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黒き荒野の果て
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黒き荒野の果ての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
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少年院に入っていた過去を持つ黒人男性。堅気として自動車修理工場を経営して家族を守っています。けれども厳しい状況に追い込まれてどうしても大きな犯罪に手を染めざるを得なくなりました。完全犯罪をもくろむのですが、当然のことながら予期せぬ出来事ばかりが次々と起こってしまい、超絶のカーテクニックを見せて、ギャングと戦います。助けてくれる協力者に頼ったり、なんとか家族を逃がそうとしたり、という苦難の連続のなかで果たして結末は!という流れでとびきりの「暗黒犯罪小説」に仕上がっています。 この作者の小説の根底に根付いている強烈な人種差別、圧倒的な暴力主義などを強く感じながらどこか異国の遥か昔のお話といった感覚に襲われますが、実はほぼ現代のアメリカが舞台である、というあたりがちょうど再選された大統領のニュースと相まって複雑な現実を見せつけてくれました。 | ||||
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久々に骨太なハードボイルを堪能。 メインストーリーはありがちな設定だが、主人公のキャラが深く描きこまれていて、生い立ちからくる父親へのトラウマ(ここが少し冗長)、その反面としての現家族への強い想いをベースに、男同士の友情、裏切りがフィルムノワールのように濃厚に描かれている。 バイオレンスシーンもあって、どこかエルモア・レナードやデニス・ルヘインを思わせるような切なさも漂う。 歯切れのよい文章が実にうまく、暗いトーンの比喩や暗喩も見事でラストまでじっくりと楽しめる | ||||
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訳者のファンです。 加賀山氏の手掛けた小説なら間違いない だろうと思って読んでみました。 ベイビードライバーとか、ドライブとか、 走り屋が活躍するクライム映画は沢山あるけど、 これ、見事に小説世界で堪能できます。 それだけじゃなく、暴力的な本能と、良き家庭人でありたい という主人公の葛藤の描かれ方も素晴らしく、 緩急に富んだ、超満足な作品でした! | ||||
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あらすじの時点で興味を持つような方であれば、ほぼほぼ楽しめる小説だと思い ます。特にひねることもなく、これ系の作品ではあまりに定番でお約束な設定を ひたすらストレートに描いているのですが、想像を上回る面白さでした。 車に興味がないのでカーアクションはさておき、物語自体の疾走感は物凄いもの がありました。余計な枝葉がなくシンプルだからこそ次の展開が気になり、正に あっという間に読み終えてしまいました。結末も悪くなかったと思います。 ただ導入部で明らかになる通り、ボーレガードの卓越した運転技術やメカニック に限らない幅広い知識等々、スーパー主人公な感はありますし、割とハリウッド 映画的な作風であるという事は頭の片隅に入れておいても良いかもしれません。 | ||||
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元凄腕の逃し屋が堅気仕事の傾きで、一回だけ復帰し巻き返しを図るが、当然そんな訳に行かず… | ||||
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評価も高いしハードボイルド好きなので読んだが、安っぽい映画の様。 ジョージPペレケーノスを超える作家はまだ出ないな | ||||
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翻訳物にしては読みやすかったが、犯罪小説として特筆すべき点はなかった。 黒人が主人公だから、今の時代に適性があるということのみか。 | ||||
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バイオレンス・カーアクションが満載の犯罪小説と言ってしまえば、それまでだが、とてつもなく面白い。設定なども 別にそう凝ったものではないが、とにかく一気に読んでしまう。特別なドライビング技術を持った黒人の 「走り屋」ボーレガードは、今は足を洗って自動車整備工場を経営している。だが、競争相手の出現もあり、 生活が成り立たなくなっている。そのため、昔の仲間の誘いで宝石強盗での「走り屋」を引き受けるが、 この宝石強盗には裏があった。筋書や描写が非常にスピーディで人物描写も巧みだ。米国で賞を 総なめにしたことも頷ける。すでに映画化権は買われているらしい。まさに映画にするために書かれた 作品といってもいいかもしれない。映画も原作に忠実に作れば、まず間違いなくヒットするだろう。 | ||||
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主人公のボーレガード/バグを応援しながらページをめくる手がとまらない。アメリカの黒人が巻き込まれるクライムノベルは、昨今の事情に照らし合わせるとタイムリーということになるだろう。 | ||||
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NETFLIXのストーリーと同じで 映像にはかなわない。 | ||||
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足を洗ったつもりが犯罪の世界から抜けきれない男を描いた傑作。派手なアクションもあるが、根底にあるのは家族の絆。ネタは使い古されているはずなのに、全く飽きずに一気に読めてしまう。 海外翻訳は早川書房がトップだと思っていたが、ハーパーBOOKSも見逃せなくなってきた。 | ||||
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加賀山 卓朗は訳者失格 | ||||
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カーアクションは文章より映像が一番-----車好きじゃないと文章でデッドヒートを想像しながらは、疲れる | ||||
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犯罪に関わらざるを得なくなるまでの事情は丁寧に描かれてリアリティがあるのだけれど、ドライビングシーンがまんまハリウッド映画、勧善懲悪のようで身内には甘いストーリーで、なんとも釈然とせず。 | ||||
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カーアクションの描写がうまい。ストーリーに沿っているのも面白かった。目まぐるしい動きが素晴らしい。ハッピーエンドも良かった。 | ||||
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こう生きたいと願っていたにも関わらず、気が付けば最も忌避すべき道を歩んでしまっている。 本作は、なりたい自分となりたくない自分との狭間で苦しみ抗う物語だ。 主人公のボーレガードは、愛する家族のため金を工面する必要に迫られる。 そのため。かつて足を洗ったはずの裏家業に一度だけ戻ることを決意。 しかしその仕事が思いもよらぬ結果となり事態は悪化の一途を辿る、というのが本作の大まかなストーリーだ。 そう、ストーリー自体にこれといった目新しさはまるでない。 しかしそれでも読ませる。 卓越した人物描写がリーダビリティとして機能しており、常にアクセル全開の物語に振り落とされないよう私たち読者はしがみつく他ない。 どこかで見たような設定だと既視感を抱かせるのも束の間、読み進めるにつれ、この物語がどこに行き着くか見届けたいと渇望せずにはいられなくなるのだ。 卓越した人物描写の代表として挙げられるのが、ボーレガード。 彼は、良い父親でいることと裏家業に手を出す自らの二面性に苦悩する。 自身の父親の幻影に囚われている彼は、裏家業に手を出すことは家族のため暴力に引き寄せられてしまうのは血のせいだと、自分に言い聞かせる。 自分には選択肢などない。 裏家業で稼ぐことでしか家族を救えないのだ、と。 確かに、過酷な環境や劣悪な幼少時代が鎖となって彼にまとわりついているのは事実。 しかしそれでも最も大きな鎖を身に着けることを選択したのは彼自身なのだ。 そうやって選択肢は一つしかなかったのだと自分に言い聞かせ続けた結果、過去の呪縛に同化してしまい、取り返しのつかない事態へと物語は進んでいく。 家族にとって良い父親であることと、家族を危険に晒す裏家業で稼ぐこと。 相反する2つの立場を両立できると信じて疑わないボーレガードの姿を通して、暴力の虚しさが全編に渡って漂っている点も特筆に値するだろう。 手に汗握る映画顔負けのカーアクションや鬼気迫るリアリティ溢れるバイオレンスシーンは、本作のハイライトではあるが爽快感を味わうために描かれているのではない。 本作では暴力や略奪を決して美化しないのだ。 暴力と貧困、そして略奪が絡み合った負のループへの諦観と憐れみが常に付き纏っている。 過去のクライムノベルの換骨奪胎に見事成功した本作。 文学性とエンタメ性の両立をも難なく達成している。 数々の受賞歴からも、本作が如何に優れた作品であるかは分かっていただけるだろう。 クライムノベルの新たな旗手の誕生だ。 | ||||
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ホンモノのノワールがやって来た。古いフレンチ・ノワールの世界が、現代に帰ってきた。そういう小説の時間をもたらしてくれる作品である。 70年代のアメリカン・ニューシネマのフィルムの傷を想定しながら読む。暗闇に潜んで見上げていた傷だらけのスクリーン。暗くくすんだカラー。映画館内に漂う煙草のにおい。小便臭いコンクリート打ちっぱなしの廊下の匂い。しかしスクリーンの向こうには、野望を持つ男と女のしゅっとした切れの良さがある。銃口と硝煙。カーブの向こうを見据えるドライバーの冷徹な眼差し。 それらは大抵。美しい犯罪ストーリーだった。生と死、疑わしい愛、安全さに欠ける大金、それらがやり取りされていた。魅せられるが、脆過ぎる。ぎりぎりの展開。破滅か生存かを賭けて、犯罪、裏切り、脱出や生存の可否を、いつも秤にかけていた。 本書は、南部の田舎町のトレーラーハウスに生活する黒人の一家の物語である。ビターの効いたホームドラマと言って言えないこともない。主人公ボーレガードは自動車修理工場を営むが、競争相手の出現で破産を目の前にしている。目の前には、過去からやって来た犯罪という餌がぶら下がり、彼は家族のため、敢えて餌に喰らいつく。危険だが、それしかもう道はない。追いつめられた状況劇。 うまい話には裏がある。裏切りに満ちた犯罪者たちの個性ある顔ぶれ。ボーレガードの運転技術が凄まじい。自動車を知り尽くしているゆえ、犯罪に用いる車に関しては整備も運転も100%引き受ける。路上のアクションを主体にした小説作品はそう多くないだろう。ギャビン・ライアル以来、あまりお目にかかっていないかもしれない。 一人一人の書き分けも素晴らしい。癖のある男と女。ボーレガードの家族と彼らの長年の仕事仲間。こちら側の人間たち。愛と友情。一方では悪玉が列をなす。こわもての狂犬たち。裏切り者たち。ひとつの犯罪仕事をきかっけに、次々と組織間の衝突が巻き起こり連鎖する。一人一人、順番にこの世とおさらばをしてゆく。いとも簡単に。静と動を絡み合わせたクライム小説。銃と、暴力と、カーチェイス。 こう書いてみると単純に見えるかもしれないが、前半部は少し長めの導火線であり、静である。だが爆発物に近づいているのはわかる仕掛けだ。とりわけボーレガードと家族たちは追い込まれてゆく。かつて失踪し、この世から消滅してしまった父の物語。いなくなった父から引き継いだ愛車ダスターへのこだわりが、夫婦間の平和を切り裂く。子供たちを切り裂く。実はこの前半によって後半の物語にも厚みが出る。 家族。消えた父。育ちゆく息子たち。彼らに迫る危険な奴ら。家族を生き延びさせるために、ボーレガードが何をしなくていけないのか。 大一番の賭けに出る男たちの、知略の勝負を描いて圧倒するクライムの傑作が登場した。この作家の今後が楽しみだ。そのくらい活きのいい一冊である。 | ||||
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Blacktop Wastelandとは、アスファルト舗装の荒地、というような意味らしいです。 主人公は、映画ドライブのようなホイールマン(逃がし屋)のボーレガード・モンタージュ。 主人公の名前からして珍しく期待が高まりますが、最後まで期待通りです。 主人公は父が早くに失踪してしまい、一時身を沈めていた悪の世界から足を洗った男。 しかし厳しい境遇が続き、遂に禁じ手、逃がし屋の世界に戻ってきてしまう。 1度だけと決めた仕事だったが、間違った相手から盗みを働き、急速に追い詰められていく。 ボーレガードは運転技術を駆使して無事、死の罠から逃げ切ることができるのか、という話。 話自体はよくある話だが、登場人物もキャラが立っているし、ストーリーの疾走感もあります。 (序盤100ページくらいは少しゆったりですが) 家族の形なども丁寧に描かれ、終始面白く読めると思います。 装丁もかっこいいし、お勧めできます。 ハーパーコリンズは最近色々な小説を出してくれていてうれしいですね。 是非、猟奇犯罪もの以外にも、本作のような本格派のアクション小説も、もっと手掛けて欲しいです。 | ||||
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アメリカのヴァージニア州を舞台に、妻子ある中年の黒人男性が主人公となる犯罪小説。原書は2020年発刊で、作中の時間は出来事の順序から2011年頃と見られる。約420ページ。 ボーレガードは自動車修理工場を営む37歳の黒人男性で、15年連れ添う最愛の妻と二人の息子、別の女性ともうけた別れて暮らす娘をもつ。工場の経営は思わしくなく、ローンや仕入れ先への支払いに首が回らない。そのうえ、療養所に入居する母親の超過費用の支払いや、大学への進学を諦めつつある娘の学費の工面ができず、金策に悩む日々が続いている。そんなボーレガードには整備工としての腕前だけでなく、実はかつて裏社会で名を馳せた超一流のドライバーとしての顔があった。 平和な家庭を壊したくない一方で、経済的な苦境を解決するために賭けレースで儲けることを画策するボーレガードだったが、結果は裏目に出て、事態を解決するどころか所持金を損失してしまう。そんなおりに、ボーレガードのドライバーとしての腕を見込んだ「いかれた白人」ロニーから、宝石店で積荷目録にないダイアモンドを強奪する計画に誘われる。かつての仕事でも失敗した信用できないロニーからの話のうえ、夫が危険を冒そうとしていることに勘づいた妻・キアにも反対されるボーレガードだったが、愛する家族や工場を守るために危ない橋を渡る決断を迫られる。 作中、ボーレガードが思春期の頃に失踪した父・アンソニーが、ボーレガードの人格を形成するうえで大きな影響を与えた人物として描かれる。アンソニーはボーレガードにとって崇拝の対象であるとともに、ボーレガードと同じく、かつては超一流のドライバーとして裏社会で活躍した男だった。そんな父から唯一譲り受けたのが、父のかつての愛車であるダスターだった。 作品の背景の説明のためもあって、強盗決行までの展開は比較的ゆったりしており、ボーレガードの仲睦まじい家庭の様子を含め、主な登場人物たちや関係性が描かれる。後半は一転して、終局に向けて展開が加速し、併せて本作の見どころでもあるカーチェイスや銃撃戦などの緊迫したアクションシーンが増えていく。 通読してみて、登場人物たちの動機や行動に無理がなく、ストーリーに集中することができた。犯罪小説としての筋は特別なひねりもなく、奇抜さやオリジナリティは見当たらないため大きな驚きはないが、安定感のある渋めの作品として楽しめる。アクションシーンは映像化された際には一段と映えそうだ。 一点、個人的に面白く感じたのはボーレガードが犯罪行為を決断する理由にあった。妻のキアは工場を畳んで愛車ダスターを売却し、勤め人になることを夫に提案するのだが、ボーレガードはこれを拒否する。つまり、ボーレガードは(場合によっては家族にも影響を及ぼすであろう)大きな危険を冒してでも、父の象徴である愛車や自営業の立場を手放すことは選択しなかったということだ。ボーレガードが最優先したのは本当に家庭だったのか。その後の展開も相まって、このあたりにボーレガードという人物の本質を考えさせられる。 | ||||
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デニス・ルヘインの「ザ・ドロップ」を想起しながら読み始めましたが、違っていました。典型的なアメリカン・クライム・ノヴェルでありながら、新しい。 「黒き荒野の果て "Blacktop Wasteland"」(S・A コスビー ハーパーBOOKS)を読み終えました。舞台は、ヴァージニア、ノース・キャロライナ。 かつて強盗団のドライヴァーだった男、ボーレガードは家族のために堅気として自動車工場を経営していますが、ライヴァル工場の台頭もあって生活に困窮します。そして、かつての稼業へと舞い戻る以外に道がなくなります。 炸裂するカー・アクション。カー・チェイス。中盤の、かつてこれほどのカー・シーンはなかったのでは?と思えるほどエキサイティングで、切れ味のいいアクション後から、前半の背景説明が次第に刈り取られていって、危険で、ヴァイオレントで、行き先の読み難いストーリーが展開されていきます。当然の如くスリラーですから、これ以上の「黒き荒野の果て」を説明することはできません。 主人公・ボーレガードには、父親アンソニーの「悪党」としての血が流れていますが、映像記憶能力を持ったタフな男でありながら、家族への愛を真っ先に考えるような一人の父親でもあります。それは、決してアンソニーのような父親であってはならないという「生き方」に従っているのでしょう。 登場人物たちも丁寧に描かれています。子供達を愛し、ボーレガードを愛し、しかしながら妻・キアの力をもってしても「悪党」としての血脈を止めることが叶いません。 もう一人の主役は、ボーレガードの愛車「ダスター」と言えるでしょう。姿を消した父親の遺産でもある「ダスター」は父親の象徴でもあり、足を洗った後に確立した己がアイデンティティそのものでもあります。よって、それはこだわりと偏りと囚われの象徴でもあり、たとえ絶望が待っているとしても、手離すことができません。 「男はどっちかだ。スクラップ置場を経営するか、街を走りまわるか。同時に二種類の獣にはなれない」(p.129) 夥しい数のヘアピン・カーブをクリアしながら、その究極の二元論の果てに辿り着いた先には、何が待っているのか? そう、「男の弱みを知っているのは、ベッドをともにした女性だけ」(p.315)なのかもしれません(笑)。 キャデラックを始め、多くのアメリカン・ヴィンテージが登場し、そのエンジン・オイルの匂いと香りに「車」を愛する男たちが酩酊しながら読み進めることは間違いありません。 | ||||
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