■スポンサードリンク
怪談徒然草
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
怪談徒然草の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.02pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全53件 21~40 2/3ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
怖い系が大好きです。 著者の作品はこれが最初でしたが、お気に入りになりました。 怖いものが見えてしまうってのも大変ですね。 私は感じる事はあっても見えたりはしないので良かったな、と思いました。 怖い系が好きな方にはお勧めですよ~♪ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
怪談話は大好きです。 加門さんはいつも楽しませて下さいます。 しかし、、、逆さ五芒星の話だけは、、、ほんまかいな?センセーユメでも見たんちゃうか? で、星マイナス1 私、三角屋敷の近所住まいなんですよw 裏の◯ブン ◯レブンにたまに行きます。おー怖 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
対談形式の間に語りが入り、飽きずに読めました。 興味深い話ばかりで満足できます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
怪談会の模様を写実した一冊。怪談会の雰囲気を楽しみたい方、長編より短編派の方にはオススメです。ただ、長編小説派の方、しっかりとした骨格とストーリー性とオチを求める方には、ちょっと物足りないかも。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「風怪 あなたの隣に潜む街の怪談」 を読んで、帯に加門七海さん推薦と あったので、加門さんに興味をもち 「怪談徒然草」をその流れで 読みました。 刊行が2002/8とあり14年前の本ですが こうゆう異界本は何年たっても初めて 読む話は新鮮でコワイです。 お稲荷さんの話とか 神社仏閣や歴史にも見識があり、 わかりやすかったです。 コレを機会に他の著作も 読んでみたいと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
話し事態は思いの外 怖くなかったのですが・・・ うちには犬が3匹います。ありがちですが、そのうちの1匹はよくわからんとこを目で追ったり、仏壇を見つめてたりします。 その犬がこの本をズタズタに噛みちぎってしまい、読みづらくしてしまいました。普段はそんな事しないだけに なんか 偶然かもしれないけど・・・ それが怖かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
何気なしに手にとって読み始めましたが めちゃめちゃ怖かった。リアリティありすぎて怖さ倍増。家に置いておくのが怖くなってベランダに盛り塩を置いて本を 置いて寝ました。ビビりすぎ? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
やはやラストの 有名な三角マンションの話しが読んでみたく購入。信じるとか、あまりに壮大な実験?で信じられない。。ともなりますが、「どうぞ!」てこのマンションもらっても お断りします〜て思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
非常に読み応えのある「本物」の怪談。 対談形式でさらっと読みやすい反面、内容はかなりディープであり 実話であるだけに、重みがすごい。 怖さの次元が違うという感じです。 ホラー小説には慣れているほうですが、それでもこれは怖い。 読んだ後に、思わず電気をつけたまま就寝したほど。 電気を消すのが怖くなるほど、こちらは真に迫った恐怖があります。 下手なホラー小説など比較にならないほど怖いので とにかく怖い本が読みたい、怖い話が知りたいという人にはピッタリ。 一読の価値ありです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本書は語りおろしということで加門さん、編集者の三津田さん、文芸評論家の東さん の3人で語られる実体験の怪談です。 第一夜〜第三夜まで215Pでおおまかに34偏、最終夜は41Pで1偏の怪談が語られます。 (最後の1偏が有名らしい「三角屋敷」です。) まず目に付くのが、加門さんご自身があとがきで「私の口調、乱暴になっておりますな」 と語られているように語り口が「かなり頻繁に」乱暴です。 例「〜あのオヤジ自体もヤバイと思っていたから、冗談じゃないって思ってさ〜」 これは語りおろしのコンセプトに従って、そのままにしているとのことです。 また文庫化にあたって「あまりに一部ノリが軽くて、『怪談として、どうよ』」と思われた 部分は整えられているようですが、それでも軽いノリです。 何か食べながら、談笑しているような楽しげな光景が目に浮かびます。 例えるなら 「ゴールデンタイムの心霊特番」というより「お昼のトーク番組の心霊コーナー」 というような雰囲気に近いでしょうか。修学旅行の心霊話的?というか。 前者が、血色悪い色白のおじさんおばさんがガタガタ震えながら神妙に語る雰囲気とすれば 後者は怖いけどどこか和やか、リアクションを楽しむ雰囲気があるというか、、 ひとつひとつはかなり短い話で、「こんなのが見えた」というものが多いですが その背景が丁寧に語られることはあまりありません。 色々意図はあるのだろうけど加門さんのキャラクターは知らない人は結構面食らうと思います。 あえて残しているというから、江戸っ子的口の悪さとサービス精神なのかもと思いますが、 やはり品格、、というかもう少しだけ落ち着いて話して欲しかったです。 ずっとイケイケで次第に疲れてきます。個人的にはノリの軽さも、キャラクターも、 怪談には馴染まずあまり怖さがありませんでした。 最後の話や工場の話など、話自体は気味の悪いものもあったのでやはり惜しい印象です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「怪のはなし」と一緒に期待して購入しました。 「三角屋敷」の話がなかなか面白かったので、ネットでいろいろ検索してみたら、ずいぶん有名な話だったのですね。その他にも興味深い話がたくさんあるのですが、如何せんこの作家の語り口が不快。いい年をしたおばさんが「ソイツ」だの「テメェら」だの「〜出来ねぇんだよ!」だの…ドン引きしました。ご自分ではカッコいいと思ってるんでしょうか。怪談を語るには、ある程度の品格が必要です。せっかくの怪談がもったいないです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「怪談の神髄は語りにあり」を主題として、徒然なる儘に対談するという企画であるが、何度も録音を妨害され、一夜終える度に何らかの怪異に見舞われ…と相当にハードな内容となっている。その中の幾つかを挙げて書評してみる。 「あの橋を渡って」では旅先での月の夜、著者にしか見えない幻想的な美しい山に死出の誘いをうける体験。幻惑から逃れようとすると、怪しい霧が湧き出て、跡を追ってくるのが恐ろしい…現実にその山は沢山の行方不明者を出していた…。 「震災記念堂」は、著者が忌避するのにも拘わらず、どうしても其処に縁を持たされてしまう場所であり…。執念深く絡み付いて来るものは、果たして個なのか集団なのか。奇縁というには気味の悪い話。 「古墳の霊」は、念に於いて古墳の中に侵入した著者に対して、陵墓を守護する朱面の防人が登場して攻撃を仕掛けて来るが、力が薄れてしまっていて無力になってしまっている事に、「あぁ、私を防ぐ力も無いのか」と慨嘆するのが面白い。古墳時代からの歳月か、徐々に崩壊していく陵墓の結界の効力が薄れたのが理由なのかはわからないが、なかなか霊相手には抱かない感想ではないだろうか。 「絶世の美女の正体」は、女性ですら見惚れる程の美女は、交際相手が全て死亡する因縁を背負っており、祈?師が見るところ、お稲荷さんの嫁になる運命であるという。翌日著者がそのお稲荷さんを訪れ、不思議な猫に導かれて御神体の磐座に行き着くのであるが、著者が何の因果か、夫婦になる両者に旅先で偶然引き合わされるのが不思議である。 とまあ、此処迄は著者の体験したり、見聞きした怪異である。他にも沢山の、充分に特異な経験で埋め尽くされてるが(水脈を変えたが為に3ヶ月で氏子と神主が全滅し、神社が荒廃していく話なども、描写と解説が秀逸)、掉尾を飾る「三角屋敷を巡る話 完全封印版」は、生命に関わる非常に危険な、そして異常な体験である。 都内に確かに存在する、明確な呪術的意志と目的を以て建設された三角形の建物。其処に著者の友人が住んでいた事から因縁をもってしまうのだが、段々と調べるにつれ、其処は邪悪な結界を形成し、何かを実験する施設である事が解って来る。その実験対象はその中に住む住人だった…。余りにも不吉な符号を繋ぎあわせていくと、それは伝説的な道教系の呪詛蠱毒『金蚕蠱』ではないかと著者は推測するが…相手も相当な術者で、此方に執拗な警告を仕掛けて来る。結局は何とか魔手を逃れる事は出来たが、今に到るまで危険な追跡を受けているという。 全編流石、と思わせる優れた文章表現である。各話、各場面に於いて様々に見舞われる怪異や、夢の中の光景、顕在化した霊体や見えざる物の怪の感覚的表現など、圧倒的大多数の、世の中の「見えざる」側にいる読者にさえも十分に怪異のヴィジョンを体感させてくれる。更に圧巻なのは、著者の風水や呪術や上古の神々への造詣の深さである。この知識こそが、著者を怪異に誘い、怪異の深淵に引き摺りこまれない様に身を守ってきた力なのではないだろうか。 昨今、実話怪談ブームと呼ばれている中で圧倒的に多いのは、素人による体験談の体裁を取る物であるが、「語り」の妙味を味わえるものは極く僅かである様に思う。本書の「三角屋敷」の様に、著者が生命の危険ぎりぎりの体験でありながら、我々読者に筋道立って明瞭に経緯を再構築させる辺りは、賞賛すべき筆致(この場合は覚悟や胆力か?)である。それに生な臨場感を添えるのが、いつも相手の言いなりで収まらない、著者の鼻っ柱の強さで、本人はお行儀が悪いと反省している様だが、不条理な霊体には断固とした対決姿勢を毅然としてとる、小気味の良い江戸っ子ぶりには好感を覚える。 著者には気楽に言うんじゃないよ、と嫌がられるだろうが、是非とも生命に関わらない時期に到ったら、三角屋敷について、語られなかった詳細、そしてその結末を上梓して頂きたいと思うものである。 追記:上記の文章は三度編集している。最初は『レビュー内容をプレビューする』をクリックした途端文字化けし、その上、元の決定稿を消去されてしまった。幸い推敲段階のバックアップがあったので大きなダメージには至らなかったが、二度目もやはり文字化けした。そこで三度目はクリックする前に周囲を除霊してから行ったら、どうやらうまくいったようである。長くAmazonに実話怪談の書評を投稿してきたが、こんなことは初めてである…やはり不吉な内容を含んでいるのか…。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作り物じゃないナチュラルな怖い話が好きな人にお勧め。 よくある人を驚かすための派手な描写や演出は無く、ハリウッド映画を見る感覚の怖い話じゃありません。 目に見えて怖いスプラッタ的な派手な絵ではなく、目に見えないものが確実に存在していると言うことを霊感が無い人にもわからせる話が多く、 オカルト(魔術、呪術)の世界に造詣がある人、また霊感がなくとも身近に霊的な体験したことがある人が読むと最凶に恐ろしいと感じるでしょ う。 そういったオカルト世界の法則がこの本のいたるところにナチュラルに出てきていて、霊的体験をした人ほど共感ができるから。 周囲の何人かにこの本を貸して感想を聞いたところ、普段怖い話が嫌いで、そんなの気持ち悪い、知らない!って感覚の人ほど 別に怖くない、そんな世界もあるのねふ〜ん、といった感想が出てきます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
加門先生のエッセイが好きなので、体験談ということで購入しました。 加門先生の体験談メインで進みますが、ひとりでこれだけの霊体験してるのかと思うと、金縛りひとつ遭ったことが無い私には、もうそれだけで驚愕です。 どの話が特に面白かったか……というのはなくて、満遍なく面白かったです。 すぐ隣に加門先生がいて、まるで私に話してくれているような臨場感を感じました。文章なんですけど。 上手いですね。 中でも特にひとつ…というなら、「三角屋敷を巡る話」が興味深かったです。 「小説」なら、上手く出来てるなぁと感心してしまうところです。 「九人の氏子と神主」の話も、「そこはどこ?」とついつい探したくなってしまいます。 加門先生のホラーエッセイ、いつも期待を裏切らず、買って損は無いです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
企画・編集は三津田信三氏 加門氏が自ら体験した怪談を語る 「死者の霊」「生霊」「守護霊」「獣の霊」「死神」「神霊」等等 様々な体験をされています。 「三角屋敷を巡る話」は伝奇小説顔負けの凄さだ!!! 霧島ケイ氏が体験し、加門氏も関わっている話で、「蟲毒」を仕掛けられてしまった様子が語られます。 小野不由美氏の「悪霊」シリーズでも「蟲毒」の話があったが、それに匹敵する。 否、実話だけにそれ以上か! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
オカルトを信じてる人はこの体験談は全肯定(加門先生凄い霊感!!なんて多彩な経験!!なのにユーモアも失わない、素敵!!)、 信じてない人は全否定でしょうね(なんか一冊丸々オレ話。幽霊が見えるなんて言い出すのは必ずクラスでも目立たない女、なんて説思い出した…)。 ただもう一つ、 「作者に嘘を付く気は無くても結果的に嘘になっている」という解釈も出来ます。 (「幻覚?」「見間違い?」「勘違い?」「友達が話を合わせてないか?」) とりあえず三通りの読み方が出来るこの本はお勧め。 面白い事に間違いはありません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
少なくとも現代の作家が語ったり創ったりする「怪談」は、幽霊や妖怪の存在を信じ切っている人にも、頭から信じていない人にも怖く読める工夫がされているものです。 そしてその工夫の一つのパターンとして、「どのようにとらえても腑に落ちることがない」というものがあり、実話系怪談、つまり実話っぽい怪談には、 多く使われているようです。 それはジグソーパズルのピースの数が多過ぎたり少な過ぎたりするようなもので、オカルト的に考えようが合理的科学的に考えようが、 必ず”すわり”が悪くなるようになっています。 しかしこの本に収録されている怪談は全て加門七海さんの「実体験」とされており、霊現象そのものは「当然あるもの」という前提で語られています。 そして聞き手の三津田信三さんもその前提には全く疑問を差し挟むことがありません。 そのためこの本の全体を通して「合理的な解釈をしてみよう」という態度はまったく見られません。 そのため「霊現象を、ひいては加門七海を信じるか、否か?」の答えいかんで、全く評価が違ってきてしまうでしょう。 霊現象あるいは加門七海さんご本人に対して否定的な方がこの本を読んでも、収録された話の内容をとても信じることができないでしょうし、 「インチキ話や与太話を読まされた」と不快になってしまうかも知れません。 逆に言えばオカルト好きにはかなり興味深いと思われる話が語られており、特に最後に収録されている 「人を呪うためにわざと最悪の家相にした挙句、その効果を上げるために儀式をほどこされた家」 というのは、オカルト系の小説を読むような感じで読み進むことができ、非常に楽しめました。 オカルト好きには是非。オカルト嫌いなら絶対にスルーしましょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作者の実体験に基づく、怪談集ということで、リアリティがあり、怖く楽しく読めました。 怪談の種類にもバラエティーがあって、飽きることがありません。 だだ、作者が神道?や宗教?などオカルトに関する造詣が深く、こうした現象に対して確固としたポリシーを持っているため、やや解説的なパートや、自分のポリシーにもとづいて怪異を論ずる所が多くみられます。なので、『新耳袋』のようなシンプルな怪談集をもとめる方、少し読み進めて作者と考えが合わない方は読むのが苦しいかも・・。 かく言う私も、途中で作者の持論についていけず、少し読むのがしんどくなりました(笑) 少し厳しくなってしまいましたが、全体的なクォリティは高く、収録されている話は本当に怖い!ので、読む価値はあるとおもいます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
加門さんの小説は読んだことがありませんが、不思議な経験をされているということは別の本などから知っていました。 私は怪談、オカルトは好きなほうですが、結構怖がりなので、あまり後味の良くない怖い話は嫌いですが、この本の内容は怖いけれど、加門さんの表現と明るい考え方の文章に引き込まれ、どんどん読んでしまいました。 怖いですが面白いです。 数時間で一気に読んでしまいましたが、特に家鳴りなどもなく安心しました。 怪談ではありますが、加門さんはいろいろな勉強をされてる方だなと思いました。 私も古典や民俗学など勉強してみたいと思わせる本でもありました。 お薦めです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
実話怪談系のネタが好きな人には悪くないと思います。よくもまぁ、色々と事件に出くわすもんだと感心させられます。主観としては「コワイ」というより「興味深い」と感じさせる内容でした。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!