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隣はシリアルキラー
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隣はシリアルキラーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.68pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 21~25 2/2ページ
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とてもおもしろかった。 | ||||
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この作者でこのタイトルなので、かなりの怖さと最後のビックリを期待して読みました、まあそれなりに楽しめたという読後感でした。 さすがに工場の寮であそこまでは無理でしょうという設定、事件の大きさの割に登場人物たちがちょっとバタバタしすぎ(警察の素人臭さも含め)という展開、そして限られた登場人物の中でのどんでん返し、とサービス満点なのが返って全体的に散漫な印象になってしまった感じでした。 真相についての伏線もちょっと分かり易過ぎて、2/3あたりで気がついちゃいましたのでこれもちょっと残念でした。 この作者なので、読み慣れた読者の要求はかなり高くなっていますが、逆にあまり読んだことがない人ならば充分に楽しめると思います。(⭐︎3つは長年のファンとして、それから値段も踏まえて、ちょっと辛め採点です) | ||||
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文章も上手だし登場人物も混み合っていないので読みやすいです。 大ドンデン返しというほどでは無く結末は割と想像つくかな。 ホームレスから戸籍を買うとかそんな顛末は今迄も小説のネタにしてる著者がいたはず。 最後も綺麗に、善人は善人のまま「性善説」を全面に出してジ・エンド。ライトなサスペンスって感じです。 | ||||
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そもそも、中山七里さんの作品は大好きだが、あまり新書は買わずに文庫化を待って読むのがいつもの感じだが、シリアルキラーの言葉と禍々しい感じのカバーアートに惹かれて購入! 読み始めたらほぼ一気に読めてしまうのが中山七里作品のハマれるところ。 他の作品でも猟奇的なグロ描写(これを書いているレビュアー本人には大して衝撃的な描写ではないと感じられる)は結構出てくるが世界の犯罪史を賑わせたシリアルキラーの多くが殺した後に解体するような真似をしているので、シリアルキラーと言えばお約束な部分はキチンと押さえているし、後半まで読みながら〈実はこの人物が犯人なんじゃないか?〉みたいに思いながら読む楽しさを持続させながら最後のどんでん返しに持って行く技は最早職人芸! 但し、ラストは月並みなハッピーエンドにならない辺りは良かったけど〈こう来たか!〉の部分は納得しつつもカラクリが少し頂けない感がありました。 個人的には後味の悪いバッドエンドを期待していましたが、バッドエンドというほどは悪くなく、ハッピーエンドには程遠く、当たり障りない所に落ちたのは微妙だったかなぁ? だから、星は3つ…イメージでは限りなく四つ星に近い三つ星な感じですね。 | ||||
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①ホラーミステリーの名手が中山七里である。夜トイレにも行けなくなる。この不気味さ、恐怖感を味わってほしい。 ②独身寮の隣の部屋に住む中国人技能実習生は明らかに犯罪者である。切断した人の手を工場裏の廃棄槽に棄てたのだから…。 ③これ以上のストーリーは書けない。それにしても、工場で働く労働者の生活環境と労働環境の酷さは特筆すべきである。こんな酷い環境の工場であれば、中国や東南アジアに移転し、現地の安価な労働力に依存した方が良い。 ④労働環境や待遇の改善等夢物語だ。日本には24時間稼働で安価な賃金で長時間働かせる工場がまだまだ残存している。技能実習生は安価な賃金で雇用出来るので、格好のターゲット(労働市場)となっている。東京ではコンビニの深夜バイトの大半は外国人労働者である。 ⑤働き方改革が叫ばれる今日であるが、現実と理想はかなり異なる。社会問題を作品に落とし込むのが絶妙に上手いのが著者である。本作は絶品だ。 お勧めの一冊だ。 | ||||
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