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今昔百鬼拾遺 鬼
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今昔百鬼拾遺 鬼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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京極堂シリーズの番外編ということになるのでしょうか。 ストーリ上は独立した作品ですが、登場人物の関係や作中で触れられる話題など、京極夏彦氏の作品を初めて読む人がこの本を手に取ると、いまひとつ分からない点が多くて、楽しめないように思います。少なくとも本家の第1作から「絡新婦の理」までは読んでから、本書を手に取ったほうが良いと思います。 犯人の意外性は、作者も隠す気があまりなかったのか、ミステリを読みなれた方には容易に予想がつくように書かれているようで、読んでいる最中の印象はいまひとつでした。 ただ読み終えて数日たった今から思えば、おそらく本作品の主眼は、犯人当てではなく、過去の因縁から生き残った人たちがいかに解放されるかにあるように思います。京極堂シリーズを読んだのは何年も前になりますが、そういえば本家のほうも、京極堂の謎解きパートがやたらと長かったなと、なつかしく思い出しました。 | ||||
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夏になるとこのシリーズが読みたくなり購入。求めていた雰囲気を感じられてそれは満足であるが、構成がしっかりしている一方で内容が薄く妖怪談議に華を咲かせるいつもの京極節をあまり感じなかった。 | ||||
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面白い☀️ | ||||
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ちょっと物足りなさ感じてしまうかも。京極堂の妹、敦子が活躍するけど理論的というよりも直感的なので鬼に対する蘊蓄や歴史などよ説明は薄いので百鬼夜行シリーズみたいな論理を期待してしまうと肩透かしを喰らう。 ただ、シリーズで登場した脇役達が活躍するのでそこは活きいきしており、新たな一面も見れた。 | ||||
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すこし長いが面白い小説です。 | ||||
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とても京極さんらしい作品だと思いましたが、何となく、物足りないのは私だけでしょうか。 妹が出るならやはり御大を!とついつい思ってしまいます。 | ||||
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まさかのこの二人が、という感じで出会い事件に関わっていくのですがシンプルな事件に解釈の難しい鬼が絡むため、その辺の説明が本筋から脱線している感がありました。これがあっちゃんと京極堂との違いなのかな。作中で他の登場人物の現状が少し伺えたので続刊にも期待です。 | ||||
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あー、敦子ちゃんだと大して面白くならないなあ、というのが感想。 ごちゃごちゃ頭の中で考えるのはいつもの登場人物たちと同じだけど、繰り返される自己分析とフェニミズム的葛藤が鬱陶しい。『ルー・ガルー』じゃないんだから。そういうのは『絡新婦の理』でもう描いたでしょ。 美由紀ちゃんのほうがキャラが立っていて、ずっと感情移入しやすい。ほんとこの子は、京極堂シリーズで一番まともな人物だと思う。 内容は、ひとつ語ればネタバレになる可能性が多いので語らず。ただ、前述通り面白いか面白くないかと言われれば、後者だと思う。 ところで。 『鵺』待ちの方が多いのは、そりゃそうだろうよ京極サン、と言いたくなるが、自分はあまり期待していない。 もう『陰摩羅鬼』と『邪魅』で、薀蓄や懊悩ばかり長くて、凄みはすっかり無くなってしまったんだなあと痛感したので。 これは異論も多いだろうけど……もう本編の続刊は、これや『河童』ぐらいの厚さでいいんじゃないか?と思う。 『陰摩羅鬼』は一人の、『邪魅』は三人のバカな男が話を引き延ばしているだけなので、これらバカのうちの誰かがちょっとまともな人間だったら、五分の一の厚さで落とせると思う。だらだら長いだけ、結局は竜頭蛇尾、大山鳴動して鼠一匹なんてものは読みたくない。悲しくなる。 まあ、みんな待ってるんだから早く書きなさいよ。あんまり期待はしないが。 最後にひとつ。 いま私の手元には『河童』もあるのだが、角川文庫のそれは、電書版の方が100円近く安い。 しかし、講談社より出版の本作は、電書でも1円たりと安くはならない。 これまでのシリーズも、講談社電書は「分冊」という珍策の結果、通常の本より高くつく。 講談社よ。 ファンの足元をみる下衆め。あんたらには「金の亡者」が憑いている。 いつかきっと、報いを受けるからな。 | ||||
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京極堂シリーズの中で敦子ちゃんにあんまり共感が持てないというか、どちらかといえば苦手なキャラだったからでしょうか…。 途中までは内容も何世代にも渡る因縁を解き明かして…といった期待に心躍らせていたのですが、すみません。ちょっとあれ?って感じでした。 半分くらいで犯人がわかってしまった方も多かったのでは? でも、通勤に持ち歩ける貴重な京極本として、三部作全部読ませていただきます!! | ||||
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3連作の1冊だから?京極さんにしちゃ短。物足りなく感じてしまう。 | ||||
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京極先生お得意の、別の作品の登場人物がこちらでは鍵になってる・・・という形式の話です。 正直私は、推理小説であっても読み物として面白ければ、そのトリックが穴だらけでも気にならない方なのですが、うーん、これはどうなのかなあ・・・。 「面白いか、面白くないか」で言えば、「不完全燃焼」という感じですね。スピンオフなので仕様がないとは思いますが、それでも百鬼のように京極節が楽しめる訳ではなく、百器や今昔続百鬼のように痛快な訳でもない。まあ、主人公が真面目な中善寺敦子なので仕方がないのかもしれませんが、京極堂シリーズファンとしては「どうなの、これ・・・?」の読後感が半端ないです。 三京祭りとやらで、別々の出版社から三ヶ月掛けて毎月一冊づつ出るらしいですが、そしてそれを全部予約しましたが、このレベルを量産するならお願いですからお預けになってる「鵺の碑」を完成させて頂きたいです。 | ||||
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