■スポンサードリンク


揺籠のアディポクル



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
揺籠のアディポクル
揺籠のアディポクル (講談社文庫)

揺籠のアディポクルの評価: 3.50/5点 レビュー 8件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

期待と何かちがう方向に

無菌病棟に隔離された少年少女が恋に落ち、しかしこの二人以外は立ち入り不可能な状況で少女が殺され……というコンセプトは非常に魅力的だと思います。
病院という舞台のエモさに満ちていて、二人の出会いから少女の死までは期待通り、満足いく展開でした。
ただ、主人公の少年が病棟を脱出したあたりからなんか期待してたのと違うな……という感想に。

いや、たしかに序盤から大人たちの言動にはその手のあれを匂わせるものがあったし予想はしていたけど、本当にそうなると困るというか……。
無菌病棟で少女が殺された謎を解くミステリー、という物語のスケールを飛び越えた世界の真相に戸惑い、逆に焦点であるはずの少女の死の謎がどうでもよくなってしまった気がします。
また、明かされた真相もこの手のやつでそれは都合良すぎて興醒めだわ、という部類でちょっと。
状況を成立させるための無茶な飛び道具に目が行き、成立してるのかもしれないけど何だか魅力的に思えない、しっくり来ないという読後感でした。
揺籠のアディポクルAmazon書評・レビュー:揺籠のアディポクルより
4065213096

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!