■スポンサードリンク
(短編集)
犯罪コーポレーションの冒険 聴取者への挑戦III
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
犯罪コーポレーションの冒険 聴取者への挑戦IIIの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.00pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
そう思わせる「新刊」でした。短くても第一級の質の、クイーンらしいのミステリーであり、また、エラリー、ニッキー、警視、ヴェリー部長のチームの魅力は色あせません。この4人を使ってどんどん短編ドラマを作り続ければ今でも十分商品価値があるんじゃないかな(でも、クイーン本人が関わっていない作品ではやはり許せないかもしれません)。まだ翻訳紹介されていない脚本があるそうですから、ぜひ続刊をと期待します。私は必ず読みます。 訳者の解説によると、これらの作品を出題されて、きちんと解答を当てた人たちが日本のファンクラブにはおられたようですが、私は全く歯が立ちませんでした。糸口すらつかめませんでした。そしてどの解決編にもうならされました。ラジオドラマと甘く見ていい作品は一つもなく、どれも粒ぞろいで、当時これをラジオで聴いていたアメリカの聴取者が夢中で聞いていただろうことは想像できます。放送された時代は1939年12月から1945年の12月。ほぼ第二次世界大戦をカバーする期間です。政府から頼まれたプロパガンダもあるそうで、作品中にもそれを背景とする記述はありますが、感嘆するのは、この間もアメリカの市民はこうしたエンターテイメントを楽しんでいたことです。もちろん嫌な時代ではあったのでしょうが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
クイーン自ら脚本を書いたアメリカのラジオ放送の脚本集の第三弾。 11話分が収められた本作も前2作に劣らぬ傑作ぞろい。全編小気味よいひねりとネタで楽しめます。 巻末の編訳者によるエピソード・ガイドもとても充実しています。 本作を含め既刊3冊、ハヤカワか東京創元で文庫化してほしいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これでEQのラジオドラマシナリオ集も第三弾になる。 大昔にミステリ小説誌EQで読んだことのある作品もあったが、内容は忘れていた。 探偵クイーンが快刀乱麻の如き推理で謎を解いてゆく様はアシモフの「黒後家蜘蛛の会」の給仕ヘンリーのようだ。 ただ表題にもなっている「犯罪コーポレーションの冒険」はどうかと思った。 銃殺されたはずの人間が起き上がって別の人間を殺してから息絶えたのだとしたら、死体の位置が移動しているだろう。後から死体を埋めようとしたときに気が付かれないのはおかしい。解説でこの点に触れて欲しかった。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!