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漂流
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漂流の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全225件 141~160 8/12ページ
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生きていればなんとかなる。必ず方法がある。希望を持つ方法はある。なんだか現代のビジネス環境にも通じるエッセンスはスリルある人生の参考になるかもしれません。 | ||||
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名作だけあってなかなかの読みごたえ。 不気味な火山島、焼け島である鳥島での主人公の背筋がヒンヤリするような島での奮闘は、生温い現代人には想像の及ばない世界ではあるが、湿度と酷暑の夏に一気に読了してしまう不思議な解脱感を、読後感として与えてくるように感じた。無人島に漂流、帰還ストーリーは普遍的テーマだが、それが太古でなく、日本人漂着の断片的歴史がある鳥島を舞台に、説得力ある描写で展開する本作は、これからも長く読み次がれるであろう。 | ||||
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初めて吉村作品を読みました。 荒れ狂う天候や海、それに翻弄される船や人などが詳細に描かれており、今自分がその場にいるかのような想像力を掻き立てられました。 他の吉村作品も読んでみたくなりました。 | ||||
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無人島へ漂着し、明日もない生活によくぞ耐え、生還したものだと感動します。いくつかの幸運が味方したとは思いますが、冷静に希望を捨てずに生き抜いた長平さんをはじめ漂流民の方々には敬意をはらいます。打ち上げられた廃材で船が完成した時の描写は吉村昭氏の文章に涙が出ました。感動、そして感動です。是非、一読あれ! | ||||
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著者ならではの徹底した資料走査をもとに、想像力をふくらませて12年間にも及ぶ無人島での生活や葛藤について活写した傑作です。 一気に読めます。 映画化されていますが、DVD化はまだのようですね。 | ||||
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本書は、漂着した無人島で仲間が続々と倒れていく中、12年間生きながらえた長平とその仲間の生き様が史実のように描かれている。 本書の優れた点は、無人島でのサバイバルを通じて変化していく人間心理が文章から明確に読み取れる点であろう。特に、無人島で長期間にわたって生活する中で変化していく人間の風貌や無人島での食事の変遷と、それらに起因する人間心理の変化に注目したい。本書を読みながら、本書と同様の極限状態において、自分は長平のように冷静な精神状態を保っていられるのだろうかとつい考えてしまった。 500ページを超える大作だが、冗長な部分が一切なく一気に読むことができる。ノンフィクション好きの方に是非お勧めしたい一冊。 | ||||
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江戸時代中期、土佐の水夫、長平が時化に遭い漂着した先は、土佐から660キロ離れたアホウドリの島であった。長平は仲間が病み死んでいく姿を見て鳥肉に偏らず魚介類も食べ、生き長らえた。そして時期を違え漂着した10数人の仲間と協力し合い船作りに挑戦し12年後土佐に辿り着く。僕はこの実話に基づく小説で、人が文明を築き上げてきたその縮図を見た気がした。彼等は、役割を分担し協力し合った。そして時に神のご加護を求めもした。労働は彼等に生き甲斐を与えたのだ。この繰り返しが人に文明を与えたに違いない思う。 | ||||
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自身の平穏無事な毎日の生活がありがたく感じるほど強烈かつ恐ろしい。そして面白い。もっと早く出会いたかった。 | ||||
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ロビンソン・クルーソーや神秘の島などの冒険小説なども面白いのですが、かなり話が出来すぎている感が否めない。この作品はすごくリアルな感じが激しく心を揺り動かされた。 | ||||
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江戸時代に鳥島に漂着して、生き残れると思いますか?しかも12年も。 ぼくは無理だと思います。 でもこの本から学ぶことはたくさんあります。 秘島図鑑を読んで、興味をもった本の一つ。 島は奥が深いですね。 それにしても、当時はかなりの数の舟が遭難していたのではないでしょうか。 同じ島に3組もの舟が漂着するなんて・・。 | ||||
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絶望の艱難辛苦を13年間にわたって生き抜いた男の物語です。 その13年間を支えたのは仏心なんですね。 神様仏様に祈り囁くことで自我の崩壊を免れた長平が とにかく素晴らしい人物なんです。 本作の内容は解説の通りなんですが、余計な記述が少なく とても読みやすい。高評価の方が多いのはそれが第一に理由だと思います。 終盤の脱出漂着後に故郷に辿りつく記述もグタグタしておらず、爽快感さえ 湧いてくるのですね。 日本人の漂流、サバイバル、脱出の生還物語としてはベストの作品だと思います。 | ||||
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希望を持って前向きに生きることがどれほど大切かを教えてもらいました。今できることをきちんとやろう、という気にさせてくれます。元気を失ってる人、気落ちして毎日に生きがいが見出せない人におすすめです。 | ||||
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『⚪⚪鳥島』がたくさんあるが、明治時代、一攫千金を狙ってアホウドリを追い求めて太平洋の島々を渡り歩いた日本人。それが結果的には外国との国境確定に大きく影響していた。そんな歴史を調べているうちに、この本に出会ってしまったのです。 明治時代、鳥島のアホウドリ羽毛事業による絶滅の危機、噴火による島民全滅…がしかし過酷な歴史の前にも鳥島には凄まじい物語があったのだ!。 皆がレビューで語っているように、この本は一気に読んでしまうでことでしょう。 この本を読むと他の吉村昭作品も読みたくなります。とにかく読みやすい。 | ||||
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巧みな筆致ではないけれど、記録をうまく繋ぎ数奇な物語にして、魅了されました。 淡々とした語り方なので最初は読み飛ばしそうになりますが、ストーリーは後半になればなるほど濃厚になります。 途中で読むのをやめるのはもったいないです。 綿密な計画を立てて書かれた「読むべき」一冊だと思いました。 ストーリー自体は面白いだけでなく、元気をくれるものでした。 | ||||
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最後の「源右衛門おやじ、音吉、勘兵衛。おれは島をはなれる。霊魂よ、この舟に乗れ、共に故郷に帰ろう」で涙が出てしまった。 | ||||
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小笠原の孤島に流された船乗りたちのサバイバル!毎日、鳥の生肉を食べ、雨水を飲みながら、洞窟で故郷を夢見る。とにかく、生きることの意義を教えてくれる。また、新版は、字が大きなリ読みやすい。眠れない夜の薬に最適! | ||||
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読書は大好きだが、久々に泣けた。 想像を絶する過酷な生活の中でも、人間らしい心を失わない人々。 アホウドリを殺す時も、念仏を唱え、感謝の気持ちを忘れない長平。 大坂船の人から握り飯をもらっても、嘔吐してしまい「自分はもう人間ではなくなっているのだろうか」と泣いていた。 しかし、彼は、ひどい身なりでも、米飯を受け付けられなくなっていても、常に他人への気配り、思いやり、礼儀を忘れず、本土の人間よりも誰よりも、立派で人間性の優れた人だったと思う。 船の完成後も、一刻も早く、出航したかっただろうに、後にたどり着くであろう人達の為に、できるだけの配慮を怠らなかった。 初めに生き残ったのが、長平でなければ、多分全員生還はできなかっただろう。 長年の念願叶って、青島や八丈島に到着したシーンでは、思わずもらい泣き。 出航してからは、くじで決めたのにもかかわらず方角がぴったりだったり、好天に恵まれたり、青島や八丈島の人達も良い人ばかりだったりと、少し話がうますぎるのでは?と思いつつも、ここまで来て、ハッピーエンドにならなかったら許さないよ!という気持ちで最後まで読み切った。 とにかく、星五つでも足りない程感動した。 多くの人に是非お勧めしたい。 ただ、序章のアナタハン島の話は、実話だから仕方ないとはいえ、ひとりの女性(カズちゃん)を巡って、男性達の本能がむき出しで気持ち悪かった。 貞操観念の強い女性だったら、自殺していたかも・・・カズちゃんが、割と性に奔放なタイプで良かった、と思った。 | ||||
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意外と単調で…リアルではあるけど Kindleの無料本の「無人島に生きた15人」?だったかなそっちのほうが面白かった 無料だし | ||||
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みなもと太郎氏の風雲児たちという漫画で船乗り長平の事がちらっと書かれていたのですが、本当にチラッとしか書かれておらずフラストレーションが溜まっておりましたが、インターネットで検索すると漂流という本に書かれているという事を知り、購入しました。私自身ネタバレされるのが非常に嫌いなので、内容については触れるつもりがないのですが、非常に面白かったですという事を書いておきます。 | ||||
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なんなんだろう?この読後の感動と疲労感。久し振りに一気読みした一冊。嵐のすえ、辿り着いた島で一人で生きぬく心技体。そして、チームでの脱出。『挑戦』『Never give up』のための読むべき本の一冊として、ビジネスマンや学生に推薦する。 | ||||
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