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晴天の迷いクジラ



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【この小説が収録されている参考書籍】
晴天の迷いクジラ
晴天の迷いクジラ (新潮文庫)

晴天の迷いクジラの評価: 3.94/5点 レビュー 65件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.94pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全44件 41~44 3/3ページ
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No.4:
(4pt)

買ってよかった!

著者の作品はこれが初めてです。
家族や社会からはぐれた3人がおりなす物語。
それぞれに苦悶があり、心の中にプツプっと
泡ができる感じを丁寧にひとつひとつ弾いてくれるような作品。
ほんのりと読後感もよくて、読んでよかったな〜と思っています。
晴天の迷いクジラ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:晴天の迷いクジラ (新潮文庫)より
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No.3:
(5pt)

傑作

読んでよかった。出てくる人たちは、みんな人生でつらいところに迷いこんでいるのだが、
そういうところに至った描写が、幼少期のころから精密に書かれていて、
それぞれの登場人物のキャラクターにとてもリアリティがあり、
共感できる。共感できるから、後半の展開も親身になって読めるし、
自分の人生とは出来事自体は重なる事はないかもしれないけれど、身につまされた。
あまり中身のことを知らずに読んだほうがいいと思うので、
細かいことは書けないけれど、何か日々にストレスが溜まっているとか、
落ち込んでいるとか、迷っているとかという人にはぜひ一度読んでもらいたい。
絶対に得るものがあると思う。後半は涙が止まらなかった。
晴天の迷いクジラ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:晴天の迷いクジラ (新潮文庫)より
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No.2:
(5pt)

見事な2連勝

前作「ふがいない僕は空を見た」に続く、素晴らしい連作のボディブロー!!
読んでから、もうだいぶ日が経つのですが、窪美澄さんのスタンスは堂々としていて
ブレない。
みんな、自分の意思と関係なくその土地で生まれ育ち、苦しみもがきながら最後の
落としどころは、やはりあるがまま「今」を受け入れて、すこしづつ足を引きづりながらも
「生きる」ことなのだ。
晴天の迷いクジラ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:晴天の迷いクジラ (新潮文庫)より
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No.1:
(5pt)

身近にある「死」をどう受け入れるか

「生きる」ってなんだろう?
「仕事をする」ってなんだろう?
本書はそのような事を深く考えさせてくれます。

人は誰でも、他人の死を経験します。
人によっては、自らの死を選ぶかもしれません。
ただ、この世に産まれてきた人間は、誰だって「死」が怖いんです。

それとどう向き合うのか、本書はヒントをくれるかもしれません。

また、どんなに必死に仕事をしても、報われない時もあります。
私生活までもを犠牲にして、何のために仕事をしているのか分からなく
なってきてしまうことも、あるかもしれません。
そして残念ながら、近年 過労による自殺が後を絶ちません。

そのように仕事で悩み、答えが出なくて八方塞がりな人にも読んでもらいたい本です。

そして、結婚・出産を機に、自分の目標や夢を諦めかけてしまう女性が、
もしかしたらいらっしゃるかもしれません。

この本は「自分らしく生きるにはどうしたらいいか」を教えてくれました。
私自身も子育て中で、この本を読んでとても気が楽になって、ホッとしました。

窪 美澄さんの書籍は今回初めて読みましたが、表現力がとても素晴らしく、
登場人物が目の前で生きているようなリアルさがありました。

このようなテーマの本は大抵が真剣すぎて気持ちが張り詰めるけれども、
読み進める中で、不思議と微笑んだり和んだり。
時には涙を流してしまいました。

特に深刻な悩みを持っている訳ではない私でさえも、本書を読み終えたときには、
「自然体で生きればいいんだな」と気持ちがとても楽になりました。

この本に出会えたことが、私の「人生の転機」になるかもしれません。
明日から、また明るく生きていきます。
晴天の迷いクジラ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:晴天の迷いクジラ (新潮文庫)より
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