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国宝
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国宝の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全352件 101~120 6/18ページ
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吉田修一の作品を読んでいたのは随分昔だけど、スタイリッシュで都会的な作品を書く作家という印象を持っていた。だから話題になっていたこの作品が、この作者のものとは思わなかった。 語り手の丁寧な「ですます、ございます」口調。普通ならうざったく、読むのメンドクセ、と感じてもおかしくない。ところが不思議と嫌味がない。歌舞伎という題材だから、口調が効果的に働いたのかもしれないし、語り口調で客観的な視点で物語が進むため、ドロドロとした人間関係や確執が描かれても、べたつくことなく品よく仕上がっている。 読み終わってみれば、これもまたスタイリッシュ、成熟した大人の作家の洗練されたカッコよさを見せてくれたのだな、と思った。 | ||||
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映画では描けなかった登場人物、深掘り出来なかった脇役たちが、原作では生き生きと魅力的に息吹を与えられており、物語に深みと奥行きを与えていた。語り口調も楽しく、お芝居を観ているかのよう。ラストシーンは涙が出るほど衝撃的で美しい。 | ||||
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読み応えのある小説でした。お薦めです。 | ||||
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映画で感動して本も読みたくなりました。 吉田修一さんの本はわりと好きでよく読みます。 まだ途中ですが☆5 | ||||
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その情景は、この小説のプロットそのものが、歌舞伎の圧倒的な美の世界を歩いている。 ”必死で歩いてきた道が、これから歩いていくべき道と、ちゃんと繋がっている”と。 華やかに咲いた花。 舞台の豊穣。 そして域に達した圧倒的な世界観は、その虚と実の結界を破るまでに。 | ||||
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カバーが二重構成で良かったです。 | ||||
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映画を見てから本を読み始めましたので、活字が映像に変わるようで、スッと頭に入ってきました。 | ||||
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映画を最初に見ましたが、小説を読めば背景がよくわかり、もう一度映画を見たくなりました。 | ||||
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下巻は少し掘り下げが足りない要素がありました。 いっそ書かないほうが良かった部分もあったような気もしましたが、面白いことに変わりはないので☆5です。 小説の良いところは、書けばそれで済むことです。 この本は小説にしかできないことをしっかりやったと思います。 舞が圧倒的であるとか、舞が魔力さえ秘めているくらいの完成度であることは、そのように書いてしまえばそれで済みます。映画はそうは行かず、映像や音楽でそれを具体的に感じさせなければなりません。その点映画は正直微妙な仕上がりでした。この題材とストーリーは小説であってこそだと思います。 例えばミミズクの入れ墨も、小説であれば象徴的な意味合いが強く、実際に入れ墨が入っていることを映画ほど年がら年中意識しなくて済みますが、映画の場合は常に見えているので、逆に象徴性が説明的になり、且つこんな入れ墨入ってるやついないだろう〜と現実的な評価軸が出てきてしまいます。 映画は小説をうまくまとめ、商業的なヒット作となったのでもちろん大成功ですが、芸術的な価値は原作にしかないと思います。 ストーリーだけを追うような読み方をしない人には断然原作がとってもオススメです。 | ||||
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映画を観てから原作が読みたいと思い購入しました。 映画よりそれぞれの人生が詳しくわかり読んで良かったと思いますが歌舞伎の演目は中々難しく 理解できずもう一度読みたいと思います。 原作を3時間で作られた映画も凄いと思った。 | ||||
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映画を観る前にまずは原作を手に取って。 冒頭から一気にのめり込んでいく407P。 歌舞伎の世界へ。 道を究め、夢を追いかけていく。 壮絶極まるその練習は”踊りを骨で覚える”と言われて。 青春期は山あり谷あり波瀾万丈、怒涛の日々だった。 下巻に続く。 | ||||
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面白かったです。大抵は原作を読んだら映画は見たくなくなるので映画→原作の順ですが今回は初めて原作→映画です…歌舞伎の演目の内容の解説がわかりやすく歌舞伎そのものの面白さも引き起こしてもらえました | ||||
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映画より小説のほうが芸術性が高いです。 文学としてしっかり価値があります。 映画は単にこの小説の話の筋が面白いから面白いだけかなと思いました(正直なぜあんなに評価が高いのか本当に分かりませんでした。。小説のダイジェストのようでした。) この本の価値はストーリーの面白さにはありません。 プロット、登場人物、文学上のお決まりの表現、象徴性、引用など、あらゆる技術を効果的に組み合わせた全体の構造にあります。 半端な技術で書いた本は素人にも理屈で書いてるな〜というのがわかります。この本は何もかも自然で、なぜ面白いかどうして素晴らしいか、後から理屈を解釈することはできても、とても書けたもんじゃありません。良い本を読めて嬉しいです。 この本をお手本に、本の読み方をどんどんレベルアップさせていきたいと思いました。小説の技術がたっぷり詰まっています。 | ||||
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映画を観てから買いました。本屋で買うよりもお得でした。 | ||||
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映画先行派です。 書籍と映画とは結構異なる内容でしたが、読み進めていくうちに素晴らしさを再確認できました。 | ||||
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面白かった | ||||
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巻末の解説が歌舞伎初心者にはとても参考になりわかりやすい。 | ||||
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映画だと人間関係など分かりづらかったので小説を読むことに。 小説を読まないと分からない小説にしかない話、逆に映画にしかないシーンがありどちらもとても面白いです。 小説読んでから映画見に行けばよかったと後悔してます。 喜久雄の一生、周りの人の一生を近くで見てるような感じでどの人物も長く一緒にいるような感じです。 映画では万菊さんが好きだったですけど小説でもやっぱり万菊さんが好きです。 ただ女性関係が綺麗にいきすぎてるような感じもします。 普通こうならないよなあって… 作者さんは本当に歌舞伎を勉強してここまで書き上げるの大変だったんじゃないでしょうか。 歌舞伎を知らない人もちゃんと楽しめる小説だと思います。 | ||||
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映画を観たのですが、表現出来なかったところが小説で納得が、いにました。映画も良かったですが、小説もとても良く長編ですが、一気に読みました。 | ||||
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上下巻、読み出したら一気に読んでいました 映画ともまた違う展開が、描かれていて、とても面白かった | ||||
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