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虚構推理 スリーピング・マーダー
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虚構推理 スリーピング・マーダーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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アニメではカットされた高校編も必見です やはり可憐にして苛烈 | ||||
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買っても順番に読むストックがあるので待機中にするタイプですが……… いい感じで集中して読み進めると佳境のところで文章のところに破けて穴が空いて興ざめし、裏も確認しながら元の状態に戻すこともできず前後の単語からつないで読むことしかできませんでした。 製本時に重なりや変なところで裁断してるのは新刊で一度経験済みですがこういう本に当たったことは中古本でも経験がないだけにショックでしかありません。自分の足で本屋を回って中身に異常がないか全頁を確認してから同じ本を買う二度手間をしました。次から本を買うときはビニールをつけてないものは自分の目で中身を確認できる本屋で買ったほうが安全だと思い知らされました。普段ならタイトルとあらすじを見てから決めてたのに手間を増やされた気分です。 | ||||
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ミステリーが読みたくて購入するとガッカリするかもしれません。 私もミステリー小説が好きなのでその点での満足度は低いですが、アニメ を見て琴子の事が好きになったので、その他の話が読みたくて購入しました。 物足りなさはありますが面白かったです。 それにしても、琴子は相変わらずの言われようですね。 九郎とは違う意味で琴子の相手ができる寛容な強烈キャラの人物はいないの かとファンとしては思います。 そういう登場人物が見てみたいです。 | ||||
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このシリーズを読んでいる事が前提のような作品。岩永と九朗の特殊性を理解してないと、話自体理解不能と思われ、その意味ではややハードルが高い。 そもそもこのシリーズを、従来の意味合いで「本格ミステリ」と考えるのは無理がある。妖怪の力で不可能犯罪をやられたら、何でもアリで、手の打ちようがない ー が、この設定で理屈っぽい「本格ミステリ」を、何とか成立させたアクロバットが、このシリーズのキモである。 個人的には好きになれないが、岩永のキャラは立っており、キャラクター小説としても魅力的だ。だが私はこの設定で強引に「本格ミステリ」を仕上げた、作者の創意を評価したいと思う。 | ||||
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シリーズ3作品の中でもっともおもしろかった。 しかしどうしたことか、1作目は解決の内容どうこうよりも場面描写にきになる点が多く、うまく没入できなかったが、今作は、というより前作から会話の内容、場面描写それぞれがイメージしやすくなったように感じる。 作風になれたというよりは明らかに作風が噛み砕かれたように感じる。わかりやすくなったというか納得しやすくなったというか。 表題作に出てくる人物の最後のしくじり、はこの人物がここでこんな風になるかな?という点で無理やり納得させられた気がしないでもないが、表題作以外の作品もそれぞれゆるくつながっているようで、全編を通して一楽しめた。 まだまだ作品には謎が残されているので、続編にも期待したい。九郎くんがなんで岩永と付き合ってるのか、とか。 六花さんが作品中で鋼人七瀬事件を仕掛けた理由を述べるが、これが本当の理由ならすごくゾッとする。そして超かわいい。 | ||||
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おもしろい良かった。 | ||||
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品がありながらも色物で妙な色気がでるかと。ハーフバックで布面積少ないもので、琴子のような人形のような小柄な少女がはくことで、未熟さと背伸びした大人な感じがして背徳感もありますし、なかなか攻めている戦略です。 琴子と九郎の関係からすると、このペイズリー柄は重要なポイントと思い、どうしても語りたくなったので、感想書くことにしました。 構成としては、短編と中編が混じりながら、それらが最後にひとつに繋がり、長編のような印象を与えるというもの。 あまり妖怪が出てくる話ではなく、ミステリーとしては正統なので、この三作目が一番好みです。まあ逆にいうと、ミステリーとしては珍しくないので、一作目のほうが邪道のインパクトはあります。 人間中心の話ではありますが、琴子が「境界にたつもの」として、妖怪と人との区切りをしっかりつけようとした所が私は好感が持てる巻でした。ルールを守るというのは大事なことですから。 | ||||
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アニメ6話(合理的な虚構)視聴後、読了、漫画未読 短編集と同様にノベルス版が無い、書き下ろし長編作(漫画版の9巻以降に相当とのこと) 内容紹介にあるとおりの事件を扱っているが、琴子の高校生活の様子なども垣間見ることができ、面白い内容となっている 個人的には、琴子と九郎の仲睦まじさを最も感じられ、気に入った巻だった 低評価の方が指摘されている通り、このシリーズは「ノックスの十戒」を逸脱している点が多々あるため、ミステリファンにはウケが悪い面も多いかと思う 今巻でもクライマックスでその点が見られたので、気にする人にはシリーズ自体をお勧めしない 六花の件をどう解決するかなど、気になる点も多いので続編を期待したいところだが、漫画の売上に期待して待ちたいと思う | ||||
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ミステリとしてつまらないです。 鋼人七瀬はミステリの体面を保っていましたが、これはもはや漫画の原作のつもりで書いたとしか思えない出来です。 探偵役の岩永が下手人の妖怪から入手したある重要情報が読者に最後の最後まで開示されないのはアンフェアな印象を受けました。ミステリとして事件の謎自体に興味があるのであって、岩永というキャラクターに興味があるわけではないので、わざわざ探偵の思考まで推察させられるのは面白くも何ともありません。謎自体もつまらないし……。 逆に、岩永というキャラクターやラブコメっぷりに興味があるのなら高く評価できる本だとは思います。鋼人七瀬では書かれなかった妖怪の調停者としてのキャラクターが明確になっています。 | ||||
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キャラクターがめちゃくちゃいいですね。 冷酷で推理が冴えわたって、それでいて恋人の桜川九郎の前ではエロロリ娘という、破たん性格の岩永琴子。 「小説はコミックじゃないんだから」と苦言を呈する老人たちもいそうですが、コミック的なキャラ、大いに結構ではありませんか。 小説はおもしろいのがなによりです。 次々にくり出される推理も、びし、びし、と棋士が音をたてて駒を置いているような迫力があります。 小説全体のトーンが、モノクロではなく、カラーの感じがするのも好印象です。 (ベテラン作家の小説だと、モノクロのイメージを受ける作品が多い。) ただひとつ、作品の終わり方が遅いのが少し気になりました。 探偵役が推理をあかす場から去る、というところで、ぷつんと切ってしまってもよかったのではないでしょうか。 そのあたりは、それこそ、各人の好みでしょうけれど。 | ||||
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前作の鋼人七瀬を読んでこれはものすごく面白いが 続きを書くの難しそう、とか思っていましたが杞憂でした。 今作も見事に虚構を以って虚構を制す! とても楽しく読ませて頂きました。 | ||||
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嘘を塗り固めて事件を解決に導くって、ものすごい理論だと毎回読んで思います。 今回は、妻を妖狐に殺してもらったという老人からの相談です。 どちらかと言うと、幽霊よりも妖怪の方が好みなので、とても面白かったです。 まあ、このシリーズは、漫画も小説も面白くて、今度はアニメ化もするので、読んで損はないと思います。 | ||||
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<ストーリー> 妖の巫女である岩永琴子は余命僅かな大富豪の老人音無剛一から奇妙な依頼を受ける。かつて自分は妖狐に頼んで妻を殺害したのだが、子供達に自分が不可能な状況で妻を殺したことを納得させて欲しいというのだ・・・ <コメント> バカミスというジャンルがある。もちろんロジカルなミステリなのだけれども、論理やトリックがあまりにアクロバティックすぎて“あまりに現実離れ”した、しかしだからこそ魅力的な作品である。城平京という作家も実はかなりロジカルな物語を得意とし、どんどん可能性を呈示してはこれを次々と否定していくロジックのための物語だとも言える。 そしてこれがかなりアクロバティックであり、一歩間違えばバカミスとなりかねない。そして思考機械じゃあるまいし、次々とロジックを展開してはこれを否定していく探偵役も異常であるし犯人がこれを唯々諾々と聞く状況も現実的にはありえないシチュエーションだといえる。 ところが『虚構推理』シリーズがこれをいかに回避しているかと言うと、なんと主人公のコンビを異形の存在としてあらかじめ読者に認識させてしまったのだ。なにしろ幼い頃に妖怪の知恵の神となって片目・片足を失った少女と、人魚と件の肉を食べたために不死身の肉体と未来決定能力を持った青年というこれ以上はありえないアクロバティックなコンビとして2人が活躍するのだ。そしてこの物語の最大の肝は事件の真相をあっさりと妖怪や死人から聞きだしてしまい、あらかじめ答えを知ったうえで事実の上に虚構の推理を展開させて皆を納得させてしまうということ。もう、二重三重の論理のアクロバティックが行なわれるのである。 今回もメインとなる「スリーピング・マーダー」も虚構を積み重ねながらもそこから関係者から真実を引き出していくという駆引きがぞくぞくさせられる。 | ||||
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長編と謳われてはいますが,前半は時系列も謎もバラバラの短編のような話が続き, 後半に入って繋がり出すものの,ミステリとしては短編三つと中編が一つの印象です. とはいえ,軽めの前半からメインの後半まで,どれも粒揃いで満足はさせられ, 中でも眠っていた過去を揺さぶり起こし,依頼者の意には沿わない結果をぶつけ, 関係者の因果を問う後半は,秀逸なサブタイや入れ替わる真相(虚構)はもちろん, 改めて主人公がどういう人間,もしくは怪物であるのかを見せつけられたようでした. そうなると,高校生と大学生の彼女,変わった姿と変わらぬ信念が強調される一方, そこに覗き見える危うさに触れる様子は,次以降への小さな不安として浮かび上がり, 中短編に映っていた三つが,物語として長編の一部になる構造が面白き感じられました. | ||||
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怪異による殺人事件を、人間が犯人だと証明しろという虚構推理らしいお話です。 いい話で終わるかと思いきや、一波乱あります。 連載中の漫画版の原作です。 | ||||
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