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晴天の迷いクジラ
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晴天の迷いクジラの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全44件 41~44 3/3ページ
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著者の作品はこれが初めてです。 家族や社会からはぐれた3人がおりなす物語。 それぞれに苦悶があり、心の中にプツプっと 泡ができる感じを丁寧にひとつひとつ弾いてくれるような作品。 ほんのりと読後感もよくて、読んでよかったな〜と思っています。 | ||||
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読んでよかった。出てくる人たちは、みんな人生でつらいところに迷いこんでいるのだが、 そういうところに至った描写が、幼少期のころから精密に書かれていて、 それぞれの登場人物のキャラクターにとてもリアリティがあり、 共感できる。共感できるから、後半の展開も親身になって読めるし、 自分の人生とは出来事自体は重なる事はないかもしれないけれど、身につまされた。 あまり中身のことを知らずに読んだほうがいいと思うので、 細かいことは書けないけれど、何か日々にストレスが溜まっているとか、 落ち込んでいるとか、迷っているとかという人にはぜひ一度読んでもらいたい。 絶対に得るものがあると思う。後半は涙が止まらなかった。 | ||||
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前作「ふがいない僕は空を見た」に続く、素晴らしい連作のボディブロー!! 読んでから、もうだいぶ日が経つのですが、窪美澄さんのスタンスは堂々としていて ブレない。 みんな、自分の意思と関係なくその土地で生まれ育ち、苦しみもがきながら最後の 落としどころは、やはりあるがまま「今」を受け入れて、すこしづつ足を引きづりながらも 「生きる」ことなのだ。 | ||||
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「生きる」ってなんだろう? 「仕事をする」ってなんだろう? 本書はそのような事を深く考えさせてくれます。 人は誰でも、他人の死を経験します。 人によっては、自らの死を選ぶかもしれません。 ただ、この世に産まれてきた人間は、誰だって「死」が怖いんです。 それとどう向き合うのか、本書はヒントをくれるかもしれません。 また、どんなに必死に仕事をしても、報われない時もあります。 私生活までもを犠牲にして、何のために仕事をしているのか分からなく なってきてしまうことも、あるかもしれません。 そして残念ながら、近年 過労による自殺が後を絶ちません。 そのように仕事で悩み、答えが出なくて八方塞がりな人にも読んでもらいたい本です。 そして、結婚・出産を機に、自分の目標や夢を諦めかけてしまう女性が、 もしかしたらいらっしゃるかもしれません。 この本は「自分らしく生きるにはどうしたらいいか」を教えてくれました。 私自身も子育て中で、この本を読んでとても気が楽になって、ホッとしました。 窪 美澄さんの書籍は今回初めて読みましたが、表現力がとても素晴らしく、 登場人物が目の前で生きているようなリアルさがありました。 このようなテーマの本は大抵が真剣すぎて気持ちが張り詰めるけれども、 読み進める中で、不思議と微笑んだり和んだり。 時には涙を流してしまいました。 特に深刻な悩みを持っている訳ではない私でさえも、本書を読み終えたときには、 「自然体で生きればいいんだな」と気持ちがとても楽になりました。 この本に出会えたことが、私の「人生の転機」になるかもしれません。 明日から、また明るく生きていきます。 | ||||
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