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漂流
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漂流の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全225件 41~60 3/12ページ
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良い | ||||
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怖すぎ気持ち悪い | ||||
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どんどん引き込まれて行きます。 | ||||
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今まで読んだ事の無い分野でした。当時の廻船事業の詳細を読み、とても驚き、船が漂流する場面や島の生活を恐ろしく感じましたが主人公の強さと前向きな姿勢に励まされる作品。 生還した後の人生も語られていて丁寧な作品だと思いました。 | ||||
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時代背景がよくて 読みやすい。 | ||||
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究極の状態に置かれたとき、最終的には人間力がサバイバルに繋がるということがよくわかりました。 | ||||
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素晴らしい歴史資料と物語展開です。最初から最後まで、電車の時間も忘れて読み進みました。悲惨さと共に作者の地道で継続的に歴史資料を掘り出して、素晴らしい物語展開力で読む者の心を掴む内容です。冒険ものが好きな読者は必読です。 | ||||
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あきらめない不屈の精神を学びました。特に一人になったとき、きっと自分では踏ん張れないと思います。生きることへの執念、生けるものが学ぶべきことかと思います。 | ||||
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普通に面白かったです | ||||
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江戸時代に高知の長平さんが無人島に漂流する。 川もなく、木すらほぼ生えていない島は絶望しかなく、次々に仲間が死んでいく中、生き抜き、国に戻る方法を、同じように漂流してくる仲間たちと試行錯誤していく。 本当に一人だけで孤独に生活していくのかと思ったが、そうではなく、仲間がいるというのは結構甘い話の設定なのかという印象を受けた、 しかし24歳から36歳までの一番楽しい時期の、12年間を社会から隔絶された無人島で生活するというのは自分だったらどう思うだろうか?と考えさせられた 話は面白く、次はどうなる?と気になって、すらすらと読みやすい、難しい言葉もそれほど無い印象だった | ||||
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作者の緻密な取材力に感服! | ||||
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吉村昭作品はいつもヘビーで心に響く。自然との闘い、生への執念。 | ||||
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史実に基づく無人島漂流記。絶望の中、創意工夫で乗り切るストーリーに引き込まれ、あっと言う間に読み終えた。 無人島に何か一つ持っていくなら?と言うことはよく話に出るが、火打ち石と思うようになった。 | ||||
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わたしはこの小説を読んでリチャードアッテンボロー主演の「飛べフェニクス」という映画を思い出しました。この映画は,砂漠に不時着した双発機を解体して小型機に作り替えて無事に砂漠を脱出するというというストーリーです。小説と映画の二つに共通することは,絶海の孤島方や広大な砂漠でどちらも他からの助けを期待することができないこと。そしていずれも生きる望みを失わない一人の突拍子と思えるような発想にみんなが参画し,協働して自分たちで作り上げた「フェニクス号」と「伊勢丸」で生還したことです。しかし小説「漂流」の方が圧倒的にスケールが大きく生々しいです。極限状況になったとき,人は二通りに分かれるようです。一方が、自分が置かれている状況や自然をありのままに受け入れ、余り悲観せずに生きる希望を失わない人。もう一方が、絶望感に打ちひしがれ将来を悲観的に見て、生きる意味を失う人です。その違いは一体どこから来るのでしょう。極限状況で生死を分ける境目はひとえに自身の心の持ちようにかかっているようです。もし、自分がそのような境遇になつたら、どちらの人になるだろうかと考えてしまいます。しかし、やはり13年は長いです。長平!よくぞ生きて帰ってきてくれたと拍手を送りたくなります。 | ||||
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江戸時代の漂流実話だ。 当時は鎖国を徹底するため外洋を航行する船の建造は許されず、沿岸の地形を見ながら船を進めるしかなかった。だからひとたび嵐に遭遇して、陸地の見えない外海へ流されると、あとは運に任せるしかない。 土佐の船乗り長平は、三人の仲間と共に孤島に漂着する。 幸いアホウドリの群生地だったので、食料には不自由しない。だが、仲間たちは体調不良を訴え始める。 息苦しいほどの臨場感である。ほぼ長平に視点が固定されており、記録文学ながら普通小説に近い。 心理描写は簡潔で、ひたすら行動を追う。日本文学は、頭でっかちな男が考えるばかりで行動しない話が多いので(偏見かな)、本書のように行動しないと生きられない設定はとても新鮮だ。 毎日鳥肉を食べる環境は当時の庶民より恵まれているようだが、野菜が得られないので栄養バランスが悪い。 仲間の症状はビタミン不足による脚気と壊血病と思われる。 艱難辛苦に耐えながら生き抜く姿は、感動的であり多くのことを教えてくれる。 まず、論理的判断が重要であること。長平に栄養学の知識などあるわけがないが、「鳥だけ食べるのはよくない」と気づいて、海藻や貝を拾って食べるように努めた。このため健康でいられたのだ。 次に気概というか楽観性が命を支えるということ。過酷な環境では、気弱で愚痴っぽい者から死んでいく。 ストーリーが進むにつれて様々な事件が起こる。 中断できないほど面白いのだが、ネタバレ回避のため具体的には書かない。 リアルなサバイバル小説の先駆者的な傑作である。 | ||||
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もちろん想像して補っている部分もあるかもしれませんが綿密な取材に基づいて書くスタイルとのことでとてもリアルで違和感も自分にはなかった。小説って読み終えれないことが多いくらい割と苦手なジャンルだが読み終えることができた。今は同じ著者の「羆嵐(くまあらし)」を読んでいるけど面白いです。 | ||||
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作者の味付けはあるが脳裏に情景や彼らの心情が思い描かれる良作 | ||||
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・食べるものが満たせると次の課題は精神力 ・三人寄れば文殊の知恵の通り、人と人が交われば大きな力が出る ・人と人が交われば、軋轢が生まれる ・でも人は、人との関わりがなしでは生きていけない | ||||
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なんでこれが面白いと思うのか自分でもよく分からないのですが読むのがやめられない・・・ 解説にも書かれている通りそれは著者の場景描写やシンプルな道具の描写が怜悧で的確がゆえに今目の前で光景を見せられているような錯覚に陥るからだろう。 難破して流れ着いた島には何もなかった・・・ ただそこには海鳥がいたことによりなんとか九死に一生を得る。 そしてその海鳥が当然といえば当然なのだが渡り鳥であるがゆえにその海鳥の訪れと旅立ちを漂流した彼らと同じような気持ちで読者も迎えて見送ることとなる。 いつ海鳥がやってきていつ嵐がやってきて、という島における自然のサイクルは読了したものなら誰もが諳んじることが出来るのではあるまいか・・・それほど読者である私に漂流した先の環境が体に染み込んでいる。 ただただ生きることのみを求めてあらゆる工夫を凝らす彼らの行為も、その意欲さえ失ってしまった者には億劫でしかなく「動けるのに動かない」「出来るのにやらない」という状態に陥ってしまう。 そして最も悲壮だったのは「船の材料となる材木が流れ着いたにもかかわらず誰もそれを運ばなかった」あたりの状況。 極限までいくと人は「神仏に頼みだす」というのがある程度は理解できるほどの筆力でした。 海鳥をたたき殺し干し肉を作り貝を求めて磯を歩き回り鳥の卵に雨水をためて水を飲む・・・ そんな生活を垣間見た後、お膳に並んだ食事を見たら勝手に神に感謝して口に運び格別の美味さを感じることが出来ます。 一度どうか試してみてほしい。 | ||||
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友人に教えてもらいすぐに読み終わってしまいました。時代は江戸、サバイバルドキュメンタリーとして最高の指南書だったと思います。 | ||||
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