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じんかん
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じんかんの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全110件 101~110 6/6ページ
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久々に面白い、歴史小説です。大河ドラマにして欲しいです。 | ||||
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松永久秀を主人公とした500ページを超える戦国小説だったが、読み応え満載で一気に読んだ。 商人の家で生まれた平凡な男が、父と母を殺され、仲間を殺され、寺社に助けられ、三好家と縁を持ち、生涯に渡り忠誠を誓う生き様には圧倒された。 信義の筋をしっかり通し、人とのご縁を大事にし、仲間を大切に思う。そんな秀久の信念が見事に最期まで描かれていた。 「人はなぜば生きるのか」というのが一つのテーマになっていた。 「何の罪もない民が不条理に死んでいく。私たちはなぜ生まれたのだろう。少なくとも武力を盾に威張り散らし、民を苦しめるあいつら武士のために生まれたのではないはずだ。」 この言葉から、苦しい幼少期を過ごした久秀の、世の中を変えたいという想いが伝わってきた。 「救われたい、富を得たいと願うくせに自らが責を負うことを嫌う者が世の大半を占める。理想を追い求めようとする者など、この人間(じんかん)には一厘しかおらず、残りの九割九部九厘は、ただ変革を恐れて大きな流れに身をゆだねるだけだ。」 戦を繰り返して奪い合って自滅する人間が大多数を占める中、最期まで一厘を捨てずに抗い続けた久秀や信長のような生き方が、人の歴史に名を刻み、新たな時代を切り開く一歩になるのだと思う。 | ||||
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九兵衛(松永弾正少弼久秀)の一生を描いた大河ドラマ。戦国の世を救うため、三好元長の「武士を残らず駆逐したい」という願いを実現するために三好家に仕える。改革は人を納得させる必要があり、その難しさは今も昔も変わらない。元長は志半ばに亡くなり、久秀が遺志を継ぐ。そして久秀も三好家や他の大名との間に挟まれて思うように進められない。神仏を信じない久秀であるが、人を信じる力は強い。子供の頃に知り合った多聞丸や日夏の遺志を自分のものにして、死ぬまで人を民を家臣を信じぬいた。久秀自身が悪者になっても大きな目的のために動いた。壮絶なドラマである。500ページの大作であるが、長さを感じられない。むしろ、もっと読みたいと思った。 | ||||
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「童の神」が面白かったので購入しました。500ページ超と分厚い本ですが、読みだすとグイグイと物語に引き込まれて一気読みでした。松永久秀の一生を語っているのですが、「大悪人で下剋上の典型的な人物」としか知られていませんので、この先の展開が読めず、ハラハラドキドキでした。特に導入部(少年時代)は意外性があって、驚きました。 | ||||
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電車で広告を見てレビューも高かったため読んでみた。着眼点、テーマ設定は面白いが、文体がどうも。 マンガやドラマを意識しているのだろうがセリフが臭く、情景描写が浅い。 稚拙で奥行きがなく、没入できる作品ではない。歴史小説というよりラノベ。 司馬遼太郎ばかり読んでる私には合わなかった。 テーマが面白いだけにとても残念。 | ||||
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松永の三悪は、松永の責にあらずと言う話は、少し前からある説で、それ自体は驚きではなかったが、二度の謀反に至る話など、その謎に満ちた行動理念に、納得のいく新しい松永像に惹かれた。義興の人柄や才能あふれる姿を描いたところも良かった。彼が、後20年普通に生きていれば、確実に戦国時代は終わっていただろうと夢想することが多かったが、本作でよりその想いを強くした。この作品で出逢った新しい松永久秀は、附に落ちた。 | ||||
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織田信長の目を通して、松永久秀を描いている着眼点はすばらしい。 | ||||
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登場人物の設定、物語の展開いずれも秀逸です。 読みながら、「ああこれはこういう事が起きる布石なんだ」と何度天を仰いだことか。 ラストのクライマックスの展開などは鳥肌ものです。 | ||||
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最高です。 それ以外に言葉はありません。 | ||||
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久し振りに心を震わす素晴らしい本と出会えた。これまで世間の評判通り松永弾正は歴史上のヒールと思っていたが、最後まで家臣が残ってくれると言う事は、一経営者として決してそうではない事が窺える。自分自身が一厘の人間になり得るのか、残りの余生を深く考えさせられる一冊となった。 | ||||
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