■スポンサードリンク
(短編集)
あなたに似た人
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
あなたに似た人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.34pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全59件 21~40 2/3ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
10代の頃に読んだことごあったので、懐かしさで再読 少年時代とはまた違った印象うけて、楽しめました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作品はもう何十年も前に読んだものです。しかし今に至ってもその新鮮さ斬新さは少しも衰えるものではありません。先ず「味」、「南から来た男」 これを読んでみてください。私は息子たちや多くの友人たちに紹介し未だに酒の肴にもなる作品です。 そしてサキの「開いた窓」、短編の最高傑作だと思います。皆さん騙されたと思ってお読みください。ん~ん・・・と | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
10代のときに読んでいたこの本を再読しました。 皮肉の味がぴりりと効いています。 賭け事をしないわたしはこの本をよんで「よく賭け事しているなー」としみじみ思います。 英国のアッパークラスって、そういう生活をしていたのだな、とわかります。 優雅で危険な世界に興味があったらご一読を。 読むに値します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
代表作は「南からきた男」です。 こちらのジャンルは一味違います。 テーマーは「ギャンブル」なので ギャンブル依存症の人にオススメ します‼ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「南から来た男」に尽きる!この一篇だけのために買っても損なし。最後の一行に戦慄します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この本を手にしたのは、私の大好きな作家、角田光代さんが「あなたに似た人」をお勧めになられてたのを或るグルメ雑誌で見かけたからです。 その月のそのグルメ本の特集はワインでした。「味」は正にワイン通ならぐいぐい入っていけるお話。ワイン通でなくても興味魅かれ、読後ワインショップに行くのが楽しくなるかも。 その他もいい内容でした。お試しあれ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
チョコレート工場の作者、ロアルト・ダールのミステリーです。あとがきにも書かれた作者ダールの波乱万丈な生き方を反映して、男臭いテイストのミステリーです。中短編集です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タランティーノのフォールームズの最終話に出てくるZIPPOの賭けの原作があったり、 ひとつひとつの話にのめり込みます。お薦め!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
[収録作品] 味 おとなしい凶器 南から来た男 兵士 わが愛しき妻、可愛い人よ プールでひと泳ぎ ギャロッピング・フォックスリー 皮膚 毒 願い 首 ロアルド・ダールの第二短編集(1953年刊)にして言わずもがなの歴史的名作を新訳に際して二分冊に新装刊。 結婚を賭けたワイン鑑定の顛末を描いた、底意地の悪い結末の「味」、夫殺しの凶器の処理が黒い笑いをもたらす「おとなしい凶器」そして乱歩が名付けた所謂[奇妙な味]の代表作であり、何度読んでも不気味な結末に慄然とする「南から来た男」といったマスターピースの数々…。 従来の田村隆一による翻訳も名訳だったが、語彙の選択や言い回しが古びてしまう事は否めないゆえ今回の新訳は意義深い。 ただし大した分量でもないものを新たに二短編を追加したとはいえ上下刊に分冊したのは大いに疑問。 (追加収録作は「ああ生命の妙なる神秘よ」と「廃虚にて」。いずれも下巻に収録) 薄くする事で初読者が手に取りやすい効能はあるからもしれないが… | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1篇10~20分で読めるような短編集。 ギャンブルを中心とした話が多く、内容はかなり皮肉的。 登場人物のキャラ付けがとても巧く、心理描写もすばらしく、引き込まれる。 特に、統合失調病の人が見る日常を描いた話(と思われる)が、とても興味深かった。 壮大なストーリー、大きな笑い、といった類のものではないので、 ちょっとひねくれた方にオススメです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「味」「おとなしい凶器」「南から来た男」「兵隊」「わがいとしき妻よ、わが鳩よ」「海の中へ」「韋駄天のフォックスリイ」「皮膚」「毒」「お願い」「首」「音響捕獲機」「告別」「偉大なる自動文章製造機」「クロウドの犬」の15編。わたしが面白いと感じたのは、「味」「南から来た男」「告別」。 本のタイトルの意味は「あとがき」を書いた訳者があとがきの「ぼくの好きなダール」で短編作家、都築道夫の言を引いて紹介している、すなわち「この短編集の題名は、おさめられた作品の中からとったものではなく、集中の作品に登場する人物たちは、きわめて異常のようには見えるけれど、そうではない。あなたがたの中にも、こういったところがあるんじゃありませんか、という皮肉である。つまり、あなたがたに似たひとたちの話をあつめた本、という意味である」(p.496)と。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
不思議な味のする短篇を書かせたら、Roald Dahl の右に出る人はいないでしょう。'Someone Likes You' というと、誰かが君を愛してる。本書は 'Someone Like You'、すなわち各ストーリーに登場する人物たちは、みんな皆さんとソックリではありませんか? という寓意のこもった人間観察の書。タイトルだけで、買いたくなります。 "Dip in the Pool" "Galloping Foxley" "Lamb to the Slaughter" "Man from the South" "Mr. Feasey" "Mr. Hoddy" "My Lady Love, My Dove" "Neck" "Nunc Dimittis" "Poison" "Rummins" "Skin" "Taste" "The Great Automatic Grammatizator" "The Ratcatcher" "The Soldier" "The Sound Machine" "The Wish" 上記の中で、一つあげますと、Man from the South。The South といっても、何となくラテン系らしいということで、ぼかしてあります。南アフリカ共和国ではないでしょう。最後の1センテンスで一挙に怖くなるという名人芸。 ネタをばらしすぎないように、テキトーにぼかして、スジを粗くご紹介しましょう。ホテルのプールに若者がいるところに、何やらラテン系らしき年配の男が出現。若者はスモーカー。男は何でもギャンブルのタネにしたい趣味らしく、言葉巧みに若者を賭に誘惑。それは:若者がxx回連続してライターを点火できたら、車をあげよう。そのかわり、途中で失敗したら、指を一本もらいたい。若者は合意。二人は念のため、近くにいた第三者を証人として伴ってホテルの一室へ。 車のキーをテーブルに置いて、一回目、二回目、...と点火は続く。そのとき、別の婦人が部屋に突入して、賭をやめさせようとする。その婦人がキーをうばおうと手をのばすが.... 他の作品も、また違った味付けで、全部読了するとフルコースを堪能した満足感。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
昨今の日本でロアルド・ダールといえば、ミステリ作家というよりもむしろ、あの「チョコレート工場」の原作者ということのほうが有名であろう。しかし、本来の彼は本書のようなピリッとした辛味のある小品にこそ味わい深いものがある。毒のあるブラック・ヒューモア、ほとんどの作品がテーマとするのが「賭け事」である。その賭け事に現を抜かす輩の悲喜劇がなんとも可笑しい。 当たり外れの少ない傑作の多い本書の中で、とりわけ「味」「南から来た男」「韋駄天のフォクスリィ」が私のお気に入りである。 「あなたに似た人」という日本語タイトルは、英文オリジナルタイトルをそのまま日本語にしたものだが、「あなた」をわれわれ読者と考えれば納得の行く賭け事好きの御仁も多いのではないだろうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
昨今の日本でロアルド・ダールといえば、ミステリ作家というよりもむしろ、あの「チョコレート工場」の原作者ということのほうが有名であろう。しかし、本来の彼は本書のようなピリッとした辛味のある小品にこそ味わい深いものがある。毒のあるブラック・ヒューモア、ほとんどの作品がテーマとするのが「賭け事」である。その賭け事に現を抜かす輩の悲喜劇がなんとも可笑しい。 当たり外れの少ない傑作の多い本書の中で、とりわけ「味」「南から来た男」「韋駄天のフォクスリィ」が私のお気に入りである。 「あなたに似た人」という日本語タイトルは、英文オリジナルタイトルをそのまま日本語にしたものだが、「あなた」をわれわれ読者と考えれば納得の行く賭け事好きの御仁も多いのではないだろうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
◆「おとなしい兇器」 妊娠六ヵ月のメリー・マローニは、刑事である 夫のパトリックから、突然別れ話を切り出される。 あまりのことに動転し、殺意を覚えたメリーは、 硬く凍りついた××を夫の後頭部に振り下ろす……。 倒叙形式で描かれる、偶発的な完全犯罪。 本作は、特殊な兇器が焦点となりますが、隠滅するのに便利 という実際面で優れているだけでなく、一介の主婦が使うもの として必然性がある、というところが素晴らしいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
◆「おとなしい兇器」 妊娠六ヵ月のメリー・マローニは、刑事である 夫のパトリックから、突然別れ話を切り出される。 あまりのことに動転し、殺意を覚えたメリーは、 硬く凍りついた××を夫の後頭部に振り下ろす……。 倒叙形式で描かれる、偶発的な完全犯罪。 本作は、特殊な兇器が焦点となりますが、隠滅するのに便利 という実際面で優れているだけでなく、一介の主婦が使うもの として必然性がある、というところが素晴らしいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ダールの作品で、マチルダを読んで時に、すごく面白いと思った反面、 少し危うさも感じた。この本を子供に読ませてよいのだろうかと。 しかし、ダールの自伝を読んだときに、その心配は消えた。 ダールの自伝を読んだとき、ジブリの紅の豚を思い出した。 ダールの作品は、暗いところや、斜めに構えたところがあるが、 人間の温かさや、奥の深さが共通していることに気がついた。 大人向けの本も出しているというので手に取ったのがこの本である。 ますます、ダールが好きになり、翻訳ものは、ほぼ全部読ませていただいた。 時間があるときに、順に書評を書いていきたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ダールの作品で、マチルダを読んで時に、すごく面白いと思った反面、 少し危うさも感じた。この本を子供に読ませてよいのだろうかと。 しかし、ダールの自伝を読んだときに、その心配は消えた。 ダールの自伝を読んだとき、ジブリの紅の豚を思い出した。 ダールの作品は、暗いところや、斜めに構えたところがあるが、 人間の温かさや、奥の深さが共通していることに気がついた。 大人向けの本も出しているというので手に取ったのがこの本である。 ますます、ダールが好きになり、翻訳ものは、ほぼ全部読ませていただいた。 時間があるときに、順に書評を書いていきたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
スティーブン・キングの”Cat's Eye”というDVDの中に禁煙で指を失う話があり、「あなたに似た人」を思い出して読み直しました。指を賭けの対象にする「南からきた男」は、高校生の頃英語のサイドリーダーで読みました。授業の予習の英訳をサボりたくてハヤカワ・ミステリで訳が出てると気がついて本書を買ったのがダールのファンになったきっかけです。英訳対策そっちのけで一気に読んでしまったものです。 どれも面白いですが、「皮膚」は、こういうことって実はあるかも臓器のブラックマーケットの話だってあるんだから、と今は思います。「音響捕獲機」は、昔は草取りするのもも可哀相になりましたが、今は植物が切られる悲鳴なんて聞こえなくて良かった、食べる時面倒くさい、と思うようになりました。 短い中に人間の本質を切り取ってあって、こういう部分を書いてくれる人って他にあまり知らないです。「チョコレート工場」のような童話を子供は面白がると思いますが、「あなたに似た人」はあまり若年層向きではないです。対象者別に全然違った話を書ける人なんだなぁと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
スティーブン・キングの”Cat's Eye”というDVDの中に禁煙で指を失う話があり、「あなたに似た人」を思い出して読み直しました。指を賭けの対象にする「南からきた男」は、高校生の頃英語のサイドリーダーで読みました。授業の予習の英訳をサボりたくてハヤカワ・ミステリで訳が出てると気がついて本書を買ったのがダールのファンになったきっかけです。英訳対策そっちのけで一気に読んでしまったものです。 どれも面白いですが、「皮膚」は、こういうことって実はあるかも臓器のブラックマーケットの話だってあるんだから、と今は思います。「音響捕獲機」は、昔は草取りするのもも可哀相になりましたが、今は植物が切られる悲鳴なんて聞こえなくて良かった、食べる時面倒くさい、と思うようになりました。 短い中に人間の本質を切り取ってあって、こういう部分を書いてくれる人って他にあまり知らないです。「チョコレート工場」のような童話を子供は面白がると思いますが、「あなたに似た人」はあまり若年層向きではないです。対象者別に全然違った話を書ける人なんだなぁと思います。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!