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晴天の迷いクジラ
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晴天の迷いクジラの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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うーん、残念。何だか合わないなあ。 3人の自殺願望者がすんでのところで思いとどまり、ひょんなことから一緒になり、遠方の浅瀬に迷い込んだクジラを見に行くという話。自死を思いとどまり、何とかやっていこうという光明を見出して終わり、という感じ。 ・・・ この3人のそれぞれの話があり、独立して章が設けられています。これらはディテールに富んでおり、ドラマあり、読み物として面白かったと思います。 由人。田舎出身・三人兄弟の真ん中、母親からの半ネグレクトの末、東京で道を見つけるも自らをすり減らすデザイナー。ちなみに素敵な彼女に振られる。 野乃花。絵の天才と持て囃されるも赤貧の幼少時。高校の教師にすすめられた絵画の先生と関係を持ち18で妊娠、絵画の先生は政治家となるも、家と育児に馴染めず東京へ出奔。必死で生きてデザイン会社を興すも、最終的に倒産。 正子。死んだ姉を持つが、その死が母を過保護な毒親にしてしまう。生活のほぼすべてが母親の管理下にあり、正子の鬱屈した気持ちは高校で爆発。気持ちを理解してくれた同級生の双子の兄妹の忍は病気でなくなり、その同級生も忍の死後引っ越してしまう。自分を理解する人はいなくなる。 ・・・ ここから、おそらく鹿児島県辺り?と目される地方へ浅瀬に迷い込んだクジラを見に行く、そしてそのことで由人が理性のかけらで自殺をしてはいけないということから、先ずは野乃花と寄り添い、そして偶然にその後正子と遭遇します。 なんだろう。このあたりの出来すぎ感・偶然を装う必然のような展開が、個人的には今一つに感じました。 地方の人が偶然家に招待してくれる、そこのオバアさんの暖かい歓待、その家の抱えた悲劇、そして3人の回復。 そんなにうまくいくのか?仲間も地方の方も人が好過ぎやしないか。都合よくできていないか。毒親の元に正子は帰れるのか。等々考えてしまいました。 人の可塑性が高いのはよくよくわかりますが、何だか感動させようとした?みたいな疑念すらすこし湧いてきてしまいました。 もちろん、心を病んだことのある方にとってはビビッドでリアルなのかもしれません。第一章のタイトルは「ソラナックスルボックス」で、これは解説で白石一文さんも指摘していますがうつ病のクスリらしいです。その苦難を通ってきた方は首肯しながら読めるのかもしれません。 ただ私は残念ながらでは無かったです。 ・・・ ということで、初の窪美澄さんの作品でした。 個人的には今一つ合わなかったのですが、『52ヘルツのクジラたち』のように、陰→陽への回復、他社理解、絆、みたいなテーマが好きな方には合うのかもしれません。あとはYA系を読みたい方にはお勧めできるかもしれません。 他意はありませんが、偶然にもクジラつながり。 | ||||
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「52ヘルツのクジラたち」を読んだ後、この本も読んだ。 いくら読み進めても、面白くならない。1時間ほどで、読むのをやめた。 ほかの本にチェンジ! 同じ窪美澄さんでも、評価の高い「ふがいない僕は空を見た」を読んでみよう。ほかにも彼の本を買ってあるけど、もしこれでダメなら、ほかの作家の本に。 | ||||
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「よく知っている」「当たり前のこと」でも 違う視点や、違う体験や、違う仲間と感じると 違う受け止め方ができるようになる。 そんなことを感じた それが、普通の人にとっての、生きることの 面白さかもしれない | ||||
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解説含めて430ページ、長いと感じたのは展開がちょっと単調だからだろうか。ネタバレは避けるが、ここから何が起こるかいろいろ予想しながら読んだ結果、大したことは起こらなかったという感じ。おそらく、細かい心理描写なんかをちゃんと拾えて、そこからいろいろと感じ取る能力がないと読んでて苦痛で退屈。現代文の問題を解くみたいに。読書を娯楽と捉えてる人には合わないことが多い気がする。 | ||||
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人生に希望を見いだせなくなった人々の自己再生の物語(なのだろうか?)。 会社を倒産させてしまった女性社長、その従業員で過労と失恋のためにうつ病を発症した青年、病的ともいえる厳格な母親との軋轢で引きこもりとなった女子高生、の三人が主役。 前半は、三人の、それまでの人生がページを割いて縷々語られているわけだが、それぞれの苦悩が息苦しさを伴って胸に迫ってくる。ここまでが良いだけに、いやが上にも後半に期待が膨らむ。しかしながら、三人が湾に迷い込んだクジラを見に旅立ったあたりから、失速気味になってしまった。クジラに託してそれぞれが何を見出したのかがうまく表現されていないのだ。 端的にいってピンとこない。 全体としては読ませてくれたので、締めくくり方が残念だ。 | ||||
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再読でした。「あらすじ」みても気付かなかったが、途中で思い出した。 それでも途中で止めずに再読しきりました。そんな感じの本です。 どっちかというと辛気臭い系で読んでて楽しい訳ではない。少なくとも3/4過ぎるまでは。気分ダウンや体調悪い時には勧めない種類。 が、手を付けると「つい読んじゃう」系。 ちなみに迷い鯨については「白い日傘のおばあさん」の昔話の方に賛同派。 | ||||
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『ふがいない僕は空を見た』を読み、続けて購入しました。 それほど惹かれなかった。 窪さんの作品は親子関係の描写がいろいろと考えさせられます。 最近親になった自分としては親の気持ち、子の気持ち両方わかる気がしますが、親に大きな責任があり、親が子を思うが故に発する言動が悪い方向にしか向かないところをクローズアップしている点に興味を持ちました。 また窪さんの作品を読んでみたいです。 | ||||
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気になって手に取って見ました。 少々不器用すぎる人々、ぎこちなくストーリー展開が切なさを呼びますが、 果たしてこれは計算なのか偶然なのか。 評価に困りましたが、決して読後感は悪くなかったので星三つで。 | ||||
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こめかみ と言う単語をやたら使いたがるところと、 後半の方言が読んでて鬱陶しかったです。 | ||||
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ほっとするし、面白かったけど、今読みたい本じゃなかったみたい。がんばり過ぎてる人にはいいかもしれません。 | ||||
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後半の劇画調の展開にがっかりしました。特にデザイナーの男性のキャラに統一感がない。継ぎ接ぎだらけな感じが否めないように感じます。 | ||||
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初めの2章と書き下ろしの部分の描写の違いか気になりました。 私にとっては読みづらいジャンルの本でした。 | ||||
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レビューが書けるほど読みこんではいませんが、 一応読み終えたので感想を書いておきます。 キャラ設定やそれぞれにいろんな問題をかかえているという点は、 おもしろく、すらすらと読めたのですが、本当に鬱なのかな?、 いきなり家を飛び出して斯斯然然で社長になれるのかな?、と 急な話の展開の部分もありました。 分量的にも内容的にも、初心者向けという印象です。 | ||||
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読書歴が短いので、大した表現は出来ませんが・・・ 表現や描写は 前作同様すんなりと受け入れられました。 期待せず 何となく読んだ方がいいかな、と思います。 | ||||
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