Tは寺生まれのT: 裏世界ピクニック6
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このシリーズも6冊目。 人気なんだろうな。 漫画にもなったし、アニメにもなったし。 自分も読みやすくて良いな、と思うのだけど、自分の感じる読みやすさはシリーズを読んでいるから。 いきなりこの長編読んでも人間関係わからないし、誰がどうしてそういう行動したり発言したりするのか、まったくもって不明だと思う。 シリーズ読み続けている人以外は読者じゃない感が溢れている。 漫画見てたり、アニメ見てる人はいいのかもしれんが。 これまでも2ちゃんねるなどに書かれた怪談を題材にしていたけど、これはホラーというより漫才のような話をネタにしているよう。 こんな話あったかな、と自分自身はあまり記憶にない。 吉本芸人のネタのようなサブタイトルもそんな雰囲気を助長してる。 TT兄弟がすぐに思い浮かんだ(笑。 今回の話で、主人公たちへ裏世界から明確な干渉の意志があることが確認されたし、今後の話も転換していくのかな、と思う。 怪談の数だけ、話のネタは無限に増やせるのかもしれないけど、個人的には作者さんに対して、結末を見せるという義務を果たしてほしいと願う。 そういえば、このシリーズもSFマガジンなんかでは百合SFと持ち上げられていたけど、今回の帯にはそんな記載はなかった。 ブーム終わったのか? というか、無理やり作り上げたようなブームもどきなんて浸透しない、と自分的には感じてる。 女性同士が主人公、恋愛関係で単純に百合なんて構図描く思考が変な気がしてたから、シリーズ本来の魅力で話を続けていってほしい。 | ||||
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「裏世界ピクニック」初の長編小説、と銘打っていますが、長編とはちょっと違うような… タイトルにも在る『Tは寺生まれのT』の部分は正味半分くらい。 裏世界のゲートである廃ビルでの活動や前巻で保護した女の子の話等、『Tさん』との関わり合いが微妙な件も多い。 短篇で書こうと思っていたネタの幾つかを『Tさん』を核として長編に再構築した感じかな。 一応の決着を付け、次巻への引きを見せたところで終わり。 次巻への期待を持たせる意味で商売としては正しいのだが、廃ビルの作業の事、空魚のゼミの発表の事やゼミの仲間の『紅森さん』の扱い等、置いてけぼりを食った感じで少々モヤッとするかな。 最後に女の子が言ったセリフ。これって『閏間冴月』が初めて小桜の家に行った時の言葉だよね、多分。 | ||||
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「次巻もまた買って読むぞお!」と、読み終えて、自然とそういう気持ちになりました。 面白かったです。 出てくる仕掛けっつうか、絵的なビジョンに魅力を感じました。とりわけ、次に挙げる四つのシーン(場面)、そのビジョン(映像)が心に残ります。 まず、記憶を喪失した空魚(そらを)の眼球の中に、鳥子(とりこ)の指が入ってくるシーン。次は、潤巳(うるみ)るなが子守歌を歌うシーン。それから、現れては消える謎の少女は一体何者?というビジョン。そして、小桜(こざくら)の運転する車が、青いレールの上を進んでいくビジョン。 この四つの印象的なシーンやらビジョンやらをはじめ、あちこちで惜しげもなく繰り出されるインパクトのある光景、〈裏世界〉が関わる不可思議な情景に翻弄され、魅惑されました。 おしまいに。 空魚が命名した〈謎の女の子〉の名前。◆ってのは、なかなか良いネーミングだと思います。ちょいと、山田風太郎の忍法帖に出てくる女忍者の名前みたい。いかしてます。 | ||||
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長編なのに、いつもの連作と何も変わらない。「インターフェース」としてのTなのか、それとも謎の少女なのか、裏世界から主人公たちへの働きかけが描かれるので大事な話だと思うのに、何か残念。 | ||||
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今までの敵とは違い、寺生まれのTさんを持ってきてしまったのには多少の違和感。ネタキャラ的な側面があるとはいえ、一応ヒーローではあるのにこの扱いはどうなのか。ヒロインたちにメアリー・スー的な物を感じてしまった。 | ||||
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