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#柚莉愛とかくれんぼ
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#柚莉愛とかくれんぼの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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この作品は何かの賞を取られたようですね! おめでとうございます。 読み進めていく内に引き込まれ続きが気になりウズウズした面もありますが、正直ハッキリさせて終わらせてほしかったです。終わり方が曖昧で…そういう手法で書いたのかもしれませんが…一読者としてはズバッと書いてもらいたかったです。 【以下ネタバレ】 読者を騙すためにいかにも久美を「この人は男性だ!」という描写でツラツラ書かれていますが、なんと言うか…生理表現や毛の表現…髭処理からして纏まってない印象がありました。彼女が「体は女性であり心は男性」なら分かりますが、そのような感じでもありません。ただの「僕っ子」。どうにかして「読者を騙してやるー!」って描写が気になりました。 | ||||
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展開的にも文章的にも読みやすく、一気に楽しんで読めた。 でも読み終わった後の感想は、正直言うと中途半端。 以下若干ネタバレ。 メフィスト賞受賞作ということで初めからミステリーのつもりで読んでいたので、序盤でオチがわかってしまった。現代ホラーかサスペンスのつもりで読んでいたら感想は変わっていたかもしれないが、どちらにせよオチは決まっているわけで、この真相のせいで、アイドルのファンとの関係という面白いテーマが成立しなくなってる。 トリック一本勝負ものとしては過去のメフィスト賞作と比べて質は低いし、いっそオチなしの方が上手くまとまっていた気がする。でもたぶん、そうしたら売れないんだろうな。映像化にも向いてそうだし、プロモーションサイトも面白かったし、作者は作詞作曲できる現役女子大生と話題性もあり、実際に曲名はどれも面白かった。映画化しても不思議ではない。 よかった点は、アイドルの裏側がリアル(かどうか知らんけど)、オタクの描写もリアル(昔某アイドルの握手会のはがしスタッフをしたことがあったので、オタクのアイドルへの言葉のかけ方の気持ち悪さが完璧に再現されていて感動した)、炎上の作り方が面白い。 一番不満だったのは、物語の結末。イヤミスという見方もあるみたいだが、イヤミスにしては雑い。後味悪い、という感想よりも投げっぱなしという感想が上回った。 | ||||
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※微ネタバレ注意 文章はあまり上手ではなく、人物描写も巧みとは言い難く、全体的な表現は「キャラクターの立っていないライトノベル」といった印象。(作者は大学生ということなので、ある程度は仕方ないと納得) 問題はトリック。 自分は見事に騙されたので仕掛け自体はとても良かったと思うが、「なぜ内面の一人称を最後まで統一しなかったのか」という疑問がどうしても払拭できず、せっかくのアイディアを台無しにしてしまっているように思えた。 内面描写なのであれば、一人の人物については一人称を統一するのが筋であり、そうした方がこのトリックも映える。p180からの部分さえ統一すればいい話で、どうしてこれだけのことをやらなかったのだろうと本当に不思議に思った。 (読者にネタをバラしてから一人称が変わる合理的な理由が、一つでもあるのであれば真剣に教えてほしい) ほぼトリック一本勝負の話なので、そこだけは瑕疵のないようにしてほしかった。 ページ数は200ページ弱だが、SNS描写による無駄な改行が多いので、実質的には100ページ程度の内容。 そこで終わるのが合理的であれば私は何ページでもいいと思うが、物語はかなり唐突にブツ切れで終わるので、この内容であれば主人公の問題が解決するところまで書いて300ページ程度にすればよかったのではと思う。 作者のアイディアはいいので、売り出し方といい何といい、悪いのは編集者だなと思いながら読み終えた。 若い方なので、別の編集者の下でぜひ素晴らしい作品を世に送り出してほしい。 | ||||
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