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ほねがらみ



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【この小説が収録されている参考書籍】
ほねがらみ
ほねがらみ (幻冬舎文庫 ろ 1-1)

ほねがらみの評価: 3.70/5点 レビュー 64件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.70pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全13件 1~13 1/1ページ
No.13:
(3pt)

三津田作品の影響が濃い

作中で言及してるし参考文献にも挙げてるけれど、三津田信三さんの小説にすごく影響されている
擬音でページを埋め尽くす脅かし方とか最後のオチは丸ごと蛇棺葬/百蛇堂から貰ってるね
ほねがらみAmazon書評・レビュー:ほねがらみより
4344037413
No.12:
(3pt)

まあまあ怖いです

モキュメンタリー系のホラーが好きなら楽しく怖がれると思います。
わりと、物理的なアグレッシブさを持って人を殺してくるタイプの幽霊なので、好みは別れるかもしれません。
あと、民俗学的な部分で興味を持って、途中でブラウザを開いてWikipediaを見たら、今読んだ作中のセリフとまるきり同じ文章が載っていました。これはちょっと萎えてしまった瞬間でした。
でも、ズズズとかそういった文章の演出なんかはしっかり怖いですし、個々の怪談としてみると非常にクオリティが高いです。洒落怖なら名作です。でも、小説として見るともう少し作り込まれた重厚感がほしいところ。難しいですね。
ほねがらみAmazon書評・レビュー:ほねがらみより
4344037413
No.11:
(3pt)

オカルト+都市伝説

読んでいてあ〜、この作者はホラーが大好きなんだなぁと思いました。
過去の名作たちの良いエッセンスを全て取り込んで更に自身オリジナリティを加えて作品に昇華させていると思います。
ただ私的には楽しめたには楽しめたのだが、何処か既視感のある感は否めずハマる程ではありませんでした。
疑似ドキュメンタリーホラー初体験の読者ならどハマりするかもしれませんね。
ほねがらみAmazon書評・レビュー:ほねがらみより
4344037413
No.10:
(3pt)

あたかも実話

前にSNSで話題になったらしい。本当にドキュメンタリーのよう。色んな伝説、民俗話、奇譚にネット掲示板の話まで駆使した手法は怖さ十分。他の方のレビューにもあるように読み難い側面もあって星は3つにしたけど、未読のホラーファンは必読の部類の1冊だと思う。
ほねがらみAmazon書評・レビュー:ほねがらみより
4344037413
No.9:
(3pt)

まあまあ

昔、稲川淳二が、怪談を集めていると別の話だと思っていた話が同じ話だったり、続きの話だったりすることがあるんですよ、まるで考古学の遺跡調査みたいにバラバラになった壺の破片をくっつけるみたいですよ、みたいな……ことを言っていた記憶があります。そんなことがしたかったのかな、と思いました。
ほねがらみAmazon書評・レビュー:ほねがらみより
4344037413
No.8:
(3pt)

三津田信三作品をライトにした感じ

書店で背表紙のあらすじを読むと、題材がモロ三津田信三のホラー作家シリーズ。
どんなものかと読み始めてみると、作中で三津田氏の影響を潔く認めているあたりは好感が持てるし、前半はグイグイ話に引き込まれた。

ただ後半はITを想起させる壮大な化け物論というか悪魔論に話題が傾斜していき、最終的にはまさかのリングオチ。
作中でそれらの影響を断っているからといって流石にオリジナリティが無さすぎる。

ただ前半の語りはなかなか面白かったので今後に期待したいところ。
ほねがらみAmazon書評・レビュー:ほねがらみより
4344037413
No.7:
(3pt)

成長中

内容は面白い。
ただ、文章表現は成長過程だ。特に、ライトノベルみたいに長音符号(ー)が多かったのはマイナスだ。
私はホラーに文章力を求めるほうなので、会話表現がもっと巧みであれば、より物語に没頭できたと思う。
それと人物・風景の描写。しっかり書かれている箇所も多いが、「この人・この場所は、もっと詳しく書いてほしいな」と感じる場面も多々あった。

「途中からつまらなくなる」とレビューされている方がいらっしゃるが、恐怖心が減ったのは確かだ。前半部は、読んでいてトイレに行くのが怖かったが、後半部で平常心に戻ってしまった。
入れ子構造と、怪異に対して「読むこと」しかできない、受け身にしかなれないという怖さが良かったのに、急に「私」の実生活の構成に変わったのは残念だった。

あと、これは完全に主観だが、それまでは日本的な怪異だったのに、途中から異国(異教)の要素が入ってくるという展開はどうしても好きになれない。はっきり言って冷める。できれば和の雰囲気で統一してほしい。
(別作家の作品で、いきなり『ブードゥー教』を突っ込んでくるという滅茶苦茶な展開のものがあったが、あれにはコケた)

偉そうな言い方になるが、文章と描写が成長し、展開も一貫したものになれば、更に怖さを増した作品だったと思う。だから、芦花公園氏のこれからに注目していきたい。
ほねがらみAmazon書評・レビュー:ほねがらみより
4344037413
No.6:
(3pt)

一気読みしないと内容が分かりづらいです

私のように数日かけて読む場合、主人公パートと他の人のパートがコロコロ変わるので、話の繋がりが分かり辛かったです。終いには登場人物がどんな人だったのかを覚えておらず、主人公が誰だったのかを忘れていたりしました。
民俗学、謎の屋敷、謎の一族、謎の後輩といった面白そうな題材を扱っているのに、なんだか上手く噛み合っておらず、消化不良な感じがしました。あくまでも個人的な感想です。
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4344037413
No.5:
(3pt)

思ったより普通。。。

ドキュメントタッチは残穢には勝てないですね。。。とちゅうのずずず?ぞぞぞ?も、パラサイトイブのピピピでみたことあるから、うーん。ちょっと期待しすぎたかも。
途中までは怖かったんだけど、最後の鳥海さんでなんとなくオチも読めちゃったです。
ほねがらみAmazon書評・レビュー:ほねがらみより
4344037413
No.4:
(3pt)

考えている時点で怖くなくはなる

前半は読みやすいし、お話も面白かったです。夜中に読んでいてふと怖くもなることもありましたし。
かなり短いお話が次々と語られるという感じで始まり、それが後半になってもずっと続き、、、最終的に一つの話に収束したのだろうけれど、印象としては、いっぱいあるうちの一つのお話が選ばれ何となく終わった、という感じが強く残ってしまいました。
というのも、複雑な家系図をじっくり見ながら今までのお話の復習をしっかりすれば、お話の羅列がこう繋がるのね、とは理解はできますが、そもそもしっかり考えている時点で怖くはなくなっているし、私としてはあまり考えなくても自然と理解できるお話の方が読み物としては好きなので。
だから、後半にかけては夜中に読んでいても怖くなくなり、読了するのにも結構な時間がかかりました。
ほねがらみAmazon書評・レビュー:ほねがらみより
4344037413
No.3:
(3pt)

後半の展開が、、、

前半は引き込まれる展開でどうなって行くかワクワクしましたが後半、怪異の正体や終わり方が私には合わず怖さが感じられませんでした。
不気味な雰囲気はとても良く表現されていて怪異の不条理さが嫌な感じを助長します。
ほねがらみAmazon書評・レビュー:ほねがらみより
4344037413
No.2:
(3pt)

まさしく「SNSで話題」を裏切らない

さらっと読める内容。
難しい内容は特になく、インターネットの怖い話に親しみのある人には読みやすいかな、と思います。
前評判以上でも以下でもなく、「SNSで話題」になりそうな内容です。「洒落怖」なんて懐かしいワードが出てきます。それをご存知の方でしたら、まさに「洒落怖」を小説にした感じ、といったほうがわかりやすいでしょうか。
僕が読んだ限り、話の流れから結末まで特に裏切ることもなく、インターネットで読む様な怖い話が続きます。
そこに価値を感じられる方はご購入されると良いと思います。
ほねがらみAmazon書評・レビュー:ほねがらみより
4344037413
No.1:
(3pt)

まとめサイト的 幕の内弁当なライトホラー

ライト層にウケるオカルト要素が多種多様に含まれているホラー作品でした。
一見『忌録: document X』の系譜かなと思いましたが、『忌録』は読者が深堀りし考察する事で完成する作品なのに比べ、本作は作中で考察が行われています。ある意味親切です。この感じは『ぼぎわんが、来る』に近いのかもしれません。
また、横書きが適した箇所が複数あり、カクヨム連載時の様に横書きスマホ画面で読んだ方が没入感が得られそうだと感じました。

現代から見ると悍ましく思えるような風習をネタに使い民俗学的な雰囲気を出すならばもう少しちゃんとして欲しいというか・・・
怖がらせる目的だけで土着信仰や憑きもの筋の話が表面的に使われたように見え、残念でした。
インパクトを優先し背景が省かれた上グロテスクに装飾されるこの軽さは、ネットの怖い話系まとめサイトで育った世代を感じました。
ほねがらみAmazon書評・レビュー:ほねがらみより
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