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異常論文



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【この小説が収録されている参考書籍】
異常論文 (ハヤカワ文庫 JA ヒ)

異常論文の評価: 3.27/5点 レビュー 15件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.27pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全15件 1~15 1/1ページ
No.15:
(1pt)

まったくの期待外れ

異常「論文」というからには、正式な論文フォーマットである必要はないものの「それっぽく」形式を整えるべきであるが、それすらない作品が多い。
また内容についても、一部の作品(作家)は良かったものの、大多数は元のアイデアから躓いている始末。
久しぶりに超ガッカリした本である。
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No.14:
(1pt)

批判するのも面倒

昨今、なにか批判やダメ出しをすると「クソリプ」というレッテルを貼られたりするわけですが、私はちゃんとクソなものはクソだと言わなければ、日本はだめになると思うのです。

日本のような狭い世界で、翻訳不可能な文章を書き散らして、なんの意味もない難解な用語を並べ立てた衒学をSFだともてはやして、身内だけで騒ぐ。もううんざりです。
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No.13:
(5pt)

1番:「べケット講解」保坂和志、2番:「SF作家の倒し方」小川哲 がぼくのオススメです!

樋口恭介編「異常論文」読了。SF作家の倒し方を筆頭に不思議な論文達に魅了された。お腹一杯。あー美味かった。その中で、特に、保坂和志のべケット講解は著者の頭の中に浮かぶ事象をそのまま掬いとったような文体で読んでいて気持ちがよかった。内容はほぼ頭に残らなかったけど、作中の古本屋、鎌倉弘文堂(たぶん公文堂)に行ってみたいなと思った。
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No.12:
(1pt)

控えめに言って手間暇金の無駄

全22篇中面白いと思えたのは3つだけ
後はすべてクズ(一応すべて最後まで読みましたが)
何がどうくだらないかと言うと
・そもそも論文の体を成していないものがほとんど
・専門っぽい学術用語※や数式を持ち出せば論文になると勘違いしている
 ※ しかも用法・語義が間違っている箇所多数
・出版業界や作家仲間の内輪受け、知らない人は全く楽しめない
などなど。音楽で例えるなら
・リズムもメロディもド外れ ⇒ 既成のルールに囚われない自由で革新的な演奏
・単なる「変拍子+不協和音+長尺」⇒ プログレ
と評価するが如し

あと、このレベル/熱量/志...で
「これが日本のSFだ」
とか、死んでも言ってほしくないですね。以上
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No.11:
(4pt)

3割名作7割迷作

SF短編集のようで面白かった。ただ変態的な作品も多く頭が痛くなった。
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No.10:
(4pt)

読むのにエネルギーがいる短編(論文?)集

なかなか読むのにエネルギーを費やした本だった。そもそも論文を読みなれていないので、正常な論文と異常な論文との区別がつかない私である。どう読み、どう感じればいいのか戸惑う作品だった。異常論文とは事実を追求すると見せかけた虚構と思えばいいのだろうか。難しい作品ばかりだが、最初の「決定論的自由意志改変攻撃について」(円城塔)は未来を予測できないことを尤もらしい数式で読者を煙に巻くようで面白かった。最後の「解説--最後のレナディアン語通訳」(伴名練)は最も小説らしい作品で素直に楽しめた。
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No.9:
(3pt)

SF作家は読者の方を向いているのか?

読ませる気があるのか首を傾げざるを得ない作品が過半数だった。
こんなのばかりもてはやしているからSFが衰退したことに界隈はいつになったら気づくのか。
多くが書き手の自己満足。エンタメ作品の体をなしているのは全体の三割。きちんと読み手に目を向けられる作家の作品は面白かったので、星三つといったところ。ただ、値段分の価値はない。
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No.8:
(4pt)

常識とは何か?

早速、良い状態で受領し2日で読み切りました。普段、気が付かない考えないことも多く、
本書を読み再認識しました。面白かったです。
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No.7:
(4pt)

タイトルが良ければ、もっと読まれると思う。

タイトルがすごくカッコ悪いし、序文も思わせ振りなわりに無内容。作品は玉石混淆だが、全体のクオリティは高め。レムの虚数だったか、完全な真空だったかの雰囲気と実験性があるので、ジャンルとして続けていくには旗振り役を変えて、カッコいいジャンル名をつくって欲しい。
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No.6:
(2pt)

タイトル詐欺とはいわないけれど

タイトルから『鼻行類』のようなものを期待しましたが、全然違った。
論文風に書かれた、言ってしまえば衒学的な小説の寄せ集めといったところ。
収録作品のどれが面白かった、というのは好みによるところが大きいとは思いますが、完成度にはかなりバラつきがあるように思います。
テーマが文系方向に偏りすぎているのがもったいない。執筆陣にSF心とユーモアを持ち合わせた科学者をひとりかふたり入れて、大真面目にふざけた論文を書いてもらったら、もっと面白いアンソロジーになったんじゃないかな。
これも好みによるでしょうが、編者の自己陶酔がキツすぎて自分にはちょっと合わなかった。
せっかくSFというフィールドで「異常論文」なんて面白そうな企画なのだから、(特に若い執筆者は)Twitterがどうした、YouTuberがどうしたなんてセコいことを言わずに、もっとブッとんだ異常な世界を描いてほしかったと、老害SF読みは思います。
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No.5:
(4pt)

異常な論文とはどのようなものなのか、正常な論文とどう違うのか。

異常論文のきっかけの柴田勝家「クランツマンの秘仏」がWebで期間限定公開されていて、読んだら面白かったので購入。
柴田勝家といえば「雲南省スー族におけるVR技術の使用例」もあるので、異常論文の本家かもしれない。
22編中気に入ったのは、題名が長いものが多いので、作者名だけで
青島もうじき、陸秋槎、松崎有理、草野原々、柞刈湯葉、高野史緒、久我宗綱、柴田勝家、小川哲、酉島伝法、伴名練
かな。
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No.4:
(5pt)

伴名練氏、松崎有理氏の作品が特に面白かった

非常に楽しく読ませていただきました。
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No.3:
(1pt)

ホモソーシャル的痴態が出版されるということ

ここに納められた単体であれば称賛に値する"論文"の数々も、「異常である」という宣言 - 砕けた言い換えをすれば悪ノリであるとか自家中毒的、その出自からSNS上での呼びかけで編纂されたホモソーシャル的な寄り合いである事を臆面もなく表明したも同然の - アンソロジーに参加してしまった作家陣の不用意さと愚かさに、まずは天を仰がずにはいられない。編者による手癖と剽窃まみれの序文からしてバベルの混乱もかくや、といった様相を呈している本書だが(加えて2021年の時点で"奇形"という言葉をここまで不用意に扱う著述者を他に知らない)正常であることを理解し得ない者が異常を定義するなど烏滸がましく、型破りならぬ型なしもいいところ。「四角い本の形をしているため・支える/突っ込む/鍋敷に使える」以外に評価する点が見当たらない。何より本書の束見本を売ったほうが効率的だろう。
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No.2:
(5pt)

SF界の意地

<異常論文>にSF界の意地をみた。プロトタイピングというメソッドで実在されようとする架空は、異常をもって全力で抗う。これを小説家・樋口恭介氏の自作自演だと思うと刺激的だ。
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No.1:
(5pt)

本体価格の1240円って「いじよお」ってことだろ?お値段異常ってニトリかよ。

異常論文?知らねぇ。俺なら路上韻文。昨日、本文チラ見したら相当ちんぷんかんぷん。目次からして散文の極致。作者が独自の才能を酷使。だからやわな読者はみな即死。特に「無断と土」が濃すぎて一口で殺す気とプチ告知。『異常論文』で知能膨潤。奇想コンクールに超興奮!
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