏を信じない九兵衛。誰も救ってくれないじゃないかと叫びながら進んでいく。 あらすじは書けない。心を揺さぶられたい人、とにかく一読の価値あり! | ||||
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松永久秀の新たな解釈。非常に人間味のある人物として描かれ、また仲間、家臣との絆も何とも爽やかに書かれている。イッキ読みでした。 | ||||
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よくある貧乏で苦労したうえに戦渦に巻き込まれた過去のエピソードなど、 そこらの小説を開いたらゴロゴロ転がってるようなありがちなことが事細かに描かれていてうんざりした こんなのマンガならバッサリと切り捨てて数ページで説明するはずだ はじめて人で賑わう町に出たときの説明もめっちゃありきたり 感情移入をさせたいのか知らないがそれにしては物語の展開が"ちゃち"で、いくら読んでも登場人物達が赤の他人にしか感じられない これならセンゴクのほうがよほど面白いしスピーディーだし為になる | ||||
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人が生きるとは、自分に価値を見出すこと。人に生かされていると、知ること。 | ||||
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