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ヤマノケハイ: 裏世界ピクニック3
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ヤマノケハイ: 裏世界ピクニック3の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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先日スカパーでアニメを見て読みたくなったので購入しました。やはり面白かったです。 | ||||
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このシリーズを読み始める前までは、百合系の作品にあまり良いイメージを持っていなかったのですが、本シリーズの百合の二人、紙越空魚(かみこし そらを)と仁科鳥子(にしな とりこ)の絆が深まっていく姿を見ているうちに、「百合もなかなか良いじゃないか」と、苦手意識がかなり取り払われました。 本巻には、「ヤマノケハイ」「サンヌキさんとカラテカさん」の二つの短篇と、やや長めの分量の中篇「ささやきボイスは自己責任」が収められています。 読みごたえあったのは、本の後半に置かれた「ささやきボイスは自己責任」。裏世界の黒幕的人物・閏間冴月(うるま さつき)を崇める少女〈ウルミルナ〉。その魅惑的な声の魔力と対決する空魚&鳥子のコンビ。 本編のラスト、《「ありがと、空魚──大好きだよ」》の台詞に、ぐっときました。 表紙カバーと、それぞれの話に一つ入っているイラスト担当の shirakaba さん、ナイス・ジョブっす! 魅力的なイラストに、思わず見とれてしまいますよ。 | ||||
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最近公開さへているアニメをみて興味を持ち、小説を購入しました。 アニメとの大きな内容差もなく楽しめました。 ラノベ全品に言えることですが、アニメでは見逃している心理描写が分かりやすく表されており、アニメと合わせて見るのが、個人的にはたのしいです。 | ||||
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主人公が南与野で、相方が日暮里で、池袋で飲んでてと、なんだか自分のテリトリーと近い。石神井公園も最近よく行くし、飯能も知らない町でもない。作者が土地勘のあるところを描いているとすると、近くにいるような気がして少し怖い。 | ||||
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4巻が出たことを受け、1巻から再読。改めてレビュー。 2巻レビューで、裏世界ピクニックはウルマサツキを核とする物語と書いた。 そして、この巻でとうとうウルマサツキと裏世界において鳥子と空魚は接触する。 鳥子、空魚だけでなく、小桜、その他も含めて。 3巻は一つの山場であり、決着でもある。 さて裏世界ピクニックはそのタイトルに反して、巻を追うごとに“現実舞台”の話の率が高くなる。 1巻:裏世界度:95%(小桜の家への裏世界からの干渉などがあるので100%ではない) 2巻:裏世界度:50% 3巻:裏世界度:30% という感じか。 ウルマサツキという謎に迫るには、かって現実世界にいたウルマサツキについての描写が必要なわけで、それは話者でもある空魚に語らせることはできない。 ウルマサツキに迫る=現実世界の物語が濃くなるということだ。 裏世界では異世界の探索が目的であるので冒険ファンタジーといえるが、現実世界では怪異の撃退とウルマサツキに関する謎ときがメインのミステリー・アクションとなる。 この物語は、そういう二面性があり、どちらも非常に楽しい。 タイトルでもある裏世界ピクニック寄りの話にこだわる人もいるようだが、どちらも読みごたえがあると断言できる。 空魚も鳥子も、現実世界での立ち振る舞いを苦手とする少女たちなので、現実世界の話ではどこかさえない。 この3巻は現実世界=人間の脅威にさらされる物語であり、裏世界よりもある意味、たちが悪い恐怖にさらされる。 恐怖と暴力は決してイコールではないはずだが、人間=暴力=恐怖は本当におぞましく恐ろしい。 現実世界の少女たちは非力で、受け身で、弱弱しい。 裏世界ピクニックは恐怖小説で、ひたひたと忍び寄る恐怖を楽しむという点ではゴシックホラー小説系と思うけど、今作では、少女たちは人間の暴力によるおぞましい恐怖と立ち向かう。 そしてウルマサツキだ。空魚たちが人間の暴力にさらされる羽目になるのもウルマサツキが関係する。 裏世界で失踪してもなお、現実世界にウルマサツキの影は色濃く残っていて、空魚も鳥子もそうしたウルマサツキの影に苦しむことになる。 そして、クライマックスを経て、空魚と鳥子の関係性は変わる。 1巻冒頭で白馬の王子様のごとく現れ、空魚を救った鳥子は、今作でも空魚を救う。 空魚でなくても、惚れてしまってもやむなしだ。それがたとえ同性の女性同士であっても。 そう。この小説は百合がテーマでもあるのだから。 空魚はウルマサツキに関して隠し事をしていたことを鳥子に気づかれ、激しく動揺する。 空魚にしてみれば、それも鳥子のことを思ってのことだったが、空魚は絶望する。 「鳥子がずっと逢いたかった人に逢えて、私が嘘をついてたのもばれて、もう終わりだ。私は愛想をつかされるんだって……」 「そんなことないよ、空魚。そんなことない」 ……泣けるよ!おっちゃんは! | ||||
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シリーズ第3作。空魚の後輩の茜理(あかり)が絡む「サンヌキサン」の話は怖い。最後のエピソードでは、ついに鳥子や小桜が探している閏間冴月が登場する。冴月を崇拝する潤巳るな(うるみるな)との攻防は、一気にアクション作品かと思わせるくらいの手に汗握る展開となる。ラスボスとの決戦のようだった。 本シリーズは一応区切りが着いたようだ。続篇が出るかどうかは不明だが、まだ裏世界でやり残したこともあるだろうし、ネットロアはたくさんあるだろうから、期待はしてしまう。空魚だけでなく小桜や鳥子の生い立ちも気になる。ぜひ続篇で明らかにして欲しい。 | ||||
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待ちに待った3巻が出ていたことを近所の書店がなくなってしまったため知らずにいて、ようやく購入できました。嬉しいです。ありがとうございました! | ||||
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毎回表紙の絵が楽しみです。 この本を手に取ったきっかけでもあります。 裏世界の二人そのままで、キャラも風景も内容にピッタリ。 3巻目はなにやら異能バトルになってきましたが 閏間冴月を探すのが元々の目的なので 避けて通れない壁でしょうか。 百合的にはもどかしい展開が多くて良いです。 次巻はまた裏世界を堪能できることを期待しています。 | ||||
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キャラが少なく行動範囲も狭い割に内容が濃い。早く続きが読みたい。 | ||||
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2よりはこちらがいい。百合濃度がさらに上がり、女同士の嫉妬や三角関係に発展する。 「あんたはXXさんの特別な人なんかじゃない、その他おおぜいだからねっ」 君たち、普通に彼氏を見つけてデートしたらどうなんだ。などと言ってはいかんのだろうな、この世界では。 乙女が何人集まっても、男の話題は出ないのが百合の掟だ。 ファイル10はアクションたっぷりの活劇篇だ。ファイル11は物語の根幹にかかわる総力戦が展開する。 とくに11の緊迫感はかなりのものだった。 個々のエピソードは面白かったが三冊めともなると、つのだじろうの霊界漫画に通じる嫌味が漂ってきた。 作者は「やい、信じろ」と言ってるわけではないが、『実話怪談』という表現が気になる。 そんなもん実話なわけがないだろ。 オチも論理もない怪異譚が流布するのは、背後に希望の見えない未来と漠然とした不安があるのだろう。 社会現象としては面白いが、とてもそんなものに興味は持てない。 主人公のいう「理屈をつけてはいけない、見たまま怖がればいい」という発言は、問題外だ。 迷信を信奉してアワアワ言ってた原始人と同じではないか。 四巻が出たらどうするかなあ。たぶん読むとは思うけど。 | ||||
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主人公の女子大生2人、先輩・後輩・取り巻く人々。襲い来る怪異。どれもが魅力的なキャラクターとして造形されている。特に、主人公2人が練りこまれていて、お互いを親友と認め合いながらも、お互いに相手のテリトリーに踏み込むことをついつい遠慮してしまう。でも、自分の遠慮は相手への尊重の顕れなのだが、相手の遠慮はもしかして自分への隔意では無いかとちょっとびくびくと怯えている。この関係性が、スーパーヒーローではない今どきの女子大生であり、それにもかかわらず裏世界へ出かけるという、趣味とも業ともつかぬ冒険を死と隣り合わせで続けているところに、強く惹かれる。どんどん次が読みたくて、あっという間に本の最後が来てしまうことが悲しい。 | ||||
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今回も面白かったです。個人的に全ての展開が楽しめました。 キャラの心情描写も繊細です。 特に好きなキャラは、 小桜ですね。新たな一面が見れてとても良かったです。 そして最後の方の空魚のセリフにぐっときました。 続きが早く読みたいです。 | ||||
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他のレビュアーさん達が既に書いておられるとおり、この巻では裏世界よりこちらの世界でのやりとりがメインでした。自分は「裏」の異様な美しさの描写とそこでの探索のあやうさにすごくひかれていたので、今巻はそこが物足りないかなあと。ほんとに向こうでピクニックするところは嬉しかったですが(笑) しかし今まで空魚ちゃんが鳥子ちゃんへの思い入れをどんどんこじらせていくようで自分には読んでいて少々辛かった部分があったのが、今巻の空魚ちゃんはとてもいいです。過去含めてそりゃ重くもなるよねというか裏世界の描写が一段落して、今巻はキャラ掘り下げ+関係進展の回なんですね。現代日本の「表」で学生がドンパチするのはさすがに引くので次はぜひ「裏」で思う存分ピクニックしてほしいです。 | ||||
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正直、1巻2巻が面白すぎた・・・・・・ 今回は空魚と鳥子の関係が一気に進む。いままでの鳥子の冴月に対する気持ちに対して空魚が決着をつけ、物語の折返し地点といったところ。 その他にも各登場人物に対する掘り下げが多く前半は日常回といったところか。そして問題の後半、能力バトルになっていた。少なくともホラーではなかった。ある意味ユリ特有の心理描写がホラーと捉えられなくもない。本当に怖いのは人間の内側といったところだろうか。 総評としては今回は空魚さんが滅茶苦茶かわいいです。調子に乗ったり、雑な性格、頭のおかしな部分が露見して非常に良かった。しっかり掘り下げもしたところでターニングポイントになっている為、次巻以降どのように物語を展開していくのか見ものである。 | ||||
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個人的に3巻が一番好き 裏世界はもちろん、現実でのDS研絡みの裏活動?が色々絡んでいて、面白くなってきた るなのオチはあれはレギュラーになるフラグですかねぇ 「目」の空魚 「手」の鳥子 「声」のるな ネットロア題材と作品の設定がいい感じに絡んできて面白かった 4巻はよ! | ||||
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先行で販売されている分冊版で「サンヌキさん~」まで読んで、そこで存在をほのめかされた「ウルミルナ」の伏線や如何に、を期待して読んで、斜め下の展開に「ええ……?」となった巻でした。 展開的には、シリーズとして必要なエピソードだったのは分かるのですが、その演出の仕方、新キャラが別作品かと思うほど違和感のある話です。 しかも今巻で片付いていればまだしも、今後も出てきそうとなると……。 ウルミルナの話単体なら★2、ウルミルナの話がなかったら★5、というのが正直な感想です。 次巻以降が不安ですが、どうなるのか……。 | ||||
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