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フクロウの囁き: オスロ警察殺人捜査課特別班
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フクロウの囁き: オスロ警察殺人捜査課特別班の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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面白い | ||||
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大体、アル中で薬漬けで自殺志願の殺人捜査員なんて、いるわけないでしょ~~う!!ムンク班長も他の捜査官も余程アホなのか、ミアが怪しい能力を持っているからと、お願い奉って主役をお願いし、無理やり事件を解決?する話。一作目より質が上がるのかと思いきや、ミアに頼りきりでドドド~~ンと白けてしまいました。スティーグ・ラーソン氏のミレニアムシリーズの小ぶり物まねはいけません!!(何で読むのと言われると・・他にないから・・) | ||||
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少女の全裸死体が発見された。痩せて傷だらけの死体には、奇妙な装飾が成されていた。 また少女殺人か。オッサン殺しよりは読者をひきつけるだろうけど。 ミアとムンクの主役コンビは、自分が素材になれるほど問題を抱え込んでおり、 まともな捜査ができるのかと心配になってくる。キャラを立たせたいのはわかるが、盛り過ぎだろう。 あっという間に読めるが、これは中身が薄いせいだ。犯人は唐突だし、またもや捜査員の身内が直接巻き込まれる。 新しい鬱展開になりそうだ。続刊が出るかどうかわからないが、私はここでギブアップする。 | ||||
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前作同様に、かなり軽い文体。 アーナルデュル・インドリダソンやヘニング・マンケルのような繊細で精密な描写力を求める人には、このシリーズは読み応えが無いかもしれません。 原作がそういう文体なのか、翻訳の時点であえてライトノベル風にしているのか、その辺は分かりませんが。 そもそも、心に傷を負った主人公が薬やアルコールにおぼれながらも捜査を進めるという設定もちょっと度が過ぎていて漫画っぽいし、髄ば抜けた能力を持っているという点も、お酒や薬の影響を差し引いたとしても全く発揮されていなかったように思います。 手っ取り早く、さくさくと短時間で読みたい人や、刑事モノ、ミステリー小説初心者向けという感じの著書だと思います。 シリーズ1作目よりも良くなっていることを期待して読みましたが、がっかりです。もう次は読みません。 | ||||
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ミアのメンタルが全然回復してないから、読んでてしんどくなります。続編ありげな終わり方ですが、。 | ||||
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前作もそうでしたが、この作品も異常者が犯人です。 捜査の過程で影も形も浮上しなかった人物が、ラストになってこの人物が実は犯人でしたというオチは、ミステリといえるのでしょうか? 前作冒頭から、ミアの姉シグリの死が作品の根底にありますが、二冊もかけてシグリの死は殺人でした、ではそのなぞは?で次作に続くというのは気を持たせすぎではないでしょうか。 | ||||
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去年くらいから日本のミステリをかじり始め、周りの評判を聞いて『カササギ殺人事件』を読み、海外ミステリの世界にも突入。 『フクロウの囁き』は最近流行りらしい「北欧ミステリ」に分類される1冊。 第1弾の『アイムトラベリングアローン』の事件内容の陰鬱さとスリリングな展開、登場人物の魅力にはまり、そのまま第2弾のこちらまで一気に読了(とはいえ、ボリュームがあるので数日間楽しめました笑)。 ミアとムンクのバディがまた見られて嬉しい。相変わらず事件内容は重く、社会問題も絡み、怪しい登場人物がどんどん出てきて飽きさせない。 ところどころ突拍子もなさを感じつつ、ラストにかけて一気に全貌が見えてくる楽しさには勝てないと思った。とにかくドキドキしたい、謎に浸りたい、重めのテイストが好きな人にはおすすめ。 | ||||
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複数の場面が切り替わりながら進み、 後半になるにつれ、複数の場面のつながりが見えてくる。 長編だが、場面転換や文章が小気味よく読みやすい じっくり読書を楽しみたいときにおすすめ。 | ||||
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各章ごとに場面が飛びます。 今読んでいる章と前の章が どうつながるのか、わからなくて 挫折しそうになりましたが 段々全貌が見えてきて 切り替えも早くテンポが良いので パズルのピースを集めるように 後半は夢中で読むことができました。 この話とここがつながって この人物が犯人で なぜこの恐ろしい事件が起こってしまったのか。 虐待やドラッグなど社会問題も感じさせつつ もっと大きな社会の闇も。 ミア、ムンク達、捜査チームの魅力的な人物描写も楽しめました。 すべてのパズルがつながり、事件の全容が見えた時、読み終わってしまう寂しさを感じ 次回作を是非!と期待してしまいました。 | ||||
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<少し内容に触れたコメントです。> 色々伏線かと思っていたことが、結局関係なかったり、ちょっと期待はずれでした。例えば、途中ミリアムの相手のジギーが実は億万長者の息子であることをあかすくだりがあり、プロローグに出てくる一族の一員かと思いましたが、年齢が合わず、??と思いながら読みましたが、結局何の関係もありませんでした。あまり出てこない人物が結局実は犯人という設定にも肩透かしのような印象でした。 | ||||
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コミックや劇画ばりの面白さ。でも、あまり面白すぎるストーリーは、かえって逆効果を招くことがある。偶然性に頼り過ぎることで、必然性が薄くなることだってある。面白くしようと工夫を凝らせば凝らすほど、実は物語はあり得ない方向へ向かい、可能性の薄い道筋を辿り始め、やがて真実味や現実性から逃げてゆく。 面白さと、作品の現実的重さとは、互いに牽制し合うものだと思う。そのバランスを危ういところで取りながら、サムエル・ビョルクは、シリーズを進めてゆかねばならない。面白くなくては読まれない。面白過ぎると現実味が薄れるので、これまた与太話扱いされ読まれない。しかし今のところ、本書はオランダの書評サイトで最優秀スリラー賞受賞や自国ノルウェイ国内でも書店対象ノミネートなど、社会的評価を受けている。際どいところで踏みとどまりつつ、なおかつ面白いという分岐点でバランスを取っているのだ。 本書は前作で派手な花火を打ち上げた警察シリーズ第二弾。前作を継承して、奇妙な死体を用意したセンセーショナルな殺人事件。前作よりも数歩踏み込んできた感のある刑事たちそれぞれに課せられた現時点のサブストーリー。新人が入隊し、レギュラーが去ってゆく気配を見せたり、シリーズならではのロングスパンでの物語の方もおそろかにせず、またもや凝りに凝ったプロットと、独特のハイ・テンポ感で、前作を凌ぐタイトさを見せつつ事件は疾走し、個性的なキャラクター群像も見せてくる。 思わせぶりな人物や、奇妙な自白など、ミスリードの仕掛けが多く、生真面目な読者にはこの辺りはまた批判の礫にさらされそうだ。同時に伏線も多く用意され、謎解きの魅力や、自殺願望の癒えないヒロイン、ミアのスリリングな日常生活に変化球が投げられつつあるのを感じる。 そして前作で孫娘が狙われたムンクは、またも家族の一員を試練に巻き込む運命に翻弄されるが、チーム力で救い合うストーリーの流れはいささかも緩まず、誰もが独りで生きているのではない、誰もが誰かに救済され、そして救済し続けている、という社会のポイントを抑えているゆえに、陰惨な事件や病的な憎悪に対比される友情や家族愛もまたフューチャーされるのだ。 本書は、気になるラストシーンで締め括られる。次作への助走路が用意され、シリーズとしての期待感も抱かさせる。意味深なエンディングだ。 | ||||
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