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ババヤガの夜
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ババヤガの夜の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全107件 21~40 2/6ページ
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こんな本は読んだことがありませんでした。暴力、力の世界の表現は凄い迫力を感じました。裏社会も諸ともせず、自分の世界に生きる姿を見ました。箱入りのお嬢さんも、それとは正反対の生活している女性にも、何かしら共通する価値観が有るのだろうと思いました。 | ||||
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ダガー賞を取ったという事で読んで見たが、期待外れだった。私には、どこが評価されたのか分からない。 | ||||
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ババヤガとは、西洋(スラブ民族)の鬼婆である。作中では新道の祖母が語る昔話に出てくる。暴力衝動と暴力場面を主テーマに描いたバイオレンス物。ただ、新道が女だという一点で、個性的だ。スラブ系の混血らしいが、その出自は最後まで不明だ。祖父が何のためにスパルタ育成をしたのかも謎だ。 そんなことはどうでもいいとばかりに、物語がサクサク進む。そして、ええっ!というどんでん返しが二つある。…これは分からないし、ちゃんとだまされた方が面白いから、変に深読みしない方がいい。 ただ、新道というキャラクターは魅力的だった。物語そのものは、かなり単純だ。これがダガー賞か、…うーん、なるほど…。 | ||||
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人物造形の浅さや描写不足のため登場人物の言動に説得力が欠けていたり、ヤクザという割には無理のある描写や都合の良い展開もあってリアリティにも欠けています。 しかし、テンポが良くストーリーに勢いがあるので、細かいことを気にしなければ十分楽しめるクオリティだと思います。 また文章がとてもわかりやすく、暴力シーンなどは動きを頭に思い描きやすかったので、著者は読者の方を向いて描いているであろうことがなんとなく伺えて気持ち良く読めました。 残念ながら物語に深みはなく、心に響くものも何も無かったのでストーリーはすぐに忘れると思います。 しかしエンタメ作品として見ると悪くない出来なので、賞を獲ったからといって過度に期待せず軽い気持ちで読むことをおすすめします。 | ||||
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今までに読んだことのない,腕力の強い,まるでプロレスラーのような女性の物語でした。 精神も腕力も鍛えなければと思います。 | ||||
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残虐と言われるシーンもそれほど酷いとは感じません。細部に?という所はありますが、全体的に読みやすく一気に最後までいけました。 | ||||
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面白かった。 推理物では無いので油断していたら叙述トリックに気持ち良く騙された。 | ||||
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今話題作で喧嘩の強い女の子が主人公、変わった環境で仕事をしながら自分に向き会っていきます。 | ||||
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一気に読みました。また読み終わってすぐに読み返した数少ない作品です。 正直自分では選ばなかっただろうが、(カバーの絵怖すぎ)賞受賞で知り興味本意で購入。登場人物の人物像も程よい描写で想像掻き立てられてワクワクです。これが映像化されたら!は欲ばりでしょうか? | ||||
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非常に読みやすく2日で読めてしまいました。面白かった。 暴力描写を言葉にするのはとても難しいと思うのですが、頭の中でイメージしやすかったです。 | ||||
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後々色々と考えることはできるが、それよりも一気に通読できるテンポの良さ、面白さ | ||||
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ダガー賞の翻訳部門を受賞したということで購入した。 暴力的ではあるが残忍な描写が多い内容ではなかったが、話の展開に無駄がなく一気に読めた。 | ||||
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血の臭いとか肉が切れる感触、骨が砕かれる音とか、五感に迫る文章で少し胃が重くなるくらいだった。 でも、テンポや臨場感のせいかスラスラ読めたし、読んでいて正直気持ちが良かった。 後書きにあったけど、作者さんも気持ちが良いらしいので、安心した。 依子さんと尚子さんは全く違う生き方をしているけど、 やっぱり女性として見られて生きる事は、 体にも心にとっても面倒で大変だと思った。 フリをして生きる事は賢いし楽で良い。 人との関係なんて本当は、 名前なんて無くて良いし、周りにも本人ですらも分からなくても良いのかも。 自分はマイノリティ側で偏見は少ないと思っているけど、 2人の物語を勝手に想像して、予想外な形だった事に驚いた。 そして少し裏切られた様な気持ちになっている自分がいて、 めちゃくちゃ偏見あるじゃんと、 はっきりと気付かされてしまった。 最後は穏やかというか優しいと言うか、 でも少し不安な様な、惨虐さの名残りがあるのか、不思議な気持ちで読み終えた。 他の作品も読みたくなりました。 今までに無くとても面白かったです。 ありがとうございます。 | ||||
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満足してます。 | ||||
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ストーリーが、ワクワク、ドキドキです。 | ||||
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失礼ながら、これまで王谷晶の名前もこの小説も全く知らなかった。それを読むことになったのは、言うまでもなくあの賞を獲ったからだ。 ダガー賞というのは、海外翻訳ミステリーではときどき帯に書いてあるが、日本人作家の小説で見るのは初めてだ。 作品は長編というより中編と言いたくなるボリューム。余計なことが書いてないので非常に読みやすい。言い換えると、最近の日本の小説は、意味も無く長くてつまらないものが多いということだ。 作者は手練れの作家のようで、ストーリーも構成もきれいにまとまっている。これほどの書き手をこれまで知らなかったとは、わが身の浅い知識に恥じ入るしかない。 この小説はバイオレンスシーンばかりが注目されるが、作中でテーマとして取り上げられるのは、LGBTQや外国人などマイノリティの問題が大きい。そういう意味でも非常に面白かった。 実は、これを書いているのが2025年度参院選の投票日だ。LGBTQや外国人問題を取り上げる政党が大きく支持を伸ばしている。そんな中、この小説に出会ったことは、きわめてタイムリーであるように感じている。 | ||||
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英国の文学賞(「インターナショナル・ダガー賞」)を受賞した作品ということで手に取った。 一読した印象として良い意味でマンガっぽさがあって、サクサク話が進んで、読後感も良い(マンガで言うと「全3巻」ぐらいのボリューム)。 作中で主人公側が女性、悪役側が男性で固められていることもあって「抑圧された女性の〜」的な「意識高い」のラベルが貼られそうな作品でもある。一方で、作品の実態は青年マンガ誌に掲載されそうな娯楽作品で、それが何故か、海外の文学賞を受賞したことにより「オーガニック二郎が勘違い外国人のおかげでミシュランで星を取った(※)」的な妙がある。そうしたハイコンテキストな楽しみ方が出来る読者にオススメ。 ※: 作中の叙述トリック(と日本の風土に根差したその味わい)を海外の批評家が理解出来たとは思えない... | ||||
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テンポが速くて痛快、アクション小説の真骨頂。 | ||||
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私は基本的に暴力反対です、小さな悪口から戦争まで全て暴力だと思います。ですが小中学生の時はいじめっ子でした。それは多分異性の気を引きたかったからではなかったのだろうかと思います。今だから告白しますがいじめは楽しかったのです、勿論悪を為しているという後ろめたさはありました。暴力を振るっていっ時の快楽を得たとしても永遠の平和を得られる訳ではありません、むしろ火に油を注ぐように事態は悪化して行くでしょう。だが、悲しいかな人間の性はそれがわからないのです。 | ||||
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飽くまでも私感ですが、若い頃読み耽った平井和正氏のウルフガイ・シリーズを見るような懐かしさ。 主人公の新道に犬神明の姿がダブった | ||||
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