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私が見たと蠅は言う
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私が見たと蠅は言うの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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購入して良かったです‼️ | ||||
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こんなにおもしろいのに。あちこちにちりばめられた手がかりはあまりにもさりげなく、読み手を惑わす。それでいて犯人がわかってみれば、あーあの時のとはっきり心に残っているのはどういうことだろう。してやられた。でもそれがとても楽しいのは、ストーリーがしっかりして、ユーモアにあふれているから?とにかく、全作品を出版しなさい! 改訳で!↑誰に言ってるの? | ||||
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この作品で、フェラーズが優れた小説家であることを実感しました。アパートを出て行った女が惨殺死体で発見され、凶器の銃が建物の床下から出てきたものだから、住人どうしが互いを疑いだす、というのが基本ストーリー。特筆したいのは人物描写と演出の上手さですね。女性の住人が特に秀逸。男ではまずこんな書き分けは無理だと思います。物語自体はゆっくり目ですが、サスペンスも気が利いています。部屋の窓が開いていて、外の演説の描写が紛れ込んでくるところとか、現在から過去へのカットバックとか、映画的な演出が印象的。真相の意外性に乏しいのが難ですが、これらの技巧を味わうだけでも十分に面白い小説でした。 | ||||
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ここ数年「猿来たりなば」「自殺の殺人」等が訳されて、評価が高まっているエリザベス・フェラーズ。新訳されるのがトリックをメインに据えた質の高いミステリで、どれも読み応え充分です。ただ、フェラーズがトリックだけの作家と思われているならファンの一人としてとても悲しいです。本書のようなのもあるのだから。ある下宿屋で殺人に使われた拳銃が見つかる。持ち込めたのは下宿の住人だけ。住人たちは警察にまかせてはおけないと犯人探しをはじめる。住人たちはそれぞれ別々の人を犯人と推理するのだが・・・。主人公の女性の目をとおして、住人たちの疑心暗鬼にとらわれながらも協力、反発しながら犯人探しをする姿が描かれ、サスペンスあふれる作品になってます。とくにこれといったトリックもなく、犯人も大方の人が推理・推測どおりの人物、とこんなことを書くとどこがおもしろいの?と不思議に思うかもしれませんが、おもしろいんだな、これが。エリザベス・フェラーズ、もっともっと訳してもらいたい作家です。 | ||||
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