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楽園とは探偵の不在なり



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楽園とは探偵の不在なりの評価: 3.11/5点 レビュー 38件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.11pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全12件 1~12 1/1ページ
No.12:
(2pt)

丁寧に

少し本の先が折れてました。本はよそで買った方が良いかも。すぐに配達されたのはありがたいです。
楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA)より
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No.11:
(1pt)

お前探偵向いてないよ

推理小説好きな人なら全然オススメしません。ムカつく上につまらないです。

2人以上人を殺せば地獄に落ちる。
その辺に天使がうろうろしてる。
この二つを軸にした特殊設定もののミステリー。
この設定自体はすごく面白いけど他に細かい条件が無さすぎて、最後の推理披露の時にアラがあっちこっちにあるのがよく分かる。

以前に1人殺した可能性があるんだからそこはなあなあにしちゃ駄目でしょ。誰が誰を殺したかも変わってくるんだから。
何故コックを無条件に信じてんの?ルフィなの?
途中でボールペンが紺から青に変わったから何か意味があると思ったらただの誤字?
もうトリック無理ありすぎる。
動かすならロープ解くか切るって。
逃げるのが目的なのに繋いだまんま走るのが前提条件なの?おかしくない?

1番は主人公含め登場人物全員好きになれない。やり取りが寒いし気持ち悪いし不愉快。

もう真っ先に思ったのが素手でボールペン拾ったとき。探偵ならありえない。
こいつ探偵じゃない。
常にウジウジで後ろ向き。ああ言えばこう言う。論理的じゃなく感情的。
どこかの社会犯罪学の先生と違ってユーモアがひとっつもないからただ口が悪いだけで不快。神だ正義だでこの上なくいちいちウルサイ。感傷に浸ってないで調査しろ。アリバイを全員に聞かないのは怠慢だ。

絶対的な悪も正義も存在しない。殺人を肯定するべきじゃない。こいつらから見れば犯人は正義なのかもしれないが、殺された人の家族にとってはそうじゃないだろ。その辺の倫理観がこの作者には欠けてる。1人までなら殺していい権利ってのも全く理解できない。なんでそうなんの?警察はどうした?法律は?裁判制度は?

犯人を正義だー!神の思し召しだー!ってもうほんと気持ち悪い。だいたい天使は便宜上名前が付けられただけで神の存在は認められてないだろ。そんな描写あったか?

最後の遺言動画はもう体力尽きて読めませんでした。
楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA)より
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No.10:
(1pt)

何も残らない

良いのはタイトルだけだった
楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA)より
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No.9:
(1pt)

ミステリとして読んではいけません

特殊設定のキモである"天使"に関するルールが曖昧に過ぎます。
また、登場人物の行動も引っかかりました。
たったひとりの証言を鵜呑みにしていたり、べたべたと現場を荒らしまわっていたり、それを咎める人間が誰もいなかったり……

記号的な登場人物を瑕疵とは思いません。
が、何度も挟み込まれる主人公の長い回想が、ミステリの部分とまったく関係がないのは興ざめです。
楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA)より
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No.8:
(2pt)

世界設定で押し切れず,青臭さだけが残る

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

特殊設定ミステリの扱いになるのか,顔のない天使が降臨した現代社会が舞台で,
多くが想像する天使とはかけ離れた容姿も含めて,戸惑いと期待が入り混じる序盤.
ただ,それら存在を,『そういうもの』と押し切れるだけの魅力には欠けて映ります.

また,『ルール』の抜け道を突く連続殺人と,そのトリックは悪くないのですが,
一方で,読む側の想像や,推理欲をかき立てる描写が足りないように感じられます.

そのため,解決篇に特別な驚きや心が動く点はなく,動機も平凡な域を出ておらず,
探偵の過去を掘り下げ,彼を奮い立たせる回想にしても,それが前に出すぎの印象で,
現実でも続けられる,正義云々のやり取りには,青臭さ以上のものは抱けませんでした.
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No.7:
(1pt)

ヒューマンドラマが退屈すぎた

文庫になったので魔がさして買ってしまいました。完全なる無駄遣いでした。
設定はいいのに、ヒューマンドラマが退屈すぎます。この設定を活かしたゴリゴリの純粋パズラーにすれば、トリックの瑕疵も笑って見逃せると思えるのに、残念でした。
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No.6:
(1pt)

陳腐なファンタジーもの

探偵を主軸とした会話の多い作品でしたが、一番気になったのが人と人の距離感。
そんなに親しくもないのに「おまえ」呼ばわり連発だったり、敬語もちょっと
男言葉っぽく書こうと無理している(個人の感想ですが、ゲイのように感じる)
ところが多分に見受けられ、世界観に最後まで入れ込めませんでした。
肝心のトリックもどうも謎解き初めにありきで後付けにルールを決めてたかの
ようで、ご都合主義的な感じが否めませんでした。
あと登場人物の名前の付け方が興ざめでした。
楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA)より
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No.5:
(2pt)

ワンアイデアのみで退屈なモノローグが延々と続く

天使が突然出現した世界。そこでは2人人を殺した人間は有無を言わさず地獄に引き込まれる。
そんな中で絶海の孤島の屋敷に集まった人々の中で連続殺人事件が始まる…。

つかみは十分だが、内容は弱い。
あくまでも天使云々はロジックの面白みを出すための設定のはずなのに、そこに神だ罪だ天国だ、と何の意味もない会話が繰り返される。
主人公である探偵も、推理より過去のトラウマとなった事件をひたすら回想するだけで退屈極まりない。

ドラマがだらだらと長き、事件の解決はほぼワントリック程度。
同じような会話や文章が続くだけでキャラも薄いしアイデアのみで終わってしまっている。
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No.4:
(1pt)

テッド・チャンがすごいだけ

サクッと読みやすかったけれど、それだけ。設定は面白い、あのテッド・チャンのオマージュでもあるのだから。そのわりにトリックがうすい。
そして、最近の小説は「こんな残酷な真実をさらけ出すことが探偵のやることなのかー」みたいな葛藤シーンがどの作品でも散見されるのだけど、昔のやれやれ系主人公みたいでさめてしまう。
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No.3:
(2pt)

もっと推敲を

天使登場の設定はおもしろい。しかし、連続殺人のトリックが浅いし、出会いの偶然が多すぎる。杭を打つのだっていつどうやってやったんだか……。せめて、犯人の手が荒れてるとか探偵の気づきを入れないと、犯人の憎しみの深さが表現できないのでは。ありふれた表現や修飾語が多く、推敲してないのが感じ取れてしまう。誤植や言葉の間違いに引っかかってしまい、楽しめなかった。ミステリーってこんな感じのキャラクターが顔を揃えると盛り上がるよね、的な公式に当てはめて作られたよう。正義正義のオンパレードも安っぽい。
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No.2:
(1pt)

駄作

テッド・チャンの「地獄とは神の不在なり」にインスパイアされたと聞いて読んだ。
2人殺すと天使によって地獄へ落とされる設定は面白いと思うけど、これはどっちかっていうとパクリ元のテッド・チャンの功績だと思う。
その設定にしても面白いのは字面だけで物語には活かせてない。
加えて登場人物の考え、信条、台詞がめちゃダサいし、全体的に人物について描写不足で言葉の使い方も間違いすぎてるからまともに読む気にならなかった。
人物にもドラマにも引きがないからミステリ部分もふーんって感じ。
おすすめしません。
ちなみに元になってる「地獄とは神の不在なり」の方は人間の苦悩と葛藤と悲劇をアイロニカルに描いた傑作なので是非読んでください。正義って言葉の使い方がわかります。本当は本作でもミステリでそういうことをやりたかったんだろうけど失敗ですね。
チャレンジ自体は評価したいので星1つです。
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No.1:
(2pt)

特殊設定がお粗末

「二名以上を殺した場合は即時に地獄行き」という設定自体は決して悪くないが、このような特殊設定を設ける以上どこまで緻密なルールを設けるか、といったことがこういった作品では肝になるが、その点で本作はちょっと納得がいかない。
というのも、本作のルールはいってみれば「神が作ったルール」であって、その点、如何様にもアレンジが可能である反面、最低限の合理性/公平性は確保されてしかるべきと思うからである。

本作におけるトリック上、仕方がないといえばそれまでだが、例えば本ルールを適用すると「テロリストが仕込んだ爆弾の起爆スイッチを爆心地から離れた場所にそれとわからないように設置した場合、地獄行きとなるのはテロリストではなく、スイッチを踏んだ一般の通行人」ということになってしまう。したがってそんな世界では自ら手を下さずに人を殺すようなトラップが横行するに違いなく、かつ真の殺人者が(少なくとも「天使」からは)大手を振ってまかり通ることになり、むしろ犯罪数が激増する可能性すらあるがそんな事情は一切考慮されておらず、恐らく作者もそういった矛盾については気がついていないと思われる。(もちろん警察や司法による裁きがなくなったわけではないが、その点を言い出すと作品の世界観が滅茶苦茶になるだろう)
さらに言えば、ここまで不合理なルールであれば、却ってこの世界では周知の事実であるはずで、その点を一切触れずにトリックに用いるなどはもはや「アンフェア」とすら言えるのではないだろうか。

その辺の不合理をできる限り作らないということがこういった特殊設定の難しさであるとは思うが、その辺がいい加減な作品は読む気にならない、というのもまた然りと感じられた作品である。
(2020年10月10日補記)
上記の矛盾点につき、一部解決する方法を思いついたので、忘れないうちにコメント欄に補記しました。
楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA)より
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