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(短編集)
invert 城塚翡翠倒叙集
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invert 城塚翡翠倒叙集の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全84件 41~60 3/5ページ
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推理小説初心者で前作に衝撃を受けて購入しました。 ライトノベルのような作品で正直に言えばなんの面白味もなかった。 そのような作品として読めばキャラクターに愛着を持ち、好きになれるかもと思うのだけれど前作を読むことを前提とした小説としては正直駄作と言わざるを得ない。 読んでいて水戸黄門とか暴れん坊将軍とかそういう予定調和な印象、描くことによって翡翠の底知れなさが全くなくなりただの痛い女キャラクターになってしまった。 やはり謎を秘めているキャラクターは謎のままの方が魅力的だったし、描写されることにより全く惹かれなくなってしまいとても幻滅した。 推理小説好きが別の視点の作品が読みたいのであればある程度楽しめるかもしれないが(それでも面白味は少ないと思うが)前作のキャラクターに惹かれて続編が読みたくて買うのであればお勧めしない。 あなたのmediumはそのまま素敵な読み物としてこの作品は見なかったことにしてほしい。 | ||||
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そこそこ面白いです しかし前作は超えていませんね それと作者の証拠に関する認識がちょっと甘いです 基本的に証拠の証拠能力と証明力が一緒くたになっていると言うかそもそも意識して書かれていない気がします まぁ推理小説であって刑事物ではないので仕方ない部分もありますが しかし作中で裁判まで使える証拠を云々と言うのであればもっと知識をつけてほしいと思ってしまいます | ||||
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ずばりTVドラマ化映画化を狙ってるからでしょう やはりあざといww 今回はコロンボと古畑任三郎のパロディで笑わせてくれた 作品的には小粒で 前作のような大どんでん返しが欲しかった気はするが シリーズの長期化を目論むならこれぐらいで上出来でしょう。 | ||||
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改めてぶん殴りたくなる主人公だよな ミステリというなかれの主人公もだけど突然作者が乗り移ったみたいなこと言い出した後に可愛いとこあるんですみたいなぶりっ子されてもウザいだけなんだよ ドラマになったら主人公のキャラ変えてほしいわ | ||||
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前作があまりにも面白かったので期待が大きすぎた。 中編が3本ではあるが、内容的にも短編2本、中編1本程度のボリュームしかない。 キャラが全面的に好きで、その描写があるだけで楽しめるというのならいいかもしれないが、そうでなければ不必要な描写や会話で水増ししている感がぬぐえない。 倒叙形式になっていて、まるでコロンボのようなしつこさのキャラだが、まだるっこい会話にさほど意外性のない展開に却ってびっくり。3本目の中編だけは意外性はあるが現実味はさほどなく、なんとか頑張って読み終えた。次回作に期待。 | ||||
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前作は面白く読めたのに同じ主人公の筈なのにウザくてキツイです。天然なのかあざとく強かに演じているのかもハッキリせずキャラの魅力として受け入れられれば良かったのですが、今回は本当にわざとらしくて鼻に付く感じで受け入れにくかったです。 そこを含めて探偵からの挑戦状として煽っているのなら凄いなと思いますけど。 1章も2章も翡翠さん圧勝で同情できそうな部分もある犯人に容赦なさ過ぎだし3章は苦戦しながらどう返すのか楽しみだったのにそりゃ分かるわけ無いよねって展開だし翡翠さんシリーズはもういいかなと翡翠さんをもて余してしまいました。 | ||||
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「invert」は、相沢沙呼による城塚翡翠シリーズの単行本2冊目、「城塚翡翠倒叙集」の副題で、3編の中編を収めている。うち、2編目は雑誌に掲載された作品で、これを挟む1編目と3編目が書き下ろし。前作「medium」が、連続死体遺棄事件を縦糸とする中短編集だったのに似ているが、もはやそれすらも作者の「仕掛け」だ。 何を書いてもネタバレになりそうなのは前作と同じだが、表題の通り3編とも倒叙形式を採っている。冒頭で犯人による犯行が描かれ、物語の途中から探偵役が登場し「犯人はどこでしくじったか?」を探りだしていく形式。「倒叙」という用語が浸透しているかどうかはさておき、「古畑任三郎」シリーズのおかげで、日本ではお馴染みになっている。ぼくが初めて倒叙形式を意識して読んだ推理小説は佐野洋「轢き逃げ」。「倒叙」という用語もそれで知った。 「invert」は、クラシカルな倒叙形式をしっかり踏襲しているが、それだけでは終わらない。城塚翡翠シリーズで一貫している要素に奇術(マジック)がある。探偵役の城塚翡翠は趣味でかなり高度なマジックを嗜み、マジックが客を欺き、驚かせる方法論や構造について語る。「客を欺き、驚かせる」という点はミステリにも通じ、「medium」においても、作中で語られるマジックに関する論述が、作品全体の構造と重なり、1冊のミステリが、マジックとして機能するという超絶技巧を披露した。 それは「invert」でも繰り返される。3編目の作中にマジシャンが登場し、彼女が披露したマジックの構造を城塚翡翠が言語化する。その構造が「invert」という1冊の中編集全体にも仕組まれていたことに巻末に至って気づかされ、ゾクッとした。これはトリックではなく、マジック。そこにシビれた。そのマジックは、犯人が仕組んだものでも、探偵が解き明かしたものでもない。作中人物が知ることのないメタレベルで、作者が読者に仕掛けたマジック。 相沢沙呼というマジシャンが、客である読者に向けて、3つのマジックを披露する。趣向は「演目はすべて、倒叙ミステリ」。作者がどの時点でこの「ショー」の構成を着想したのかは確然としないが、冒頭と末尾の2作が書き下ろしであることに、深く納得させられる、実に凝った仕掛けの中編集。ハードル上がってる気もするけど、3冊目の単行本も楽しみだ。 | ||||
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どなたかが書かれていましたが一発屋だと思う。前作はあっという驚きのオチに感動すらしただけに落差が凄い。つまらなかった。毎回はわわキャラで犯人に近づいて~という展開もワンパターン。読み始めた本は最後まで読むという主義なので二話目までなんとか読んだけどそれ以上は無理だった。 | ||||
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前作と同じく三作目でどんでん返しがあります。城塚翡翠のファンですので追っかけたいと思います。城塚翡翠の詐欺師時代とか読みたいです。 | ||||
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年明け五冊目は翡翠ちゃんの倒叙作品集。 一気読み。どうしても傑作だった前作と比べてしまうので地味に感じてしまうところもあったが、倒叙として素晴らしい完成度だった。特によかったのは『泡沫の審判』で、犯人側にとても感情移入して読めた。ただ、翡翠ちゃんがバイオリンをひくまねをするシーンだけはどうも好きになれなかった。 | ||||
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前作がつまらなかったので、あまり読む気がせず飛ばし読みした。買わなきゃよかったという感じ。 | ||||
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「テヘペロこっつんこです。」翡翠は自分の頭を小突き、チロリと舌を出した。←こういう気持ち悪いセリフばかりです。しかもアラフォー男性が書いてるという...。 | ||||
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前作でキャラクター設定の種明かしをした後だけに、アニメやマンガのキャラクターのようなわざとらしい探偵役の態度が気持ち悪く思えて仕方ありませんでした。しかし、そのマイナスをはねのけて、最後まで読ませるので物語づくりがよほど巧みなのだと思います。 最近の他の作家さんの作品では、作者の頭の中だけでしか整理ししないようなこねくり回したトリックを意外性とはき違えていたり、小難しい漢字を使った名前を登場人物につければ格調高くなると勘違いしているような作品が多い中で、本作品は一歩間違えれば気持ち悪いだけの作品になるところを力技で読ませる、という点でこの作家さんのほうが一枚上手という感じです。 人に勧めるかと聞かれれば、川澄浩平氏の「探偵は教室にいない」や羽生飛鳥氏の「蝶として死す」のようなミステリとしては弱くても物語づくりのうまさをストレートに堪能できる作品をお勧めしたいと思います。 | ||||
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前作では初見のインパクトもありウザ女キャラも許容できたが、今作ではただただ不快感しかない 倒叙物の構造上、犯人視点で話が進むのでどうしても犯人に感情移入することになるが 1・2話目は犯人の動機が正当なものなので、ただの好奇心と独善的な正義感で首を突っ込んでくる翡翠が腹立たしく感じるし 3話目は犯人の動機こそ身勝手だが、元妻を深く愛する人間的な面がありそこに付け込んでくる翡翠がこれまた腹立たしく、また今までの犯人の中では格段に有能で翡翠に一泡吹かせられるかもしれない!と思わせておいてからの「苦戦?してませんよ雑魚でした」な展開にガッカリ もはや翡翠のポジションが「絶対に裁かれない作者の聖域に護られた不快な悪役」と言った感じであり 翡翠が好きになれないととても読むのが厳しいと思う 肝心のトリックについてもしょぼく、どうやら作者は「日常の小さな謎」にこだわりがあり、それを蔑ろにして派手なトリックばかりを求める読者を翡翠の口を借りて批判してくるのだが 結局読者が派手なトリックを求めるのは「それが面白いから」であり、今作のように日常の小さな謎で事件を解決するのは地味でつまらないのだ 推理小説で犯人もわかっててトリックもしょぼかったら後何を楽しみして読めばいいんだって話 そもそも、前作も今作も評価されている部分は「読者を錯誤させる派手な叙述トリック」であり、結局大きく派手なトリック頼りで作者の好きな日常の小さな謎では勝負してないのである 今作で本当に城塚翡翠が嫌いになったので連鎖的に前作の評価まで下がったが 前作mediumまでで止めておくならまだオススメはできる 今作は本気で読むに値しない駄作 | ||||
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特に第三話の「信用ならない目撃者」がそうですね。 解決編では「すべてを反転」させるために色々と強引な解釈がなされています。 そして翡翠を持ち上げるために敵が色んな凡ミスをしてしまう能無しに成り下がる。 そして解決編を読んでから、前の内容を振り返ると、地の文が色んなところで「嘘」をつきます。 地の文でさえ読者を騙すために嘘をついているようじゃ、そもそも推理のしようがありません。 なかなか面白い強敵だなと思ったのに、解決編がすべてをぶち壊しました。 解決編を読む前にやめるべきでした、ほんとうに。 | ||||
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前作のメディウムが良かったので期待していたのですが、自分の好みとは違いました。 推理をしていくのですがなんかもやっとしたまま終わることがありました。 個人的に1番大きかったのは、主人公の城塚翡翠があまり好きになれなかったところです。 ちょっとウザさを感じてしまいました。 | ||||
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メディウムの後半の種明かし部分で感じられた翡翠のしっくりこない気持ち悪さが改善されていた。個人的には、話がテンポがよく進んでいくので、メディウムよりも好きです。ただ、メディウムから読んでいかないと面白さは激減します。 星-1の理由は翡翠の気持ち悪さが完璧に抜けていないから。翡翠を気持ち悪く、怖い人物にしたいという作者の意図が一目瞭然。ミステリー小説で味わう初めての気持ちでした。 両極端に賛否が分裂される作品だと思いました。 | ||||
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前作がいい意味で一発勝負だったので,今回は・・・と思っていたらやはりその通り。 普通の推理物としては楽しめます。 | ||||
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前作の「medium」ではすっかり城塚翡翠にトラウマ級の騙しをくらった。本作品では城塚の本性(の一部)がばれているのが前提となる。どのような続編になるのかと思ったら倒叙集ときた。なるほど、これなら翡翠の正体(の一部)が分かった上で犯人とのやり取りを第三者の目線で楽しめる。終始、犯人には「ご愁傷様」という気持ちで読み進め、翡翠が犯人を追い詰めたときのスカっと感がよい。倒叙集ということで、古畑任三郎へのオマージュがクスリと笑わせる。 城塚翡翠はキャラがたっているので、倒叙集という形態で今後も作品を発表されてほしい。心にに残った作品は「泡沫の審判」。犯人は殺人でしか解決できなかったのだろうか、殺人を企てる度胸があるのなら別の合法的な手段で被害者を断罪できなかったのだろうか。 | ||||
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別人が書いたのかと思うほどがっかり きっと何かの間違いでこれから正当な続編が出る といったまさにスターウォーズ問題のような笑えない結果でした いい意味で前作は奇跡・まぐれ・たまたま なのでしょうか それにしては良すぎだったけどなー | ||||
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