■スポンサードリンク
隣はシリアルキラー
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
隣はシリアルキラーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.68pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
隣人がシリアルキラーかもしれないということをメインに謳ったtwitterの広告を見て興味を持って購入しました。 ホラーなミステリーものを期待してるのであれば、あまりお勧めはしません。これは、ただのミステリです。事件があって、疑わしい人が隣に住んでいて、疑ってたら、犯人らしき人がボロを出して、事件に巻き込まれていく感じのミステリに、主人公の経歴をこねくり回して、冗長にしたミステリです。繰り返しますが、ホラー要素はないです。隣人がシリアルキラーかもで怯え続ける演出は最初のみで、正直シリアルキラーが隣人である必要性はなさそうです。むしろ、この話の流れなら、違う切り口の方が良かったんじゃないかと感じました。特に、途中から主人公の過去に陰があって…と出すのは、あまり好きではない展開です。後出しのイメージ変化は、巧くやってくれよと思います。 いずれにせよ、隣はシリアルキラーであるかがメインではないストーリーなのに、それを取り立ててメインであるかのように記述した広告を打つのはちょっといかがなものかなあと思いました。 それを除けば、警察系のミステリとしては、納得の物語だと思います。主人公も、経歴は如何にしろ、キャラが立っていて、主張も生き様も、一貫しており、キャラクター設定は、好ましいと感じました。ほか警察や同僚のキャラクターも生き生きとしており、人々の息遣いを感じる物語でした しつこいようですが、正直このストーリーのオチなら、主人公が、殺害現場を最初に見る流れにすべきだったのでは。で、タイトルは、恋人はシリアルキラー……。こっちの方が、主人公の経歴と合わさり、悩みや苦悩が大きくなり、読者の愉悦も深くなりそうではないでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
警察や犯人視点ではなく、「隣人が殺人鬼かも!?」で始まるので、最初のほうの警察とのやりとりや主人公の気持ちの描写が長いので読むのがだるく感じました。中盤からは面白くなってきたかなーと思ったのですが、ラストにむりやりどんでん返しを入れた感じで、アリバイなどが破綻している?殺人を重ねる理由もイマイチ納得行きませんでした。読後のスッキリや嫌な感じもなく、ちょうどいい落とし所に収まりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ンでも、途中で「あ」となってしまい、ラスト5Pを先に読んでしまいたいという誘惑に打ち勝つのが大変だったw …つまり、何がどうだという訳じゃないけど先読めちゃうよ みたいな それでも概ね楽しみました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前半から物語に引き込まれて、先が気になる。 登場人物も多くない中で引き続き展開していく筆力はさすがに著者ならではと思わせるが、反面犯人の想像がしやすさは残ってしまう。 ラストまでは面白いが、ラストの設定がなんでソレとうい感じ。 「分からないわけないでしょ…」という場面で一気に平凡になってしまう。 どんでん返しに引きずられすぎて、結局冷めてしまうという悪循環。 もったいないな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
凄い怖いミステリーだと思って心構えして読んだのですが、特にグロテスクな部分は少ない様に思えました。作者の作品にはもっと生々しい事が多く記載されている作品も多いので、主人公の想像だけでの描写は特に恐怖を感じませんでした。また登場人物が刑事を退ければ4人と少ないので、途中からこの人だろうなと分かってしまい、途中、かなり中だるみを起こしてしまいました。伏線というより、台詞の中などに?って思われるフレーズが散りばめられているので、犯人が導きやすくなっていました。どこかで大きくひっくり返されるんだろうと期待していたので、そのままの結果で、ちょっと拍子抜けしましたが、楽しく読めたのは間違いないです。やっぱり、作者の作品はシリーズ化されているものの方が個人的に好きです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作者でこのタイトルなので、かなりの怖さと最後のビックリを期待して読みました、まあそれなりに楽しめたという読後感でした。 さすがに工場の寮であそこまでは無理でしょうという設定、事件の大きさの割に登場人物たちがちょっとバタバタしすぎ(警察の素人臭さも含め)という展開、そして限られた登場人物の中でのどんでん返し、とサービス満点なのが返って全体的に散漫な印象になってしまった感じでした。 真相についての伏線もちょっと分かり易過ぎて、2/3あたりで気がついちゃいましたのでこれもちょっと残念でした。 この作者なので、読み慣れた読者の要求はかなり高くなっていますが、逆にあまり読んだことがない人ならば充分に楽しめると思います。(⭐︎3つは長年のファンとして、それから値段も踏まえて、ちょっと辛め採点です) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文章も上手だし登場人物も混み合っていないので読みやすいです。 大ドンデン返しというほどでは無く結末は割と想像つくかな。 ホームレスから戸籍を買うとかそんな顛末は今迄も小説のネタにしてる著者がいたはず。 最後も綺麗に、善人は善人のまま「性善説」を全面に出してジ・エンド。ライトなサスペンスって感じです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
そもそも、中山七里さんの作品は大好きだが、あまり新書は買わずに文庫化を待って読むのがいつもの感じだが、シリアルキラーの言葉と禍々しい感じのカバーアートに惹かれて購入! 読み始めたらほぼ一気に読めてしまうのが中山七里作品のハマれるところ。 他の作品でも猟奇的なグロ描写(これを書いているレビュアー本人には大して衝撃的な描写ではないと感じられる)は結構出てくるが世界の犯罪史を賑わせたシリアルキラーの多くが殺した後に解体するような真似をしているので、シリアルキラーと言えばお約束な部分はキチンと押さえているし、後半まで読みながら〈実はこの人物が犯人なんじゃないか?〉みたいに思いながら読む楽しさを持続させながら最後のどんでん返しに持って行く技は最早職人芸! 但し、ラストは月並みなハッピーエンドにならない辺りは良かったけど〈こう来たか!〉の部分は納得しつつもカラクリが少し頂けない感がありました。 個人的には後味の悪いバッドエンドを期待していましたが、バッドエンドというほどは悪くなく、ハッピーエンドには程遠く、当たり障りない所に落ちたのは微妙だったかなぁ? だから、星は3つ…イメージでは限りなく四つ星に近い三つ星な感じですね。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!