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墜ちていく僕たち
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墜ちていく僕たちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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読めませんでした | ||||
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私も大学助教授だったので、森氏もいうように 星は3つが平均で正規分布するように付ける のが正しいと思う。 それで星3つである。 出だしは短編などで幾度か試みられている文体である。 つまり著者の大好きなサリンジャーの野崎訳文体系であると思われる。 私もライ麦畑はきらいじゃないので気持ちは分かる。 だけど、この文体が本一冊続くのかと思うとつらい。 しかしこれで一冊続いたら逆にすごいぞ。 でもやっぱり短編だけにして欲しいな。 こりゃ星2つだな、と最初は思った。 しかし、100ページあたりから様相が変わってくる。 途中で投げないで良かった。 いや、実際、ここまでも思ったほどつらくはなかったのだ。 どんどんサスペンス、ミステリィ的になっていく。 なーんだ、いつもの森センセじゃん、がっかり。 読者はほんと自分勝手だと我ながら思う。 そして程よい飲みくちの、 後味のそれほど悪くないオチまでついている。 よく考えればサトエリもいうように深いテーマが織り込まれているような気もする。 ここに、練無や練無と紫子の関係の原型が潜んでいるような気もする。 サトエリの解説には、エロが足りないとか、私は谷間で勝負してるとか、 なかなかドキドキさせられたが、 なんか人気文系女子ブロガーのエントリーみたいな良さが感じられた。 ということで(なにがということか分からないが)、 途中で星ひとつ増えて星3つである。 | ||||
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洗練されたミステリーやスカイ〜のような美しい内容ではないですが、マニアな森さんが結構前面に出ている作品だと思います。ラーメン以外にも各話が微妙にリンクしていたりしてニヤニヤ、だめ学生、同人、ガンプラ、ストーカー…といった少しマニアックなネタにニヤニヤ、と森ファンならちょっとした細部のディテールだけでも読み繋げるんじゃないでしょうか。暇つぶしには持って来いです。 | ||||
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洗練されたミステリーやスカイ〜のような美しい内容ではないですが、マニアな森さんが結構前面に出ている作品だと思います。 ラーメン以外にも各話が微妙にリンクしていたりしてニヤニヤ、だめ学生、同人、ガンプラ、ストーカー…といった少しマニアックなネタにニヤニヤ、 と森ファンならちょっとした細部のディテールだけでも読み繋げるんじゃないでしょうか。 暇つぶしには持って来いです。 | ||||
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森博嗣さん物、今は読み残したものを 拾って読んでる感じです。 今回の「墜ちていく僕たち」は いつもの森さんとは ちょっと変わった雰囲気です。 ずっと一人称のお喋りが続いて なんだこれは? と思っているうちに だんだん面白くなってきます。 | ||||
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締切ギリギリにアルコール飲んで煙草を吸ってトランス状態のとき、指が勝手に文章を打つって、そんなあなた、それじゃダメだってこの作品が証明しているようなものじゃないですか。 『すべてがfになる』がとても良かったから、この本を読むと、最初「うーん、ずいぶん筆が荒れてるな。なんとしてでもページを埋めたいだけか」という印象を受け、中間あたりで「いや、そうでもないのか。やっぱり上手い」と思い、最後に「ダメだ、こりゃ」で終わった。 まんなかへんの『どうしたの、君たち』は好みなんだけど、英語の『Pretty You and Blue My Life』って、なんかおかしい。Pretty You and My Blue Lifeでは?それとも狙いか? | ||||
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生活の中で珍しくもないインスタントラーメンが 男女入れ替わってしまう鍵になっているという所が とても面白かった。 しかもそれが本人も知らないうちにそこにある、 という所が不思議で、少し不気味で この物語に底知れない奥深さを持たせている。 | ||||
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7年ほど前の森博嗣さんの連絡短編集。いまどき珍しい袋タイプのラーメンを食べてしまうことで男性が女性に、女性が男性に性別が変化してしまう。 全体的に「あぁ、森博嗣さんの作品だなぁ」という「なんとなく」の感じで、緩く何かが揺さぶられる感じ。感動とか、泣けるとか、笑えるとか、そういうはっきりとした感情の発露ではなくて、「なんとなく」としか書けない。 そういう作品なので、積極的に他人にはお薦めできないし、森博嗣さんの作品でどれがお薦めと聞かれても、この作品を積極的に取り上げたいとは思わない。そういう訳で、ちょっと評価は辛めに。 結論やオチやすっきりとした読み口を求める人は読まない方が良い。あくまでも「なんとなく」森博嗣さんの作品を知っている人向け。 | ||||
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残念ながら、つまらないなと思った唯一の森作品です。森ワールドではあるけれど、どこか無理して創っているそんな感じ。体調の良い時に、詩でも読むつもりでもう一度トライしてみましょうか。そうしたらまた違う感想を抱くことができるでしょうか。 | ||||
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正直ショックを受けました。読み終わった後の、あの後味の悪さ。読み終わった後の、むなしさ・・・・・。・・・・そして、また読み返している。この作品は5編の短編で、最初の2編が主題的内容残り3編はこのシュチュエーションを利用しての作品最初の2編『墜ちていく僕たち』・『舞い上がる俺たち』が特にお勧め | ||||
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ふわふわしていてくらくらさせられそう時々スルドイものが垣間見えたり・・・そんな感触の読み応えです。 | ||||
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他の方のレビューを拝見すると、どうも不評のようです。僕はこの作品で森作品にはまり始めました。この面白さを理解するには作品内の空気をどうとらえるか、によるでしょう。現在ではほとんどの森作品を読破しましたが、今から振り返ってもこの作品は凄い、と評価します。いわば、裏森博嗣と言いましょうか。僕は三回は読み返しています。確かに純文的でもあり、エンターテイメント性は低いでしょう。森ファンにも今ひとつ人気もありません。しかし、エンターテイメント性は小説に必須でしょうか?確かに重要なものではあります。でも・・・、である。良い小説とはなにか?この作品で問うてみることも悪くはないかと。そして、リアリィティとはなにか改めて考えてもらいたい。 | ||||
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性が変わることをコメディとミステリで扱った小説です。文体のふざけや,あんまり中身ないなぁで,おすすめとはいいがたいのですが,佐藤江梨子の解説が秀逸!なんて小説にマッチしたPOPな文章なのでしょうか。森 博嗣ファンにはそんなに魅力的な本ではないかもしれませんが,サトエリファンはお手にとるとしみじみ楽しめると思います。 | ||||
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この小説でキィになるのが“ラーメン”。お店で食べるラーメンでもなく、お手軽なカップラーメンでもなく、ちょっと手間のかかる袋ラーメン。このラーメンを一度食すと性別が入れ替わる!!そんな不思議なお話です。 | ||||
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森博嗣さんならではのスピード感があります。「ラーメンを食べたら女(男)になった」というのが唯一のつながりで,最後にちょっとだけオチがあるようなないような。非日常を描きつつ,至って冷静な登場人物たち(なような気がしてしまう)がたくさん出てきます。とにかく不思議さがいっぱいな本です。なんだか訳の分からないうちに読み終えてしまいました。細部はあまりはっきりとは覚えていないけれど,この読後感は今までにはなかったものな気がします。森博嗣さんの作品は短編よりS&MシリーズやVシリーズの方が好み。そんな自分にとって,この作品は好きではないけれど,印象には残ります。 | ||||
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カップラーメンを食べると男が女に、女が男になるという如何しようもない話です。ただそれが連作短編のような形式になって、森ファンでなければ厳しい面白さだとは思います。森を読んでみようかな?という人には他の作品が良いでしょう。 | ||||
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森博嗣にしてはめずらしく、一人称で進んでいく短編集です。面白かったし、一気に読めました。ミステリィタッチ。人物達の書き方、考え方、表現のしかたなんかが、森博嗣だなぁ。って感じでした。ミステリィを期待して買うとちょっとがっかりかな。でも、読み物としてはグゥでした。私は好きです。 | ||||
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森先生のテンションが最近高いなぁ、と感じました。S&Mシリーズのストイックさからはちょっと想像できない展開ですが、”どうしたの君たち”とか、私はすごく好きです。もともと、ミステリィというよりは、小説に近い形態で書かれているのが、とても素敵ですね(毎回殺人事件が起こるという事のほうがミステリィだと思います)ちょっとフワフワした読み心地でベタベタしない、ドロドロしない、少し涙も混ぜてあって読後感は清涼飲料水みたいに爽やかに仕上げてあります。(愛樹という登場人物が、Ⅴシリーズの小鳥遊練無の雰囲気と似てるかな~と感じました) | ||||
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本書は5つの物語が収録されている連作ミステリー。物語としては読みやすいものの、インスタントラーメンを食べたことで違う異性になるのというのはあまりにも非現実的で、その非現実差が作品の持ち味となっているのでしょうが、森博嗣の細かなトリックの描かれたミステリーを期待していただけに、期待ハズレの内容でした。 | ||||
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