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虎を追う
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虎を追うの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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購入後読む機会を逃していたが、入院を機に思い出し開いてみたら…一気読みでした(苦笑)最後があらら…という感じが否めませんでしたが、引き込まれ感半端なかったです。 | ||||
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櫛木先生の作品の中では、こういった刑事物は珍しいですね。最後の最後まで、真犯人が分からず、ドキドキします。元刑事のじいちゃんと、じいちゃんを慕う孫と、引き篭もりの孫の友達という、可笑しな組み合わせの素人探偵団が、ジワジワと真相に近づいていく感じが、ワクワクさせてくれます。そして、こんな事件、あったよね?と思い、背中がザワッと寒くなります。 | ||||
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初めての作家の初めての作品を読了。少女暴行殺害事件が冤罪ではないかをSNSを使って世論を見方につけるという今風のアプローチを採用したミステリー。無実の罪で囚われた人と真の加害者の関係が肝。 | ||||
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30年前に起きた連続幼女殺人事件で逮捕され、死刑判決を受け収監されている犯人に、退職した刑事が冤罪かもしれないと疑問を持ち、大学生の孫やその友人、メディアを巻き込み、世論を動かしていく話。 何でもない一般人たちが、力を合わせチームとして目標を達成していくという話はやっぱり読んでいて面白いし、徐々にそれぞれが少しずつ秘密にしていたことが明らかになっていくのも面白かったです。 また冤罪という社会的テーマをエンタメに織り込んで主張していくのもうまいなあ…と感じました。 ただ、やっぱり何の罪もない幼児の殺され方がとても残酷過ぎて、読んでいて少し辛くはなりました…。 | ||||
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とても綺麗な本で嬉しかったです。読むのが楽しみです! | ||||
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櫛木理宇さんは、ハズレがないです! 緊迫した状況が目に見えて、先が読みたくなるような、一気読みの本です、お勧めです! | ||||
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2019年の今読めてよかった小説でした。 定年をむかえた元刑事が、いまどきの孫(無気力)の力をかりて 冤罪疑惑のある事件を捜査し始める……というあらすじ。 SNSを悪用する犯罪もあるなかで、こういう利用の仕方があって、 それがいま読むととてもリアルでした。 | ||||
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民間人が冤罪に関わり真犯人を追っていくというユニークな展開。 SNS普及に伴うクチコミから世論を巻き込み劇場型で犯人を捜して追い込んでいく。 残虐で凄惨な生々しい描写が続く。 SNSから発展しフォロワーが増え、それに反応してマスメディアが動いていく。 まさしく現在のIT化社会を彷彿させる。 | ||||
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30年前に発生した幼女連続殺人事件の死刑囚の二人のうち、一人が獄死した。 そのことをきっかけに改めて30年前の事件を捜査することにした元刑事の星野を中心とした捜査はツイッターやYoutubeなどを駆使しながらテレビや週刊誌とも連携し、冤罪事件の再捜査として拡散する展開を見せる。 自己顕示欲が強い犯人からの手紙、SNSへのリアルな反応、そして星野班の執念の捜査など、読み応え満載だった。 犯人のDNAの紛失や、亀井戸健の不審な行動の理由、伊与淳一が隠していた秘密など、全てが1つに繋がる展開は見事だった。 特に犯人の残虐性や自己愛が際立っており、あまりの仕打ちに被害者家族の無念が痛いほど伝わってきた。星野班の捜査も素晴らしいが、30年前の事件ですでに犯人と思われる男たちが逮捕されているにも関わらず、改めて捜査に協力した被害者家族の想いが切なかった。 | ||||
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すごすぎた!事件そのものはめっちゃ残酷でかなりヤバイくて辛いけど、主人公サイドの推理や調査がすごくて一気に読んだ。主人公サイドはみんな行動力があってかっこいいし、SNSを使っての捜査がリアリティあって面白かった!あと哲の成長というか変化がすごい良かった!途中途中に挟まれる犯人の犯行シーンの描写がちょっと怖すぎてしんどかったけど、でもすごく面白い本でした! | ||||
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本当に面白かった!!!読むのがつらいところもあったがこの物語には引き込まれた。現実の北関東の事件の犯人も捕まってほしい。 | ||||
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ミステリー名作です(^-^*)/ 作者の櫛木さんの作品はほとんど読んでおり、人の狂気サスペンスばかり書かれてきましたが、 今作品は犯人の狂気もきっちり描きつつも、相対する正義の主人公側の魅力や活躍の面白さの方が上回る極上のミステリー名作であり、 櫛木さんの最高傑作と感じると共に、今年の読書(現在239冊)の中でもベスト10に入りそうな神作品でした! 主人公の老刑事が 、30年前に起きた幼女連続殺人事件の冤罪疑惑を晴らすために個人で再調査する理由も頷けるものでしたし、主人公に協力する記者やテレビの映像担当者も頼もしく、 そして第二の主人公とも言える、老刑事の孫と友達(大学生)の二人も魅力的で、現実世界に鬱屈していた彼等がTwitterやYouTubeを駆使して調査に多大な貢献を果たし、同時に自身の人生も再生して再スタートを切る姿が感動的でした(^-^*)/ また、今回の事件は幼女連続『強姦殺人』事件であり、僕には自殺で亡くなった婚約者がいて婚約者は小学4年時の性犯罪で心を壊された事が根底にあった上での自殺なので、 (性犯罪自体殺人に等しく思っていますが)特に幼少期性犯罪は殺人がなくても殺人と同じに感じているため、 今作品で何度も、幼少期性犯罪&性犯罪全体への警鐘を鳴らしたり、深刻さや恐ろしさを示してくれた点は嬉しいですし、 今作の真犯人への怒りも最大級のものへと高まったので、冤罪晴らしだけに留まらず、きちんと鬼畜真犯人への鉄槌も下してくれて、個人的には爽快感がありました。 ただ、各章の冒頭で真犯人目線の犯行状況が書かれており、僕としては幼少期性犯罪の地獄ぶりが伝わる事は良いと感じつつ、亡き婚約者のかつての地獄も想って涙溢れましたが、 エグすぎる描写であり、性犯罪本来の恐ろしさが真正面から描かれているので、苦手な方はその場面だけ読まない方が良いかも知れません。 また、今作品は単なる連続殺人以上の大きな犯罪的な恐ろしさも加えられており、性犯罪が根底のミステリーとして、犯罪の強大さの魅力としては過去最高かも知れません。見事! ちなみに後日譚エピローグの新たな恐ろしさも極上! 現実に鬱屈している若者たちがTwitterやYouTubeを駆使して大活躍&人生再生作品としても、骨太な冤罪ミステリーとしても、性犯罪作品としても、全ての要素が魅力的で是非オススメなミステリー神作品です(^-^*)/ | ||||
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三十年前の幼女誘拐殺人事件の顛末に疑問を持った元警察官が、孫とともに、インターネットを駆使して、真実を明らかにしていく、というお話です。 とにかく、非常に読みやすい文章です。 真実は(当然ですが)小出しに、小出しに、明らかにされていき、途中いくつも小さな意外性も盛り込まれ、読む、というより、読まされる感じで、次々とページをめくっていきました。 まさに一気読みです。 途中に張り巡らされた伏線が、終わりまでにきちんと回収されていくのが気持ちよかったです。 DNA鑑定で生じた問題も、最後には、なるほど、と思わされます。 また、犯人に弱みを握られて犯行に加担する人物が出てきますが、説得力がありました。 ただ、ですね、犯人が幼女をいたぶるシーンが、あまりにもリアルで、むごたらしくて、正視に耐えませんでした。 もしかしたら、著者はアッチ側の人なのか、と思ったほどです。 グロに弱い人は、残虐シーンを読み飛ばした方がよいかもしれません。 もちろん、それでも十分におもしろいです。 | ||||
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