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(アンソロジー)
妖し
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妖しの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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立派な評もあり、意見は様々でしょうが、わたくしには何酔ッぱらって書いてんの?とおもいます。自己陶酔の世界、コネで文筆やッてるんですか? | ||||
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10のホラー短編が収録されています。恩田陸と朱川湊人目当てで購入しました。好みだったのは、 恩田陸「曇天の店」 10代の頃、恩田さんが父親の転勤のため住んでいた富山が舞台。季節は梅雨明けしたばかりの湿気の多い夏。じわじわと人が狂いそうな暑気が怖いです。 米澤穂信「キャベンディッシュ」 新種のバナナを開発しようとしている研究者がバナナについて理系らしく淡々と語る文章が続き、この話をどこに持っていくんだろうと思いながら読んでいたら、最後にそうきたかと思いました。サイコパス的な異常さに背筋が寒くなります。 村山由佳「ANNIVERSARY」 パラレルワールドというかタイムリープというかそちら系ホラー。世界がゆがんだような気持ち悪さが印象的。 朱川湊人「フクライ駅から」 精神病院に収容された昔の友人から「助けてくれ」という絵葉書をもらった僕はとまどいながら病院に向かうが・・。悪用されたネット世界によって追いつめられる恐怖を描きます。 武川佑「細川相模守清氏討死ノ事」は、主語が誰なのか、この文章の時制は過去、現在、どちらなのかなどがわかりにくい文章で途中で読むのが苦痛になりました。 あとはあまり印象に残りませんでした。気に入ったものには星5つと4つ、平均して星3つです。 | ||||
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amazon商品の説明内容(「BOOK」データベースより)以下、 暑い日になぜか起こる奇怪なある出来事、風鈴の音が呼び覚ますもう一人のわたしの記憶、死んだはずの母が見えるわたし、病院から届いた友人のSOS、旧いブザーを押す招かざる客…。 それは不思議な夢か、それとも妄想なのか? 10人の豪華執筆陣が“怪異”をテーマに描く、短篇アンソロジー。 極上の奇譚小説をあなたに―。 曇天の店/恩田陸 わたしキャベンディッシュ/米澤穂信 ANNIVERSARY/村山由佳 真珠星スピカ/窪美澄 マイ、マイマイ/彩瀬まる 李果を食む/阿部智里 フクライ駅から/朱川湊人 細川相模守清氏討死ノ事/武川佑 かぐわしきひと/乾ルカ 喪中の客/小池真理子 * 知っている(読んだ事がある)作家さんと、そうでない作家さん。 “怪奇”を集めたアンソロジー。どれも作家さんの作風が出ていて、面白かったです。お手軽に読めるのがいいわ。 恩田陸さんぽいなと思ったり、「わたしキャベンディッシュ」ではバナナの知識があってこそのホラー。そうきたかと面白い。 「真珠星スピカ」はいじめに負けるなと最後はスカッと温まる。 「李果を食む」は、えー、どっちなのって二視点が面白い、どっちもどっちで。 などなど、夏の涼を求めての一冊。 ただ、私はあんまり怖がらない(笑)。 | ||||
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情景や心情を描写する言葉や文体が独特で好きになりました。小池真理子氏の「喪中の客」も相変わらず怖い。 作品は掲載順に以下の通り。 「曇天の店」(恩田陸)、「わたしキャベンディッシュ」(米澤穂信)、「ANNIVERSARY」(村山由佳)、「真珠星スピカ」(窪美澄)、「マイ、マイマイ」(彩瀬まる)、「李果を食む」(阿部智里)、「フクライ駅から」(朱川湊人)、「細川相模守清氏討死ノ事」(武川佑)、「かぐわしきひと」(乾ルカ)、「喪中の客」(小池真理子) | ||||
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女性の書いたものが、特に酷かった。最悪なのは、文章に締まりが無い。 | ||||
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大体面白かったんですが… 幼い女子を拉致しておいて愛がなんとか果実を取るの比喩がなんとかいうお話はいい加減もう読みたくない。 | ||||
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売り文句に「奇譚小説」とある。なんかちょっと古い表現。でも、「奇譚小説」というと江戸川乱歩とか橘外男とかを思い出してしまう私にとって、現代で堂々と「奇譚小説」とうたっていることに興味を持ち、手に取った。 10編の短篇小説が掲載されているが、どの作品も夢かうつつかわからない世界を描いている。「うつし世は夢、夜の夢こそまこと」という乱歩の言葉を思い出すような奇妙な小説集。編者が「奇譚小説」とうたうのもなるほど、と思う。 アンソロジーというと、編者が作家に気をつかって掲載されたと思えるような駄作が混じっていることが多いけど、この本は駄作無し。どの作品も面白いが、遺伝子をテーマにした「わたしのキャベンディッシュ」(米澤穂信)、SNSで追いつめられる恐怖を描いた「フクライ駅から」(朱川湊人)が現代的テーマの「奇譚小説」として面白かった。あえて言えば、乱歩や橘外男みたいなエロ・グロの奇譚小説がなかったのが残念。 | ||||
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