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カインの傲慢
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カインの傲慢の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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題材も良いし問題提起する内容も非常に良いのだが、主人公の苦悩がどうも薄っぺらくて、共感できない。犯行に関わった容疑者側の人間達の方がまだ、揺らがない信念に基づいて行動しており、善悪はともかくとして、人間としての深みや説得力を感じた。まだ未熟で薄っぺらい青二才の主人公を描くのが、作者の意図的なものであるならば、成功と言えるだろう。 | ||||
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*読みたいのは舌戦の攻防じゃないわけよ。犬養や高千穂の地味でいいから、普通の捜査と推理なわけよ。 最近中山氏の作品はこの丁々発止が多すぎて辟易。違うんだよ、切り裂きジャックくらいの言葉の掛け合いでいいんだよ。 *終盤の親玉もこれは蛇足。大物過ぎるし、の割には簡単に会えちゃうし、世界観を大きく見せたかったのかもしれないが蛇足。 *序盤の犬養の、上司や高千穂に対する観察眼も最近しつこい。古手川シリーズもそうだけど、語り手主人公がいちいちその人の思考や癖を語るから、「あーはいはい」となる。そんな説明なくてもこの人はこういう人なんだと分からせる筆力を中山氏は絶対お持ちのはずだし、そもそもここまでシリーズを重ねてきて今更逐一キャラ説なんてもう不要。 *真犯人もその立ち位置好きよねぇ、、、、。 *舞いすぎて的確な蜜を吸えない蝶みたいな作品だった。 | ||||
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