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カインの傲慢
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カインの傲慢の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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現代作家さんは 澤村伊智、芦沢央、 小野不由美、湊かなえ、大沢在昌、 特に伊岡瞬が好きなんですが・・ 自分の好みに絶対合うと思ったのに シリーズ物がナゼかハマらず、残念。 | ||||
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中山七里は徹底した取材をしているのかそれぞれの小説で取り上げる問題の掘り下げ方が尋常では無いがこの本も良く掘り下げている。 只、その分初期の作品の様などんでんがえしというか意外感は薄い。 その辺りのバランスは難しいですよね、東野圭吾も意外性の高い作品は掘り下げが薄い。中山七里もラフマニノフシリーズは楽器を弾く描写こそ細かいものの特段の掘り下げは無い。掘り下げた上でどんでん返しもあったのは「護られるべき者」でしょうか。 映画化された物は予想通りガッカリでしたが。 中山七里、大好きな作家だし、どんでん返し、分かっていても「え、こいつか?」というのが大好きなので綿密な取材を重ねた掘り下げと緻密な描写を重ねた上でどんでん返しを組み合わせてほしいですね。 | ||||
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中山七里さんの大ファンです。護られなかった者たちへは寝る間も惜しんで読みましたが、こちらはそれ程引き込まれず。 犬養シリーズ一作目が一番楽しく読めました。 | ||||
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貧困で臓器を売らざるを得ない少年たちが殺人の被害者。 帯をはじめ、冒頭から被害者の謎要素は解決しているため、ストーリーとしては確認事項として事件を追っていく形になる。 構成が変わっていれば読み応えもあっただろうにもったいない。 臓器移植や貧困、虐待などのテーマとしては新しくはないが、社会問題として取り上げながらのストーリーは上手くはまっているだけに、もっと謎解き要素が欲しかった。 犬養の無念はわかるがラストもありきたりになってしまった。 | ||||
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ラストで「ほおらね」と、膝を打った 医学の進歩が「誰かが死ねば誰かが助かる」の、いらん葛藤をもたらした。と、思っている それなのに、若者の事故での脳死には「滅多に出ないのに、肝臓しか使わないなんて勿体ない」と考えちゃったりするんだけど 医学の場合、進歩って罪な方向性に向かうよなあ… 概ね楽しんで読んだが、物凄く引っ掛った一文があった。 「床に臥せっている時間の方が長い老人が歯の治療に勤しんでいる事実に呆れた」に呆れた 歯よりも大きな病気に悩んでる人は歯の不具合など気にしないとでも思っているんだろうか? 自分の場合、大きな病気の症状で悩んでいる時に、皮膚炎とか口内炎とか爪の剥離とか余計な症状上乗せされると、「治せるもんは治して、できるだけ不愉快を減らさないと」と思うんだが… | ||||
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まずこの本の帯に貧困がテーマである事、少年達の臓器の一部が無くなっている遺体が!中国と言う国とのと、ほぼ記載されてしまっている。ここまで帯に記載されていると遺体を発見した最初のシーンで、臓器の一部のない貧困の少年だねと誰でも分かってしまう。普通、帯にここまで記載しなければ、もっとどういう事?ってなるはずが、連続して少年ばかりになると帯に記載されてるので、出てくる貧困家庭の少年が多分、ここらへんもやられるなぁと分かるのと中国についても帯に記載があるので中国人が出てきた段階であーってなる。帯の説明が多すぎて驚きが全くなくなると言うのはいかがなものだろうか?絶対に購入する時は、本屋さんでも帯は読むだろうし、Amazonで購入しても最初に帯は読んでしまう。そして、犬養シリーズを私が読んでいないので犬養自身の前の事件も分からないし、家庭状況も分からないので、これはシリーズ全部を読んでいる方には分かるが単独で読んでしまうと時々、過去の事件であろう事が悪夢として出てくるが、何のことやら分からない。そして、犬養氏の性格もわからないので、えっ、その人、次、狙われますよねってツッコミたくなるところでも何故か判断をミスり案の定の展開で驚きなし。それに結構、早い段階で今回はコイツだなぁと思う人物がいてラストの大どんでん返しも、やっぱりとなる。そして、本丸との対峙があるがそこもさほどの驚きもない。何故、少年ばかりの臓器が狙われているのかでおおよその予想がつく。しかも、ラストは読後感が悪い。現実的な終わり方だとは思うけど、小説なのでこの終わり方をされるとエッてなる。今年は中山七里氏が毎月、新刊発表するので月に1度のお楽しみだが、出来たらもっと多くの伏線を張り巡らせ、やられた!と思うような作品に出会いたい。読後をどう捉えるかで大きく感想が分かれると思うので☆3個! | ||||
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