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三体
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三体の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全391件 321~340 17/20ページ
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読み進めていくうちに、この一冊では終わらなんじゃないか、と思ったら、案の定三部作だった。 | ||||
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ニューロマンサー以来、久々にSF小説を読んだ。情景描写が綺麗なので、映画化して欲しい。続編も気になる。 | ||||
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思考ベースが結構数学的で科学と言うより数学な部分の多い小説。と言っても数式が出てくるわけではなくて考え方が数学的なって意味です。 面白かった! そこそこの文量ですが一気に読み進んでしまいました。 | ||||
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読み進めるうちに、作者の世界に引き込まれました。ただ、話の終わり方は少し残念。 | ||||
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あとがきを読む限り本作の初出は2006年、単行本化は2008年、英訳されたのが2014年であり、ようやく2019年に日本語訳を初めて読んだ身としては、物語の大筋となる部分にすでに流行りものとなっていて手垢がついてしまっている部分があるため、新鮮味が薄れてしまったのがもったいない。10年前に読んでいれば、作品の発想はより斬新なものに映ったはずだ。10年前と言わずとも、2015年に本作がヒューゴー賞を受賞してから翻訳・出版まで4年かかったという事実は、日本の今のSFシーンというものを如実に物語ってしまっているのかもしれない。 それでも緻密なリサーチに基づくディテールの細かさは名作と呼ばれるにふさわしいし、エンターテイメントを決して自国のプロパガンダに利用しようとしない作者の姿勢は、昨今の東アジア情勢を鑑みても日本人に広く受け入れられるタイプのものだろう。マニアが知識をひけらかしたり、哲学的な思索に陥り過ぎる自己満足の腐臭よりも、あくまでテンポ良く進むエンターテイメントの色合いが強いことも本書が広く受け入れられたゆえんだと思う。その意味ではダン・ブラウンの『ダヴィンチ・コード』と同類と言えるかもしれない。 あまりにも前評判がすごすぎてハードルが上がり過ぎているきらいはあるが、小説としてのハードルは決して高くない。科学知識を完全に理解できなくても読み進めることは可能だし、重複して読み込む余地があるというのは決して作品の価値を下げるものではないはずだ。読んだうえで好みが分かれるのは仕方ないが、読まず嫌いで忌避するのはもったいない。来年には続編が出るらしいし、まずは一読するだけの価値はあると思う。 | ||||
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面白いかったですね。最初は、何の話という感じから、盛り上がって行って、良かったです。ただ、学術的記述は、斜め読みですが。 | ||||
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おもしろかった. ハードSFなのか,奇想天外なぶっとびものなのか,よくわからないけど,とりあえず続編は読む. 3000万人の人間を集め,手旗信号でAND,OR,NOTなどの論理ゲートを作ってコンピュータを実現するあたりは,コンピュータ屋にとっては楽しい部分だった.(「ダイヤモンド・エイジ」の中のチューリングマシンとかを思い出させてくれる.) | ||||
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トンデモSF気味だったり、荒っぽいところもありますが、面白いですよ、これ。 昭和の名作といわれた長編SFのワクワク感再び。 SFも書き尽くされて自閉的な作品が多くなり、受け付けなくなって離れてしまいましたが、こういう作品があるならまた読みたいなあ。と思ったですよ。 SFのガジェットにげんなりするとか、重箱の隅まできれいな作品が好きな方には向かないでしょうけれど。 最初が文化大革命の話からで冗長に感じるかもしれないけれど、解説にも書いてあったけれど、最初発表されたときの章の順番のほうが小説としてわかりやすいのかもしれません。 これだけブレークしたのはアメリカのケン・リュウ氏との邂逅や英語で出版されたのが大きいんだろうけれど。 昭和期の日本のSFが翻訳者に恵まれていたら、もっと世界に広く紹介されていたのだろうか、、、と少しほろ苦い気持ちになりましたが、関係ないか。 | ||||
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オバマ氏の愛読書だったらしい。トランプ氏はばかばかしい話だと思うだろう。三体とは物理学でいう三体問題の三体である。古典物理学では解不能な問題を、量子力学でヒモ抜けするのか、虫けらの飛翔力に頼るのか。Singurarityなど大した問題とは思えなくなる。(ネタバレにならないよう肝心なところには一切触れておりません) | ||||
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1960年代から70年代にかけての中国における大混乱期「文化大革命」を舞台とした作品は、ノーベル文学賞を受賞した莫言(モーイエン)の『転生夢現』や、映画化もされた『生きる』の原作者である余華(ユイホア)の『兄弟』といった大傑作群のおかげで、中国にはなんとも無茶苦茶な時代がほんの数十年前に現実にあったんだな、ということは理解していましたが、まさかその時代における不遇を起因としたSF小説が誕生するとは! 「もし人類が道徳に目覚めるとしたら、それは人類以外の力を借りる必要がある」 文化大革命という狂乱の時代に翻弄された主人公の一人、葉文潔(イエ・ウェンジエ)のこの考えが、文化大革命を発端として始まる本書の物語を牽引するテーマの一つです。 本書では、「三体」というVRゲーム世界が描かれますが、前述の文化大革命とVRゲームという、まったく相反するようなものを一つの物語の中にぶち込むという、思いもつかない大胆な発想に感心してしまいます。このVRゲーム世界がどのように物語に関わってくるか、そこは読んでのお楽しみですが、なかなかスリリングで壮大です。 「多くの生物は生まれながらにして様々なことを知っている。それに比べ人類の無知は欠陥なのか利点なのか?そこには何か理由があるのではないか。宇宙の最後の秘密がすべて明かされたとき、人類はそれでも生存し続けられるだろうか。」 これは本書の登場人物の一人の言葉ですが、なかなか深淵で本書全体の雰囲気をとらえているように思います。 さて本書は三部作の第一部。本書が中国で出版されたのは2008年で、中国ではすでに第三部まで大ベストセラーを記録しているといいます。2015年に英訳(『紙の動物園』のケン・リュウ訳)がヒューゴー賞を受賞したことで、ようやく日本語への翻訳がスタートしたのかもしれませんが、ちょっと時間がかかりすぎましたね。続きは来年2020年まで読めそうにありません。 翻訳者の皆さま、少しでも早い続編の翻訳を期待して待っています。 | ||||
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久々に興奮するハードSFに出会った。第2部、3部が待ち切れない。 英語版に手を出しかねない危険性がある。 | ||||
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中国が舞台なのにいきなりリア充などがでるのが少し気になり、翻訳的に少し気になりました。 しかしながら内容は興味深く、先がすごく気になり、寝れなくなりました。 素晴らしい作品かと思います。 | ||||
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久しぶりに一気に読んでしまった。そのくらい面白い。お薦めです。 | ||||
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大変月並みであるが、とても面白かった。 登場人物の名前の把握と、文革からの導入に少々てこずったが、物語のペースを掴んだら、あとは怒濤のように読み進んだ。 リアルな科学解説をベースに随所に見られるSFらしい荒唐無稽さと、登場人物の心理描写のリアリティのバランスもよく、長編であるがだれることが無い。 三部作とのことで、早く続刊が読みたいものだ。 | ||||
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アーサーCクラークの「幼年期の終わり」に確かに似てる。 両者を比較すると ・クラーク氏より科学の知識があって理論的(ただし難解) ・発想力の豊かさはどちらも天才としか言えないけど、敢えて言えば三体 ・意外性も甲乙つけがたいが、敢えて言えば三体 ・クラーク氏より強引 ・登場人物の魅力は三体のほうがある。史強とかカッコいい。 劉氏がアーサーCクラーク級の天才なのは間違いない。 これで1/5読んだだけかと思うとクラクラするくらいの情報量。 正直、続きが早く読みたい。 | ||||
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これまでクソゲーと評されたゲームの中には重大な秘密が隠されていたものがあったのではないか、そんなことを考えてしまいました。 | ||||
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中国産のSFは初めて読みました。話も面白いし、SFに欠かせない作者の科学的な知識も相当高いレベルにあると思います。ダイナミックな時代の移り変わりや、終盤の驚きの展開など、飽きずに読み進められました。登場人物も個性があって、映像化しても面白くなるかもしれないですね。 翻訳についても、訳者あとがきにありますがかなりの労力を掛けられており、読みやすかったです。三部作の1作目ということで今後の作品にも期待して★5の評価です。 | ||||
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面白い! 1巻読了時点で、この小説の主題は「地球外生命体の侵略」になるだろう。 古典的でありきたりかもしれない。 しかしそのアプローチが非常に科学的で理知的だ。 少なくとも自分はこれほど奇抜なアプローチは読んだことがない。 また、中国文化や物理学に明るくない私でもそれを全く気にせずザクザク読めるほど 明瞭に翻訳されている点も素晴らしい。 不満点を強いて言うなら中国語の登場人物の読みが慣れないことだが、 ネームドの主要人物は10名前後しかいないのでそれほどでもない。 とにかく三体は面白い。 少し科学を嗜んでエンターテイメントなSFを読みたいならば是非とも読んで欲しい。 | ||||
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事前情報から三部作の一部目だということは判っていたけれどもね。 文革から始まったので長くなるかと思ったら一気に40年飛んでよかった。 でも人名の読みが難しいよね、音読みと訓読みが併記されているし。 太陽を使った電波増幅で恒星間通信ができたことと、 ラストの即時通信が量子もつれ(エンタングル:ガールという書名を思い出した)とか良いね。 三体人はクマムシと同じ様で、恒星間航行では脱水してるのかな。 ナノワイヤーの使い方でマスタードを塗って存在を明確にした話の記憶がある。 続きを早く読みたい。 | ||||
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この作品ってどんな作品ですか?と聞かれたら自分は表題のように答えるでしょう。 この始皇帝がフォンノイマンの提唱する“兵士3人の旗上げで作る論理回路”を元に、仮想メモリやディスプレイを備えた一台のPCを全て人で組み上げ、挙句の果てに「計算陣形!」というパワーワードが飛び出すに至っては、ほんと中国の壮大な世界観を感じざるをえないシーンで最高。(直後のモジュール入れ替えの展開も面白い) 作品自体は、作品の背景を含めた詳しい見どころが訳者のあとがきに書かれていますので、それを読んでから作品を読んでも良いかもしれません。 ネタバレという程の内容は書かれてないので、大丈夫かなと思いますが、どうでしょう。 (表題の方がまずいかなぁ?) あと、個人的に興味深いのはそのあとがきで書かれていた中国での初版では冒頭の文化大革命のシーンが2章の途中に入っていたという件でした。 冒頭の文章が意図的にセリフで全ての情景を説明するような、なんというか時代に合わせた文体で、古文を読んでいるような印象の描かれ方をしていて最初とっつきづらい印象だったので、その構成の方が読みやすかったかもしれないとも思った次第。 そして、作品は三部作の1作目だけに、最後、え?これで終わり?という切られ方をしますので、気長に待てる人は、10億ドル使われるという噂の映像化を待つのも良いのかもしれません。 ただ、”スペース・ファンタジー“や”少し・不思議“ではない本来の”サイエンス・フィクション“は現本でしか味わえないのではないかと思いますので、SF好きな人は本作を読むのがいいと思います。 ただ、これから読む人に言っておきたい事としては、登場人物紹介はシッカリと読んでおく事をお勧めします。 この作品は文字通り世代を超えたSF作品なので、誰が誰の娘で孫なのか、中国語の登場人物の名前で混乱します(しました)。 それだけ注意しとけば、後は、まぁ張り巡らせられた要素のシリコンナノケーブルに引っかかるんじゃないでしょうか。 では、脱水---。 | ||||
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