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雪に撃つ
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雪に撃つの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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大好きな北海道警シリーズ! さっぽろ雪祭りを背景にして、約一日で事件が解決し、スピーディーで大変面白い内容でした。 一度だけ訪れたさっぽろ雪まつりを思い出して、一気読みです。 | ||||
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グエンさん。胡散臭いヤツだと思ってたんですよ。308ページまで。 が、そういうことだったんですね。 小説ってこうでなくっちゃ。 | ||||
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道警シリーズ、一気に読み終えた。どこまで続くか分かりませんが、次作が楽しみ。 | ||||
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道警シリーズ9作目読み始めた、雪祭り傳野菜からの二日間、ベトナム出稼ぎ実習生を、監禁脅す暴力団と何時もの大通署メンバーの追跡ドラマ、いつもの通り面白く読めた。 | ||||
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一時話題になった東南アジアからの技能実習生を題材に書いてあり、現実に起こっているかもしれないと思いながら興味を持って読みました。 | ||||
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TVで観ると佐伯が、主役ではないので、がっかりする。 やっぱり、本ですね。これの前が時間経ってるので少し忘れかけてました。知った人達ばかりで、ほっとした。 佐伯は、変わらずでヤッパリ好きです。 もう一度、一巻前のを読む事にします。 続編出ますかね。 | ||||
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道警シリーズは毎回楽しみにしています。 読みだすとこの先どうなるのか気になって気になって、どんどん読んでしまいます。 登場人物も知っている人がほとんどなのもあるかもしれませんね。 面白い作品はあっという間に読めてしまうけど、この作品もそうでした。 | ||||
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道警シリーズ。 札幌雪祭り会場を中心に、別々の事案を追っていたいつものメンバーがラストに向けてつながっていく。 道警シリーズらしい展開で楽しめるが、政治家の関わりやそもそも殺し屋が北海道に入るようなヤクザのやり口なのかなど、ちょっとした違和感が最後まで残ってしまう構成がマイナス。 人間関係がちょっと変化しそうで、今後の進む道がどうなるのかは次作への楽しみ。 | ||||
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佐々木氏の北海道警シリーズは、佐伯・小島・津久井そして、犯人側或いは被害者側それぞれのストーリーが終盤に一つにまとまっていくという、他の警察モノには無い展開が特徴的です。 今回の事件は札幌雪祭りを背景にしており、ほぼ一日で事件の解決に至る、実にスピーディーで息つく暇の無い面白い内容でした。 本当はコロナ渦で中止になって残念に思っていたこともあって、あの雑踏を思い起こしながら読ませていただきました。 | ||||
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警察小説の道警シリーズの最新刊。 自動車窃盗事件と発砲事件、家出少女の捜索の捜査の様子が、他のシリーズ作と同様、並行して語られラストは繋がっていきます。 事件捜査は地味で派手さもありませんが、雪まつり直前の札幌を舞台に粛々と捜査に励む佐伯警部補や津久井巡査部長、小島百合巡査部長らお馴染みの登場人物の人間模様が読みどころという感じです。 | ||||
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シリーズ最新作「雪に撃つ 道警・大通警察署」(佐々木譲 角川春樹事務所)を読みました。警部補・佐伯の物語を読むのは、「真夏の雷管」(2017/7月)以来になります。 「さっぽろ雪まつり」の数日前、長万部駅。札幌へ逃亡するベトナム人女性たち。自動車窃盗事件に遭遇する佐伯とその部下の新宮。一方、少女の家出事件に巻き込まれる生活安全課少年係の小島百合。そして、(待ってました)巡査部長・津久井は、降る雪の中、ある発砲事件を追跡します。それぞれが追いかける事件は、「さっぽろ雪まつり」前夜祭の張り詰めた騒乱に向けて、次第にそのピースを寄せ合いながらきな臭い事件へと収斂していきます。 蔓延る<少女虐待>(近頃は、物語の中でいくつそれらの事件を読むことになったろう)、この国に食いものにされる<留学生、外国人労働者たち>。ダーティな国家としての日本の有り様は、かつては他国の「絵空事」のように思えた時期もありましたが、昨今のいくつかのリアルな事件を見聞きすることによって、むしろ物語のほうが手ぬるいのではと思えるほど、この国は腐敗していると感じることが多くなりました。リアリティがフィクションを装い、フィクションを矮小化していきます。 私は、道警シリーズよりもシリーズ以外の北海道を舞台にした著者の警察小説(「暴雪圏」、「北帰行」)をこよなく愛してきましたが、今回はとても地味で静かな展開ではあるものの、読後感はとてもいい。その理由は、主要登場人物たち4人の心情がいつにも増して抑制されていながら鮮やかに描かれていることに尽きるのだと思います。 特に、佐伯。 多くを語ることなく<留学生、外国人労働者たち>に思いを伝え、現実世界でのいくつかの決断を静かに遂行しようとする彼の姿には、やはり共感を禁じえない。それは、誰もがそうやって生きていたいと思いながら、誰もがそのようにはふるまえない、そんな不器用な世界の住人を垣間見るからなのでしょう。佐々木譲は、意図的に言葉と感情を抑制することによって、何かを伝えようとしています。その何かは、口に出した瞬間、アラジンの魔人のように消えてしまいます。 読書後、関連があるのかないのか、ためらいがちなマイルス・デイヴィスの"Bye Bye Blackbird"が聞こえたような気がします。雪まつりのあかりに照らされる札幌は、私たちにとっての「清潔であかるい場所」であってほしい。 (*2021年の「さっぽろ雪まつり」は見送りになったそうですね。) | ||||
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