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墜ちていく僕たち
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墜ちていく僕たちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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私も大学助教授だったので、森氏もいうように 星は3つが平均で正規分布するように付ける のが正しいと思う。 それで星3つである。 出だしは短編などで幾度か試みられている文体である。 つまり著者の大好きなサリンジャーの野崎訳文体系であると思われる。 私もライ麦畑はきらいじゃないので気持ちは分かる。 だけど、この文体が本一冊続くのかと思うとつらい。 しかしこれで一冊続いたら逆にすごいぞ。 でもやっぱり短編だけにして欲しいな。 こりゃ星2つだな、と最初は思った。 しかし、100ページあたりから様相が変わってくる。 途中で投げないで良かった。 いや、実際、ここまでも思ったほどつらくはなかったのだ。 どんどんサスペンス、ミステリィ的になっていく。 なーんだ、いつもの森センセじゃん、がっかり。 読者はほんと自分勝手だと我ながら思う。 そして程よい飲みくちの、 後味のそれほど悪くないオチまでついている。 よく考えればサトエリもいうように深いテーマが織り込まれているような気もする。 ここに、練無や練無と紫子の関係の原型が潜んでいるような気もする。 サトエリの解説には、エロが足りないとか、私は谷間で勝負してるとか、 なかなかドキドキさせられたが、 なんか人気文系女子ブロガーのエントリーみたいな良さが感じられた。 ということで(なにがということか分からないが)、 途中で星ひとつ増えて星3つである。 | ||||
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森博嗣さん物、今は読み残したものを 拾って読んでる感じです。 今回の「墜ちていく僕たち」は いつもの森さんとは ちょっと変わった雰囲気です。 ずっと一人称のお喋りが続いて なんだこれは? と思っているうちに だんだん面白くなってきます。 | ||||
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性が変わることをコメディとミステリで扱った小説です。文体のふざけや,あんまり中身ないなぁで,おすすめとはいいがたいのですが,佐藤江梨子の解説が秀逸!なんて小説にマッチしたPOPな文章なのでしょうか。森 博嗣ファンにはそんなに魅力的な本ではないかもしれませんが,サトエリファンはお手にとるとしみじみ楽しめると思います。 | ||||
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森博嗣さんならではのスピード感があります。「ラーメンを食べたら女(男)になった」というのが唯一のつながりで,最後にちょっとだけオチがあるようなないような。非日常を描きつつ,至って冷静な登場人物たち(なような気がしてしまう)がたくさん出てきます。とにかく不思議さがいっぱいな本です。なんだか訳の分からないうちに読み終えてしまいました。細部はあまりはっきりとは覚えていないけれど,この読後感は今までにはなかったものな気がします。森博嗣さんの作品は短編よりS&MシリーズやVシリーズの方が好み。そんな自分にとって,この作品は好きではないけれど,印象には残ります。 | ||||
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カップラーメンを食べると男が女に、女が男になるという如何しようもない話です。ただそれが連作短編のような形式になって、森ファンでなければ厳しい面白さだとは思います。森を読んでみようかな?という人には他の作品が良いでしょう。 | ||||
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