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聖ペテロ祭殺人事件
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聖ペテロ祭殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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カドフェル第四作目 いずれも筋が面白く、わざとらしさを感ぜさせぬ作風だ。ヒューマンなカドフェルの言葉、行動が実に良い。 登場人物は女性がとくに魅力的だ。ミステリーは色々読んで来たが、ヒューマンな味わいが読後も心地よく残る、エリス・ピーターズは希有の作家だ。 | ||||
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カドフェルの町で聖ペテロ祭が開催され、殺人が起こり・・・というお話。 今回はカドフェルの修道院がある町で、伝統的な祭りが行われて・・・という展開でした。最初に町の商人を代表する人物が修道院長に色々な制約のある祭りで、商人側の意向を伝えたり、それと関連するらしい殺人が起こったり、と今でもありそうな物語の流れがなかなか興味深かったです。 結局の所は殺人の理由は意外な感じの所に収斂しますが、この時代ならではの動機や考え方は上記と同じですが、興味深かったです。 更に磨きがかかった第4作。機会があったらシリーズ順に是非。 | ||||
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あー、へー、という4作品目。なぜ星が3つか、ですが、今までの3作品までを読んでいて、あんまり面白くなかったので。 シュルーズベリーの修道院がある町で起きた殺人事件ですが、そうだなー、わからなくもありません、そういうことにしようという作者のものを読むワケで、いくら面白い、と思ってるにしても、たまに読み手側の好き嫌いがあるのは、どうしようもありませんから。 時代背景というものもあります、女帝なのかKing Stevenなのか、ですね。キモはそこです。 だから、つまらなかったんです。作者に誰かadviserがいたにしても、この4作品目はちょっと…。 さすがのイギリスが世界に誇るAgatha Christieの作品にも、え?という作品があります。 この作品は、好き嫌い分かれると思います。 貴族と平民の恋愛…?うーん、そうかー、そういうことかー、と、もう、初めに犯人はわかってしまったんで、トレメインみたいに、 歴史学者が書いてる、というのであれば、イギリスの12世紀の時代背景が学べる、とも思う。 しかし、Petersonは歴史学者ではありません。何も歴史学者じゃなきゃあ、イギリスの歴史を背景にした作品を書く資格が無いとは 思っていません。 イギリス人で、Walesのヒトたちだったら知っていることしか書いて無いように感じるのです。 ですので星は3。 | ||||
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8月1日から3日まで行われる聖ペテロ祭には、シュルーズベリに各地から商人が集まり、盛大な市が立つ。が、その収益をめぐって修道院と町の人々との間で諍いが起きる。 祭りの1日目、ブリストルから来た商人トマスが死体で発見され、町長の息子フィリップが逮捕される。が、2日目、第2の殺人が……。 殺された商人の姪エンマは修道院に身を寄せ、身重のアラインとはまるで姉妹のよう。が、彼女の回りで事件が続発し、彼女自身、何か秘密を抱えているようだ。 祭りの喧騒の中での血気にはやった若者たち、モード女帝とスティーブン王との間の争いはいまだ決着を見ず、陰謀渦巻く中で描かれる若者たちの恋模様。 おなじみのヒュー・ベリンガーと麗しの妻アラインが登場しているのが嬉しい。そして、強く賢いエンマ! 新しい修道院長ラドルファスもいい味出している。 | ||||
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