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知りすぎた女
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知りすぎた女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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フリーマントル氏の他の作品へのコメントを参照して下さい。・・・・・・・・・・ | ||||
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はい、ご存知、「苦しい時のフリーマントル頼み」です。 そして今回も期待を裏切りません。 このところのいろんなシリーズ物の範疇にはいらない完全な単独ものです。 ニューヨークが舞台。ひとりの会計士(と言っても日本でのイメージの会計士とは全然違います、大変な力を持つ全米屈指の会計事務所となるとFBIも簡単には手を出せないと言う)が前半の舞台回し。その妻、会計士の愛人。この二人の女性が後半の舞台回し。ま、主人公と言うか。 妻の父である創業者の作った会計事務所の関わっていた、マフィアとの黒い関係をめぐるサスペンスドラマです。 大変面白い。さすがフリーマントル、です。。。が、正直なところ、微妙に終盤がはしょりすぎ、の感がなくはないです。ちょっと急ぎすぎだな。前半の厚みに比べ、後半は物語が急展開する割に希薄です。 最後、何となく釈然としないまま終わる、と言う感じは、ま、この作品だけの特徴ではないですが。何となく感情移入できないまま、え、これでしまい?てな感じになる。。。ま、一気に読んだ割に文句ばっか言うな、って言われそうですが。 フリーマントルフアンなら、欠かす事のできない一冊です。フリーマントル初めての方にもお薦め。多分、ほかの作品も読みたくなるでしょう。 但し、何となくすっきりしない気分が残る。それは覚悟しておいてね。 | ||||
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フリーマントルファンとしては、読み終わったときに残った感想は〔作者のパワーダウンを痛感〕と言う感じの本でした。最初から一気に盛り上がり半分くらいまで一気に読んだのですが、中盤突然色々乱暴に物事が進み始め...最後のどんでん返し?というべき結末も無理やりな感じで... 今までのフリーマントルならこのプロットで最後までドキドキさせるような倍の長さの小説を書いたはず。とりあえず読みやすい中編小説としてはまぁまぁ読む価値ありかな。 | ||||
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マフィアの資金洗浄をした会計事務所との駆け引きを描いています。(知らなさすぎた女と知ってしまった女の)二人の女性が主役となるなのですが、フリーマントルさんの作品にしては、ストーリーも人物も、それほど複雑でないと感じました。めりはりがあって、無駄な要素がありません。あいかわらず、誰を信用していいのか、敵なのか味方なのか不安を感じて、ドキドキします。読み始めるととまりません。チャーリー・マフィンのシリーズほどの複雑さも暗さもありません。やりきれない思いになることが小さくて、ある意味で納得できる結末なので、映画の原作になるような作品です。 | ||||
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ニューヨークの金融関連の世界が舞台となっている物語だ…『知りすぎた女』というのはなかなか良い邦題だが、原題は<Two Women>…「2人の女」というそうだ…2人のヒロインが出て来る… ウォール街に本拠を構え、世界中の顧客を相手にしている会計事務所…創業者の娘婿は、高齢になった義父の後継者になることが確定していたが、義父が引退を口にした頃、義父が抱えていたとんでもない秘密を知ってしまう… 物語の前半は、この会計事務所の後継者が主人公のような雰囲気だが、彼の妻ジェーンと愛人のアリスが“真の主役”である…“義父の秘密”を巡る事件を通じ、ジェーンとアリスは邂逅し、対決する… 読み始めると続きが気になって仕方がなくなり、細かい時間を見つけては頁を繰りたくなることは必定だ!! 事件に巻き込まれ、何とかしようとする当事者の描き方も面白いが、フリーマントルの作品は、“端役”に至るまで、劇中人物の悉くが「らしい!!」のが好い。 | ||||
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